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今ごろ世間ではいろんな別れと出会いが繰り広げられているのだろう。
転勤や異動知らずの私にも、最近ひとつの別れがあった。
1月末、骨折の治療が終わった。
病院にもう行くことがないのでお世話になったM先生とも当然会えなくな
るわけだ。1年半外来に通い、手術も3回していただいた主治医の先生なの
で、やはり患者の私からすると特別な存在となっていた。
子供の頃ちょっと特異な偏頭痛を持病に持っていて、たくさんの病院を廻った
経験がある私は、どうも病院が苦手だった。次から次へと科をまわされるが分
からずじまいで結局「頭痛では死にませんから」、「もう来なくていいですよ」
と言われていまうのが常で、子供心に(お医者さんは珍しい病気は考えてくれ
ないんだ...)と医師や病院に対しずっと失望してきていた。
しかしM先生にお会いして、いつからか病院に行く日が楽しみになっていた。
思い返せば、そんなに長く会話を交わしたわけでもないし、先生がどういう
人なのか本当は少しも知ることが出来なかったのかもしれない。
それでも、M先生が私の持つ病院や医師のイメージを少し変えてくれたこと
は間違いなく、きっとこれからもずっと忘れられない人になると思う。
最後の外来の日、最後だと予想していなかった為ろくにお礼も言えないで
なんだかあっけないお別れになってしまった。
だからかな...?なんだかまたいつかどこかでお会い出来るような気がして
いる。だって『さよなら』って言ってないんだもの...
でも、また骨折してじゃ困るけどね。
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