多摩、ときどき山

多摩の暮らしと山のブログ

【ガイド】カタクリ群落と歴史の道・浅間尾根

2017-04-07 16:12:45 | ガイドのこと
5日、奥多摩/浅間尾根(せんげんおね)のガイドを行いました。

数馬の湯トラベル[カタクリ群落と歴史の道]。







馬頭観音(ばとうかんのん)

西多摩郡檜原村(ひのはらむら)を南北に分かち、秋川源流域の分水嶺にもなっている浅間尾根は、古くから武蔵と甲斐の国をつなぐ甲州古道として利用されてきました。昭和の初めまで、村の主産物である木炭を牛馬で五日市へ運び、帰りは日用品を運び入れる生活道路の役割も。

路傍に佇む馬頭観音像は、山道で遭難した牛馬の供養、危険個所での安全祈願のために建てられたもの。尾根道と峠道が発達し、交通の要衝となってきた檜原村では「各種石造物の中で最も数が多い」(「檜原村の石仏・第二集/村教育委員会」)のだそう。写真の像には、右側に安永二(1773)?年の刻印。時は江戸幕府十代将軍・家治(いえはる)のころ…!

当時の人々の暮らしに想いを馳せながら歩けるのも、この尾根の魅力の一つです。



浅間嶺(903m)周辺の気温は18℃。春の日差しがさんさんと降り注いだ一日。

カタクリはもちろん…

アオイスミレ(葵菫)

ヨゴレネコノメ(汚れ猫の目)

アズマイチゲ(東一毛)

…早春の花にもいろいろ出逢うことができましたね。お疲れさまでした!















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