振込詐欺

誰かに似てるなぁ～。。。誰か思い出せないけど人間に。


今朝「まーちゃん振込詐欺が来たよぉ～！！」という母の声で
目が覚めました。

内容に反して楽しそうな声。聞いてみると、この
手の詐欺の封書が届いたのは2度目とのこと。
『通信販売の支払いが滞っている為、被告人として出廷願います』と
いう内容が書かれています。



「何の商品かも、金額も書いてないんだもん。こんなことで騙される
とでも思ってるのかしら！？バッカね～！」とケラケラ笑っています。

というのも我が母は、銀行員顔負けのコンピュータのような几帳面な
性格で、毎日の家計簿は勿論のこと、結婚以降の夫の給与明細、引き
落としになっていない税金や公共料金の領収書など何十年分も全
てとっておくようなヒトなのです。
年金問題の時も「あなた領収書取ってないの？私は全部保管してある
から全く心配なんてないわよ」と私に言ってのけたほど。。。
そんな人間が自分の買った物を支払い忘れる訳がないのです。


前回届いた時は、税務署に「とっちめてやって！」と電話したという
ことです。「まあ、何も言ってやしないでしょうけどね」と母。

「裁判所からじゃないから問題ないとは思うけど...一応調べてみようか」
と念の為調べてみると、『新宿区新宿2-25-3』などという住所は存在
しないことが分かり、更に同じ法律事務所からの詐欺報告もあげられて
いました。

「騙されたフリして電話してやりたいような気もするけど、無視する
のが1番よね」と得意げな我が母。

「きっとさぁ、お母さんくらいの年齢の人なら騙せると思って送って
来てるんだろうね。高齢者扱いされたってことだね。」
と私が言うと、
「失礼な！！大学で法律を学んでいるからおたくより詳しいのよ！と
ハッタリかましてやろうかしら！！」と憤慨していました。

...強いなぁ～～。。。

無視が1番...無視が....むにゃむにゃ。。。


それにしても、どこかの会社が名前や住所などの個人情報を悪徳業者に
流していると思うと、腹が立つやら、そら恐ろしいやら。。。