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不登校や発達障害について言いたいことを書きまくる

自閉スペクトラム症のコミニュケーション障害について

2021-08-08 22:32:00 | 日記
自閉スペクトラム症のコミニュケーション障害について

自閉スペクトラム症の特徴の1つにコミニュケーションの障害がある。


相手の気持ちを想像することが出来ない

「こんな事を言ったら嫌われるだろうな」
「こんな事を言ったら怒るだろうな」
「こんな事を言ったら悲しむだろうな」

などということが分からないので

「その髪型似合っていない」と言ったり

せっかく作ってくれた料理に「食べれない」と言ったりしてしまう。


また、曖昧な表現が理解できないため

「好きだ」と、告白して「ちょっと無理」などと言われると、ちょっと無理なだけで、「頑張れば好きになってもらえる」と積極的に頑張ってしまう。


そして、はっきり言ってもらわなければ分からないので「また今度ね」などと言われると気持ちが悪い。

「それはいつなのか」

気になって仕方がないのだ。


また、適当に返事が出来ないので、「はっきり断る」し「はっきり否定する」

そしてそれを相手にも求めてしまう。

露骨に拒否をしたり、断ったりすると気分を悪くするんじゃないか…という想像が出来ないのだ。

冗談も通じないし、聞き流すことも出来ない。

バカにされると本気で怒るし、相手が間違えたことを言っているな…と、思ったら訂正せずにいられないのだ。


「空気を読めない」のも特徴のひとつだ。

「この前Aちゃんの事を嫌いと言っていたのに、なぜ今一緒に遊んでるの?」と、本人達を前に聞いてしまったりもする。



文字通り受け取るので、比喩も伝わりにくい

「手が離せない」「首を長くして待つ」「口が塞がる」などに疑問を持たずにいられない



だから「変わってる」「面倒な人」「扱いずらい人」「常識がない」などと思われてしまう。


違うのだ

「分からないだけなのです」

周りにこのような人がいたら、特徴を理解し、はっきりと具体的に、伝えてあげて欲しい。

「〇日の〇時に遊ぼう」
「女性の容姿については何も言ってはいけない」
「食べれないものは事前に伝えてね」……


そして、周りの人にも「彼に冗談を言ってはいけない」と伝えて欲しいし、「彼は決して悪気がある訳ではなく、嘘がつけない超真面目な人なんだ」と理解を促して欲しい。


彼らはこれらの特徴を努力や訓練で消すことは出来ない。

周囲の環境と理解が彼らの生活を大きく変える力になるのだ。