リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

年末寒鯉1

2016年12月27日 | 雲出川
気がつけば、今年の残すところ後わずかになりましたが,この時期は地元の河川で寒鯉を狙うのが例年です。
鯉の動きは少ないもの、着き場を把握すれば、確実に喰わせられるのもこの時期かも知れません。
このブログを始めたときもこの時期の地元の河川からの日記でした。毎年変わる鯉の動向や変わらないものを見極めながらの釣りになりますが,
私自身の本格的な鯉釣りの原点は、この寒鯉釣りから始まってるかもしれません。

寒いから釣れないだろうという先入観から、昔は殆どこの時期に竿を出す鯉釣り師はいませんでしたが,三重の温暖な河川では鯉が動いて喰って来るので、
本格的に狙い始めてもう30年くらいになります。情報がない時代には、自分で足を運んで竿を出すしか有りません。水温系を携え、水温を記録しながら,
水深や鯉の動きを眼で確かめながら、それ迄言われていた水温でも喰ってくることや,新しい発見も沢山足を運べば得られることがわかって来ました。

更に,この時期だからこそ大型も喰ってくること等、新しい発見に胸驚かして、のめり込んで行った自分が有ります。寒さも車で待機しておれば感じられないし,夏と違って
氷もいらないし食事や飲み物は温かくすれば何でも美味しい、この季節は荷物も少なく、ある意味快適なシーズンと考えています。

今年は風邪を引いて、これが今年最後の釣行になるかもしれませんが、久しぶりに地元の河川に様子を見に行きました。一応、竿は持参したものの,川の様子を見て竿を出すか決めようという
消極的な姿勢で何年ぶりかのポイントに入りました。朝から雨が降ったり風が強かったりの大荒れの天気でしたが,気温は寒くなく,暖かい風を感じましたので,少し期待を持っていました。
ポイントについたのが昼前で,フィーディングを200gほどして、昼食をとりながら、ゆっくり準備をし始め、フィーディングから1時間余り経った時点で,竿を入れます。


これ迄の経験から,ある程度鯉の着き場も特定できていたので,竿は一本です。

風が強いので,車の中で,読みかけの本をゆっくり読み始めます。先週から風をこじらせているので,無理をしないで、日中の数時間だけの釣りなので,車の中も,荷物は殆ど降ろして、最低限のタックルだけで,車中泊の装備や食器や調理器具も積まずにコンパクトな装備になりました。今年は遠征が中心だったので,ついつい車中泊やキャンプのために装備で,釣りのタックルよりそちらの装備の方が多くなったりで,こうして、荷物をコンパクトにしてみると、使わないものも何と多いことかと改めて再認識させられます。

午後の4時くらいが一つの時合かなと予想して、のんびり本を読んでいたちょうど午後の3時くらいでしょうか,目の前のデルキムのバイトアラームの受信機が久しぶりに当たりを知らせてくれました。ビデオカメラを持参して来ていたのに、セットしてなくて、仕方なく、動画なしの取り込みになります。せっかくの昼間の当たりなのですが,準備不足を露呈してしまいました。

少し流れに乗ったので,重さは感じられないものの,引きの強さはさすがに川の鯉らしく、楽しませてくれます。竿の弾力に任せながらの取り込みで,使いなれたロッドのマッドドラゴンの柔らかさを感じながら、ゆっくり寄せに入ります。上がって来た鯉は尾びれの大きな、いかにも川の鯉です
またこの時期の鯉の黄金色の鱗が寒鯉らしさを引き立ててくれます。大きさは81.5cmでこのポインントの平均サイズでしょうか。

大型は望めないですが、たまには90cm以上の鯉も釣れますので,この時期としては十分納得できる鯉でした。


今回のタックル:
竿:Daiwa マッドドラゴン 12ft 3.0lb
リール:UkDaiwa トーナメントiso 遠投 5000QD
道糸:フロロカーボン 4号
オモリ:インライン 2.0オンス
レッドコアラライン:45lb
ハリ:ユーロカープ ダウンアイ4号
フィーディング:ユーロカープ ツナモルツ15mm 200g
喰わせ:ユーロカープ クリル20mm+クリル12mmポップアップ リキッド浸け

もう1回,年内に竿を出して、きちっと締めくくりたいものです。




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