レコードプレーヤーの調整は大きく次の3つがあります。
1.プレーヤーを水平に設置する
2.針圧の調整
3.オーバーハング量の調整
中でもオーバーハングの調整はちょっと面倒ですね。
オーバーハング量とは、トーンアームをターンテーブルの
中心(スピンドルの真上)に移動させた時に、針先を何ミリ
外側に出すかという量の事です。
しかし、なかなかトーンアームの許容移動量が決まっていて
その場所にもってこれなかったり、仮に持ってこれても
スピンドルのセンターと針先までの距離をどう測定したら
良いのか、頭を悩ませます。
そもそも、オーバーハング量というのは常にレコードの中心
対して直角に針先が置かれる事が望ましいのですが、回転
半径の関係によりズレてしまいます。これをトラッキング
エラーと言いますが、このズレを最小にする為に指定された
量のことを言います。これはトーンアームによって様々ですので
お使いのトーンアームの取説等をご確認ください。
ちなみに、私の使用しているFR-54は15mmです。
このオーバーハング量が極端にずれていると、音が
歪んでしまいます。特にレコードの内周に行くほど顕著に
現れますので、この調整は必要です。
(※リニアトラッキング方式のプレーヤーやレーザーターンテーブル
は除外します)

要は針先が常にレコードの中心に対して直角に位置すれば
良いので、わたしはこのようなゲージを自作してみました。
トーンアームによっては、こういったゲージが付属してくる
ものもあります。
中心から60mmと120mmの位置に赤い線を置き、スピンドルの中心から
伸びる線の交点に針先が来るようにカートリッジを前後させて
調整するのですが、この時気をつけなければならないのが
シェルとゲージの何本か引いてある線に対して水平になるように
置かないと意味がありません。
また、一方を正確に合わせると、もう片方はズレてしまいます。
私は中心の線を中心に60mm、120mmの位置でほぼ±で同量に
調整しております。
1.プレーヤーを水平に設置する
2.針圧の調整
3.オーバーハング量の調整
中でもオーバーハングの調整はちょっと面倒ですね。
オーバーハング量とは、トーンアームをターンテーブルの
中心(スピンドルの真上)に移動させた時に、針先を何ミリ
外側に出すかという量の事です。
しかし、なかなかトーンアームの許容移動量が決まっていて
その場所にもってこれなかったり、仮に持ってこれても
スピンドルのセンターと針先までの距離をどう測定したら
良いのか、頭を悩ませます。
そもそも、オーバーハング量というのは常にレコードの中心
対して直角に針先が置かれる事が望ましいのですが、回転
半径の関係によりズレてしまいます。これをトラッキング
エラーと言いますが、このズレを最小にする為に指定された
量のことを言います。これはトーンアームによって様々ですので
お使いのトーンアームの取説等をご確認ください。
ちなみに、私の使用しているFR-54は15mmです。
このオーバーハング量が極端にずれていると、音が
歪んでしまいます。特にレコードの内周に行くほど顕著に
現れますので、この調整は必要です。
(※リニアトラッキング方式のプレーヤーやレーザーターンテーブル
は除外します)

要は針先が常にレコードの中心に対して直角に位置すれば
良いので、わたしはこのようなゲージを自作してみました。
トーンアームによっては、こういったゲージが付属してくる
ものもあります。
中心から60mmと120mmの位置に赤い線を置き、スピンドルの中心から
伸びる線の交点に針先が来るようにカートリッジを前後させて
調整するのですが、この時気をつけなければならないのが
シェルとゲージの何本か引いてある線に対して水平になるように
置かないと意味がありません。
また、一方を正確に合わせると、もう片方はズレてしまいます。
私は中心の線を中心に60mm、120mmの位置でほぼ±で同量に
調整しております。