虐待は世代を通して繰り返される
許してもらえなかった体験が、自分も相手も許せない体質となってお母さんを苦しめる。
私は、虐待をしてしまうお母さんの気持ちがよくわかる。
なぜなら私もその体質を持っているからだ。
子供が泣き続けると、「じゃあどうすればいいんだ‼️」とパニックを起こし、まるで何かが憑依したように「うるさい‼️」と叫んでいた。
もし、佐々木正美先生の本と出逢っていなければ、私は子供を虐待していただろう。
母親に相談しても「子供は泣くのが仕事だ」とか「泣くと肺機能が丈夫になるからいいんだ」などと言われてしまう。
友達もおらず、家の中でずっと子供と一緒にいて気が狂いそうだった。
子供の夜泣きで殆ど眠れず、夫は家事を子育てを手伝うわけでもなく、「死ねばいいのに」「いや私が死んだ方が早い」とさえ思っていた。
どのようにしてこの地獄のような日々から脱出したのか
それは友達を作って子育ての話ができる場所を作ったことと、その友達から佐々木正美先生の本を手渡されたこと。
「ちびっこクラブ」の友達とは今でも交流がある。
彼女達は命の恩人。
そして佐々木正美先生の本は、私と子供の人生を大きく変えてくれた。
様々な子育ての本を読んできたが、佐々木正美先生の本が1番心に染み込み、ぐちゃぐちゃだった自分の人生が整理され、これからの人生の道筋を教えてくれました。
180度子育てが変わり、子供が愛おしくなり、感謝出来るようになりました。そして、肩の力を抜いて、楽しく子育てが出来るようになったのです。
さらに同じ時期に司馬理英子先生の本も読み、自分も発達障害である事を確認し、薬を飲み始め、さらに楽になったのです。
今、子育てで苦しんでおられるお母さん達を救いたい。
私のように苦しんでおられるお母さんに言いたい。「そんなに真面目にやらんでいい」「自分を許してあげなさい」と
そして自分が救われたように、苦しんでおられるお母さんに、佐々木正美先生の「子どもへのまなざし」を手渡したい。