多摩、ときどき山

多摩の暮らしと山のブログ

【ガイド】奥多摩/生藤山-市道山

2014-06-10 15:46:59 | ガイドのこと

9日、奥多摩/生藤山(しょうとうさん・990.3m)-市道山(いちみちやま・795.1m)のガイドを行いました。

テーマは「緑萌える自然環境保全地域の縦走路」。O、T、Nさんが参加。

10:00 西多摩郡檜原村・上川乗(かみかわのり・410m)を出発。気温23℃。

140609_3
笹尾根・浅間峠(せんげんとうげ)。

140609_4
熊倉山(くまくらやま・966m)

140609_8
生藤山(しょうとうさん・990.3m)

140609_9

140609_10
本日の最高峰、連行峰(れんぎょうほう・1016m) 。20℃。

さらに…
140609_12
醍醐丸(だいごまる・867m)から吊尾根へ。

浅間峠から生藤山、連行峰、醍醐丸、吊尾根へと至る稜線の北西側約400haは、東京都で唯一の「檜原南部 都自然環境保全地域(特別地区)」に指定されています。


●ミズナラ、クリなどブナ科の高木層を中心に、ホオノキ、ウリハダカエデ、ヤマボウシ、フサザクラ、ヤマツツジ、ミツバウツギ…多種多様な樹木がある
●高木層から低木層、林床の草本まで森林空間が立体的に、密に埋まっている
●次世代の芽生えが順調に育っている
●豊かな植生に加えて、尾根や沢の入り組んだ地形も相まって良好な自然環境が保たれている
●ツキノワグマ、キツネ、イノシシなどの哺乳類、鳥類ではクマタカ、ヤマセミ、アオゲラ…など数多くの野生動物が生息している

(「東京都環境局HP」ほか参考)

かつて人により薪炭林として利用されていた二次林ながら、「理想の森」の姿がここにはあります。四季折々に美しい姿で癒しと生命力を与えてくれる、個人的にもお気に入りの場所。その森林浴登山に、皆さんをご案内しました。

140609_5_2
ヤマツツジ(山躑躅/ツツジ科)

140609_6
ミヤマナルコユリ(深山鳴子百合/ユリ科)

市道山(いちみちやま・795.1m)を経て、18:35 同・笹平(ささだいら・314m)へ下山。

森林(もり)のパワーを授かり?、約15㎞、8.5時間の長丁場を順調に踏破されたO、T、Nさん。夏山に向け、仕上がりは上々のよう。

140609_14_2
お疲れさまでした!(市道山にて)














コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ふるさとの森-6月① | トップ | ふるさとの森-6月② »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿