子供は沢山ワガママをきいてもらった人の言うことはよく聞きます。

普段、自分の願いを叶えるわけでなく、面倒をみてくれるわけでもない人から、「ああしろ」「こうしろ」などといわれても「うるさい」と思われる。
それは、子供が「ああしてくれ」「こうしてくれ」と大人にお願いした時に、「うるさい」と言われたように…
そういうわけで、1番子供を叱ってはいけない人というのは「爺さんと婆さん」である。
お爺さんとお婆さんは、とにかく甘やかすだけでいい。育児に参加すると、孫にも嫁にも嫌われる。
体力がないのだからお金で誤魔化すしかない。
おばあちゃんの家に行けば、普段はダメと言われるような甘いお菓子が食べられたり、オマケがついているラムネを買ってもらえたりする。
それでいいのだ。
厳しい嫁なら「お母さんには内緒だよ」と言って買い与えたらいい。
子育てに口出しをせず、「可愛い可愛い」と甘やかすだけで、孫は第二の安全地帯を手に入れることが出来るのだ。
そして介護が必要になる頃には、成長した孫が車を運転し、病院などに連れていってくれるだろう。
体力的に手がかけられないのなら口を出してはいけないのである。
「煩わしい」と、思われるような面倒なことに惜しみなく手を貸し、心を砕き、子供の全てを許した人からの言葉は、素直に自然にきけるのだ。
そして自分も同じように手を貸し心を許すのです。
