子供の夜泣き
夜泣きは、神経質な親が、神経質な子供を、神経質に育てると起こる。
そういうわけで、子供も3人目になると夜泣きをする子は少なくなるらしい。
泣いて訴える子供に振り回され、その度起きて 抱いて オムツを取り替え ミルクを与え…一所懸命世話をするのは日本の母親です。
アメリカでは、子供は赤ちゃんのうちから寝室は別。
夜泣きに付き合うことはなく、放っておかれた赤ちゃんは1週間もすれば泣かなくなるという。
しかし、ブルース・ペリーというアメリカの乳幼児精神医学の専門家は、臨床に基づいたきわめて実証的な研究からこのような意見を述べている。
「乳幼児期に泣いて訴えることに対し、何千回も繰り返し応えてもらう経験が、その子が大きくなった時、人間関係に喜びを見出す力になる」
泣いて訴え、それに繰り返し応えてもらうことで、人との交わりに喜びを感じる感情の基盤を作っていくのだそうだ。