1ヶ月ぶりに地元河川に土曜の午後から入りました.時期的に10月の下旬というこの時期は亀の動きも活発なポイントでもあるので、前回の対策から更に結果を出せるか楽しみでもあります。天気は曇りで河川の改修工事の騒音がうるさく感じる状況にどうなるか一抹の不安もあります.
釣り場に着くと工事関係者の人が一人通りがかって、挨拶しながら話しをする中で,最近よくこのポイントに釣り人が入ってるという.昨日も二人入っていたとか。確かに足場も良いし入りやすいポイントではあるが,魚の警戒心がどうなっているか少し心配でもある.
そこで、前日等の釣り人の撒いた餌の影響もあるので,あまり最初にフィーディングせずに2カ所に竿を出すことにする。それぞれ2本と1本出すことにしました。
今回のタックルは、
竿:Century C2 13ft 3.5lb
リール: shikmano Medium Baitrunner XT-A LongCast
ロッドポッド:UkDaiwa ランチャー
バンクスティック:Gardner twistic bankstik
Main line:よつあみFcDisk300 フロロカーボン 4号16lb 300m
Leadcoreline:45lb
オモリ:30号
ハリス:Gardner Trickster CamoBrown 20lb
ハリ:EuroCarp widegape no6
15mmのSource(DYNAMAITBAIT)を3粒PVAに入れて、20mmのROBINRED(DYNAMAITBAIT)のシングル
です。前回より仕掛けを繊細にして、警戒心のある鯉に対応したものです。ハリスのしなやかさとハリの大きさを小さくして違和感なく餌を吸込めるように意識しました.
前回とリールも違いますが,Centuryの竿のリールシートが特殊な形状をしていて、このshikmano Medium Baitrunner XT-A LongCastのリールフットがDaiwaのリールのリールフットより厚みがあり、リールシートにマッチして緩むことがないことが最近解りました。そもそもは、各社のリールのリールフットの形状が均一でないためにリールシートとのアンバランスが生じているようですね。これまで、このCenturyのC2の竿のリールシートとDaiwaのリールのリールフットの相性が悪く、リールフットにゴムの調整をかまして、さらにリールシートの締め上げ式のネジ部にシリコンのゴム管をカバーしたりしていましたが,今回のリールがうまくマッチしているのでこれからは楽になりそうです。
さて、14時過ぎに第1投を終えて、ネットを広げイスで一息つこうとした14時30分に当たりを知らせるバイトアラームの音!。1本出してある竿です。たぶん前日に入っていた釣り人の餌で鯉が寄っていたのでしょう。83cmです。
打ち返して、コーヒーを入れて一口飲んだところ、15時30分にまた同じ1本の竿に当たりがあり、86cmです。
さらに、コーヒーを飲み終えた16時にまた同じ竿に当たりがあり87cmです。
更に打ち返して10分後にまた当たりがあり、この鯉は掛かりに入られどうしようもなくラインブレイクです。このポイントは釣り座の下流が竹が覆いかぶさっていてここに入られると、まず取り込みは無理。しかし大抵の鯉はこの掛かりに入ろうとしますので、どう対処するか竿さばきと取り込みの工夫が求められます。そういう意味では面白いポイントでもあります。今回は続いて書いていきますように、9本の当たりがありましたが、掛かりには入られたラインブレイクが2本、すっぽ抜けが1本でしたが、すっぽ抜けの1本は大型でしたが、このハリの大きさを考えるとすっぽ抜けはこれ迄もあることなので仕方ないのですが残念です。
陽が傾き、食事の準備をしている17時30分にまた1本の竿に当たりがあり、暗くなって来ていたので、慎重にやり取りしながらの取り込みです。検寸は明朝の明るい時にと考え、最近使っているTRAKKERのSANCTUARY RETENTION SLINGSを使って鯉をキープしておきます。
翌朝に検寸すると88cmです。
夕食を済ませ,夜は、地元で竿を出す時は竿を休めることが多く、今回も仕掛けを上げて、翌朝迄釣り場を静めます。遠征した時は夜中も竿を出しっぱなしですが,今回のような地元での釣行では明日のためにも魚の警戒心を解くために竿を休めることをします。
さて、日が明けて日曜の早朝に仕掛けを出そうとすると、近くに釣り人の車が止まっています。このポイントに入ろうと来られたらしいので,2本出している竿を上げますので,お入り下さいと言うと、違うポイントで出しますのでと移動されていかれました.実は前日の夜にも同じように来られた釣り人にも同じように言いましたが、違うポイントへ入られたようです。このことからもこのポイントはけっこう人が来るのが実感できます。地元の三重県では他の地方と違って鯉釣りの人口も少なく、釣り場で鉢合わせするようなことは珍しいのですが,最近はネット等で情報も早く伝わるのでこういうことも起こりますね.
6時に一投して、コーヒーを入れて一息ついた7時に当たり。掛かりに入られながらも何とか出して手元まで寄せて来て、少し油断したのでしょう、足下にある沈んでいる竹の切り株にレッドコアラインが絡んで、鯉が見えているのになかなか外せない。そうこうしているうちに、ハリスが切れてバラシしてしまいました.鯉も身動きが取れない様子が見えていただけに残念。
ささくれ立った道糸を切り捨て、仕掛けを新調して再チャレンジです。これ迄の当たりは,全て1本の同じ竿で上流に投げてある2本の竿には鯉の当たりはなく、ほぼ30分で亀にボイリーを喰われてしまう有様です。日曜の昼を境に、この2本の竿に仕掛けをイミテーションコーン(ポップアップ)に変更します。
暫くして、9時30分にまた1本の竿に当たりがあり,今回はずしりとする手応えを感じさせる大型です。底を這うような動きが竿を伝って感じられます。やっと大型かと思った瞬間、すっと軽くなる。すっぽ抜けです。このハリの大きさからしてすっぽ抜けは予想されることですが、残念です。
昨日と違って陽射しのある日曜で少し当たりが遠のいた感じがしていた11時15分にまた同じ竿にあたりです。すっぽ抜けした鯉に比べれば軽く感じられた78cmです。
昼食を終えて、上流の2本の竿をイミテーションコーンに餌を替えて投入する。15分後にその一番上の竿に当たり。これだけが今迄と違う竿で、新鮮な気持ちです。重さは感じないものの引きの強さは一番感じられた鯉で85cmです。
午後からは当たりが遠のく感じがして、少し早めに切り上げての今回の釣行でしたが、掛かりに入られたのやらうまく出せなかったのやら、すっぽ抜け等仕方のないこともありましたが、対応次第では取り込めたのでは思われるのが今回の課題でした。ハリスを柔らかくハリを小さくして鯉が吸込みやすくした仕掛けでシンブルにシングルボイリーで狙えることがわかったのは今回の成果です。