ルー・リードが亡くなったと聞いて、
ここ数日ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの2ndを、
ダラダラと繰り返し聴いている。
若い頃は1stの方ばかり聴いていたけど、歳とったら2ndばかりだ。
やっぱり2ndは、いい。
でも一曲だけ選べと言われたら、1stのこの曲なんだろうな↓
The Velvet Underground - Heroin
狂気と静寂。
人生観が変わったといえば大げさだけど、音楽の捉え方が一変したというか、
聴いて以降、自分の中でロックの指標となった曲。
U2とかストーンズしか知らなかった田舎者には、それはそれは刺激が強過ぎた。
自分がこのバンドから受けた影響は、アンディ・ウォーホルよりも遥かに大きく、
もしヴェルヴェッツを知らないで生きていたらと思うと、
大いなる人生の無駄というか、正直ゾッとするので、
そこはルー・リードに感謝するべきだろう。
ルー・リードが亡くなったと聞いて、
ショックは割とないけど、それでもちょっと思うところあるので、
ダラダラと、ただダラダラと聴いている。
合掌。
