三連休の次の日もお休みだったので、ニシン漬けを漬けました。いつも勤労感謝の日をめどに漬けますが、ちょっとおそいかも・・・ニシン漬けの漬け方でアクセスをしてくださる方もいるんで、今年はちょっとつけ方も書き込んでみます。ちょっと時期的にはおそいのですがね・・・
材料 キャベツ4~5個・だいこん10本・にんじん二本・しょうが200グラム
・赤唐辛子10本・こんぶ適当(これじゃ参考にならないね・・・10センチのもの2~3本いれました)
・身欠きにしん1,3キロほど、こうじ900グラム~1キログラム、砂糖カップ1杯、味醂カップ一杯、塩400グラム
・お好みですが我が家はイカのするめを二杯ほど入れます。
漬け方
①キャベツ。大根はざくざく大きめに切る。最初から一口大にに小さく切ってもいいのですが、わたしは大きいのが好きだから(切るのがめんどくさいから)大きめです。大きい利点は、漬かりすぎてすっぱくなるのをある程度ふせいでくれるようなかんじがします。
今年は妹たちのリクエストにお答えして、大根は小さめです。
②にんじん・しょうがはせんぎりにしておく・こうじはかたまっているので、ぱらぱらにしておく。
③にしんはうろこをとって(かわをはぐようにして)、米のとぎシルに一晩つけておきます。そして、漬けるときはさっとあらい、水をきっておきます。それから3~4せんちに切っておきます。もっと小さいほうがいい人はちいさくてもよい。
④漬物ダルは大きいものです。50リットルくらい。おもしは8キロを二個
⑤一番下をキャベツにして、切ったものを順番にいれ4段くらいになるようにいれていく。一番上にきゃべつの大きな葉を(最初にはずした一番上になっているキャベツの葉をとっておくとよいです)ふたのようにかぶせ、その上に砂糖とみりんをまとめておく。
食べられるのは12月20日ころ・・・わたしはいつも、12月19日に初めて食べることにしています。それはニシン漬けが大好きだった父の命日だから・・・
毎年母が、ニシン漬けをつけていました。父が亡くなる年は、父は12月に入った頃より、調子を悪くして入院していました。(透析を受けていたのが、心臓に疾患が出てきたため)様態が悪くなり、19日に亡くなり、その夜ようやっと、父は家に帰ることができました。仮通夜の席で、母はその年初めてニシンつけを漬物たるから、出してきて、集まっていた親戚のみんなにふるまいました。そのニシン漬けのなんとおいしいことだったか・・・母は残念そうに、「こんな美味しいニシン漬け、食べないでいっちゃた・・・」と残念そうに言っておりました。その後、どんなに頼んでも、母は死ぬまでニシン漬けは漬けませんでした・・・・
母が生きているうちは、ニシン漬けの漬け方を教えてもらうことができませんでしたので、母はつけ方をならったであろう親類のおばさんの娘さんから漬け方を教えてもらい、三年前から漬けています。たぶん、母もこのつけ方でやっていたと思われます。母の味になっているかどうかは、わかりませんが、おいしくいただいてます。
親類のおばさんもつい先日亡くなりました・・・
今年は父の27回忌、焼肉やでみんなで、集まるときに、ニシン漬けを持っていく予定です。もちこみokの店だといいなあ~~