お父さんの役割

お父さんは別に子供に厳しくてもいいのです。
ですが、お母さんには「頭が上がらない」のがいい。
そしてお母さんには「絶対優しい」
これが条件です。
「子供はお母さんがいいに決まってる」と言って世間から叩かれた萩生田大臣は間違えていない。
父親は母親に安らぎを与えてさえいれば
つまり母親が安定してさえいれば子供はすくすくと育つのだ。
子育てにおいての父親の出番は、男の子であれば、小学生の高学年辺りに一緒に冒険することだ。
子供と2人で海外に旅行に行くのもいいし、キャンプをするのもいい。
父親に幼児の子守りは出来ない。
昔は家におばあちゃんがいて、おばさんがいて、兄妹が沢山いた。
だから母親1人で子守りをするのではなく、みんなで育てることが出来たのだ。
そして、子育ての悩みも1人で抱えることなく相談する相手が家にも外にも沢山いた。
しかし今はどうだろう
核家族化が進み、個人情報保護により、近所付き合いがなくなり、仕事を持つようになり…
母親は、たった1人で子育てをしている孤独感と不安と疲労に襲われている。
家が散らかっていても、ご飯が出来合いのものでも、アイロンがかかっていなくても
ごちゃごちゃ言わず、気になるなら気づいた夫がすればいい。
やりたくないなら口を閉じる。
そして妻の好きなケーキを時々買って、話を聴いてあげるだけで母親は救われる。
そうすれば子供も救われる。
父親の役目はオムツを取り替えたり、ミルクをあげることではない。
妻を労り、感謝をし、口を閉じることにある。
