先日、俺様の永遠の彼女、
姪が遊びに来てたのだが、
上の絵は姪が我が家に残して行ったものである。
見ての通り、キリンさんだ。
しかし驚くなかれ、この絵は五歳児の姪が、
何の資料も見ず、自分の記憶だけでサクッと描いたのだ。
この首と胴、そして足の見事なバランスとシッポの絶妙な長さ。
恐ろしいくらいの観察＆記憶＆構成力である。
大人でも資料も見ずにここまでキリンを描けはしないだろう。
試しにキリンを描いてみてほしい。
たぶん、いや絶対姪よりもうまく描けないから。
正直ビックリした。
が、これで終わりじゃない。
もっとビックリしたのが、
緑の線でハウス（檻のこと）を描いてた姪が、
「ここで棒（鉄格子）を描くところなんやけどな、
棒描いちゃうとぐちゃぐちゃになって汚くなるねん。
だからハート描いてカワイクしたいねん……」
と、キリンのまわりにハートを描き出したのだ。
五歳児とは思えぬ発想と美的センス。
これにはプロの俺様も鳥肌が立った。
さらにハートだけじゃつまらないと星を描き出した。
しかも自分が描く星がヘタだからと俺様に星の書き方教えろとせがむ。
自己分析して自分の欠点を克服しようとしてるのよ五歳児が。
もうね、脱帽。
目の前にいるのは永遠の彼女ではなくライバルだ。強敵出現である。
このまま成長したら数年で年収抜かれる可能性大。
なので今のうちに手なずけておこうかと（おもちゃで）。
数年たったら俺様の絵のタッチが変わってるかもね。
何度も言いますが、この絵は五歳児が何の資料も見ずに描いたものです。
親バカならぬ伯父バカですが、
いまこのブログ見てる編集者の方々、
幼児が描いた絵が必要になったら俺様にご一報を。
姪ははりきって描くそうです。
いや、俺様がこの絵を売り込んだる！ と言ったら姪に、
「よろしくお願いします」
とやる気満々に言われたもんで……。
