多摩、ときどき山

多摩の暮らしと山のブログ

ナギの引っ越し

2019-06-02 19:50:23 | 日々のこと


推定樹齢1000年、熊野信仰のシンボルで国指定天然記念物のナギ(梛)。
(2017年末、和歌山県新宮市の熊野速玉大社にて)

ナギは、マキ科ナギ属の常緑高木。舟形の葉に、葉脈(ようみゃく=葉にある水や養分を運ぶ通路)が縦方向に並行して並んでいるのが特徴で、一見広葉樹のように見えますが、実はマツやイチイなどと同じ針葉樹の仲間。日本では、本州太平洋側の紀伊半島や山口県、四国、九州など暖地の山地に自生しています。

6月2日、我が家のナギの木が引っ越しをしました。

作業前。

2016年末、現在の半分ほどの背丈の時にやって来たナギの幼木。ゆっくりとですが着実に生長し、赤い鉢が手狭になっていました。5~6月が適期ということで、本日やっと植え替えることができました。苦労して根鉢を掘り上げてみると、小さな鉢いっぱいに根が回っていました。


園芸用の有機質土と腐葉土を3:1の割合で混ぜた土に立て込み、水極めと、軽く剪定もして…

作業後。


二回り以上大きな家に引っ越しをして、逆に戸惑っているかもしれませんが…(笑)


同じく今年2月に植え替えをしたアサヒヤマザクラ(旭山桜)とのツーショット。

ともに仲良く、適度な大きさ?に育ってくれますように。(祈)



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