虐めをする子供
虐めをする子供は家庭内において感情を発散出来ていない子供達です。
ワガママや暴言を許されず、厳しい家庭環境に置かれている子供達です。
ですから、家だったり先生が監視している環境ではお利口さんが多い。
例えば、虐められている子が先生に訴え、両方の親が呼ばれるようなことになっても、虐めている側の親は「そんなはずはない」「しっかりと躾ている」「何かそちら側にも非があるんじゃないですか?」というような事を言い出す。
そして先生にも注文が多く、「もっとこうして欲しい」と指摘する始末だ。
虐めている側の親は、頭もよく弁が立つ為、「厄介な存在」として、先生も「あまり面倒なことにならないように」と、虐められている側に譲歩を試みることとなるのだ。
そして先生方は、自分達の立場を守るために、あらゆる言い訳をしたり、隠したりする。
しつこいようだが、「虐めのある教室に豊かな人間関係なんてものは存在しません」
これは、虐められている子だけではなく、それを見せられている子供にも言えることだ。
だから、虐めのある教室には子供を絶対に行かせてはいけない。
何とか「なくそう」と、努力したいのであれば、先ずは子供を休ませ、虐めがなくなってから行かせればよい。
虐める子供を直せるのは、その子の母親だけです。
例えば母親のような先生に恵まれ、その子の甘えを受け入れ、湯水のように愛情を注ぐことが出来たら、あるいは治るかもしれない。
しかし、そんな稀有な先生にめぐりあえる可能性は殆どないと言っても過言ではないだろう。
表面では綺麗事を並べ、「みんな待ってるよ」などと虫唾が走るような言葉を繰り返す。
子供のことは、子供に聞くのが一番いい。
大人が見ていないところで…
子供だけの時に…
先生は?クラスの様子はどうなのか?
自分の子だけではなく、出来るだけ沢山の子に聞くと、本当の様子が見えてくる。