《台風12号は、危惧した通り、紀伊半島を中心に深い爪跡を残しました。
NHKの調べによると、本日9/7現在で死者54人、行方不明者53人。平成以降の台風では最悪になる恐れ…奈良県や和歌山県の集落では、まだ500人近くが孤立状態にあり、自衛隊などによる救助活動が続いています。
不幸にも亡くなられた方のご冥福と、そして行方不明、救助を待つ方の生還をお祈りするばかりです。》
本日の秋川渓谷(西多摩郡 檜原村・本宿)。
朝の陽光が差し込む明るい渓谷は、増水し、濁っていました。
その下流、あきる野市五日市周辺。
下の写真は、夏シーズンに川遊びやバーベキューの行楽客で賑わう秋川橋河川公園のデイ・キャンプ場ですが…徐々に水は引いているものの、まだ濁流で、中にとても入れる状態ではありません。
奥多摩では現在、青梅市の御岳渓谷と奥多摩町の川苔谷の歩道二ヶ所が、「通行止め」になっています。
4日前の本ブログでご紹介した御岳渓谷。
水流はかなり減りましたが、歩道の一部がまだ冠水しており、流れも速く危険なため…
一方、川苔山(かわのりやま、1363.3m)の登山口・川苔谷では…
木橋(写真)が流されてしまい、また増水しているため…
という措置が、歩道の管理者である東京都により取られています。
台風まっただ中の4日、御岳渓谷でラフティング(ゴムボートで急流を下るレジャースポーツ)をしていたグループのメンバーが水上に投げ出され、青梅警察署山岳救助隊が出動する事故が発生しました。救助に当たる方も命がけです。無理は絶対にしないでください。
前回もお願いしましたが、今後入山や川遊びの予定がある方は、地元市町村や観光協会、ビジターセンターなどに問い合わせ、情報収集をした上で判断するようにしてください。
また、被害状況の把握には時間がかかります。入山して、通行に支障を来す土砂崩れや倒木などの被害を確認された方は、上記機関に情報をお寄せください。ご協力をお願いします。
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