ギター弾きのひとり言

ギターと音楽が趣味の私のひとり言を気が向くままに書いています。

自作リードワイヤー

2008-01-09 | オーディオルーム
今年最初の工作をしました。

これは、シェルリードワイヤーです。
上は通常のステレオカートリッジ用
真ん中は、DL-102モノラルカートリッジ用
下は、フジクラ MC-QEF6。この中のケーブルを使用しました。
何故リードワイヤーを製作したかと言いますと、友人がオークション
で、個人の製作したリードワイヤーを購入したのがきっかけです。
私はリードワイヤーは今まで、オーディオテクニカのAT-6101(PC-OCC)を
使用しておりました。(オーディオショップにこれしか置いてない為)
友人はリードワイヤーを替えた事で、音が格段に変わってまるで
違うカートリッジになったみたいだと話しておりました。
私は、リードワイヤーを自作するなど全く眼中に無かったのですが
それなら、私の愛用しているフジクラのMC-QEF6(無酸素銅)で作ったら
どんな音になるかと実験してみました。
最初はリードチップが無いので、シェルに付属してきたリードワイヤー
のチップだけを使い作ってみました。
早速SHURE M97xEに取り付けてみました。このケーブルはラインケーブル
の時もそうでしたが、交換直後はオヤ?なんだこの音は・・・と思うの
ですが、15分くらい聞いて少し休んで再度聞きなおすと、以後全く
違う素晴らしい音になるのです。要はエージングが必要と言う事で
しょうけど。。。
その15分後の音は、今までのPCOCCとは全く違い、空間がより広がり
高域はより繊細で解像度が上がり、ライドシンバルにスティック
が当たる音がハッキリと聞き取れるようになりました。ピアノの音も
より生々しく再現されます。また中低域に厚みが増し、女性ヴォーカルは
程よい艶が乗りとても良い感じになりました。ウッドベースの爪弾く
音なども聞き取れるようになりました。更に、音圧がアップした感じで
リードワイヤーの線材を変えるだけでこんなにも変わる物かと驚きました。

そうなると、きちんとした物を作りたくなりまして、リードチップなどの部品
は何処で入手できるのかと、インターネットで調べましたら、オヤイデ電気さん
で扱っている事が判り、早速注文しました。
(色別の熱収縮チューブも扱っております)

年明け早々で7日の出荷との事でしたが、5日に発送してくださり、
日曜日には部品が届きました。3セットを作り、うち1セットを友人に渡しましたが
友人もこのリードワイヤーも中々なので、もう3セット欲しいとの事になり7日に
再度部品を注文し、昨日届き昨夜は6セット製作しました。あと数セット製作する
予定です。また他のケーブルでも作って見ようと思います。

いつもそうですが、何かを作っていると嫌な事など忘れてやるので
体は疲れる事もありますが、ストレス解消には持って来いですね。
ただしウマく行った場合ですが(笑)

尚、ハンダは、オーディオ用で定評の和光テクニカル銅入銀半田 SR-4NCu
を使用しました。