7日、奥多摩/笹尾根(ささおね)のガイドを行いました。
数馬の湯トラベルの[登山・平日]3月。当初予定していた5日に二つ玉低気圧が通過し、急きょ日程を変更しての実施。大雪の影響で2月はほとんど中止になっていた本ツアー。今回は「峠をつなぎ冬富士望む笹尾根縦走」をテーマに、満を持して?の奥多摩登山となりました。
9:35 山梨県上野原市棡原(ゆずりはら・440m)から入山。
積雪は20~30㌢ほど。先行者なし。
先週末の大雨で濡れざらめ雪になり、締まってはいるものの、頻繁に足を取られて歩きにくい。
尾根上はところどころ雪が解け、地肌も。陽だまりが快適。
南西方向に目をやると…
富士山!雪をたっぷり纏った姿が、ひと際美しい。
11:45 日原峠(ひばらとうげ・900m)。気温0℃。
おなじみのお地蔵さまが倒れているのを発見(写真右下)。雪の影響?
きちんと座り直していただきました。初めてのことで、このお地蔵さまも災難…お疲れさまでした。
ここからが、東京・山梨の都県界である笹尾根。起伏が緩やかで人気の縦走路ですが…
やはり、トレースはなし。
奥多摩にはしばらく雪崩注意報などが出されていたため、登山者は誰も入っていないよう。山腹斜面などで腿まで埋まる場所があるものの、積雪は30㌢前後で締まっており、歩きやすい。
予定していたコースは、数馬峠経由で檜原村・仲ノ平(なかのだいら)。しかし、雪の状態によってはタイムオーバーが予想されたため、エスケープすることに。
15:15 小棡峠(こゆずりとうげ)から同村・笛吹(うずひき・570m)へ下山。
北面の檜原側は予想通り雪が多く、50~60㌢ほど。標高を下げるにつれて、緩んだ雪に足を取られることが多くなりました。
本日の参加者の皆さん。(笹尾根にて)
まだ静かな奥多摩で、銀世界を満喫することができました。
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