2024年もあと少し
今年の下半期の10句をまとめてみました
南風や骨の匂ひのする真珠
黒ずみて読めぬ表札蝉時雨
ビルマの蒼い月迷い猫ぐるる
実柘榴や悪阻の朝の唾液腺
朝顔の実をとるからっぽの子宮
白木槿完治せずとも飲む薬
時雨にネオン今さら一般職
色鳥や朝の薬は四種類
去る人の影は紫牡丹焚火
水っ洟安酒煙草猫のえさ
今年は組長の選評をもらいたいという目標というか願いがありましたが まぐれあたりのホームランで頂くことができました。
また組長以外の先生からも選を頂くことができ、うれしかったです。
そして今年は 2回目のコロナ、肺炎そして手術と 体調もあまりよくなかったので なんだか暗い句も多いような気がします。来年はもうちょっと明るく美しい句を詠んでいきたいです。(笑)
ひとつだけはっきり言えるのは・・・
上下と半期で10句ずつなんて、オイラにゃ無理!
ってことだけですわ(笑)
例えば、八月や終戦日などの重量感のある季語ではなく、南風に取り合わせたことが、想像をかきたてますし、距離感もいいですよね!
名句だと思います。
いつもみにきてくださってこえかけてくださって
とても励みになっています
来年もどうぞよろしくお願いします
まぐれ当たりのホームランってホントにあるんだなとびっくりした一句でしたが 私にとっても大切な一句となっています
ホームランもいいけれど ちゃんとヒット打てるようになりたいな~~(笑)