11/5~6日、旅行会社の仕事で奥秩父/雲取山(くもとりやま)のガイドを行いました。2回目。
当初は、2日目に飛龍山(ひりゅうさん、2077m)まで縦走する予定だったのですが、夜半の雨による歩道コンディションとコースの難易度を考えて行程を変更。三條の湯経由で、お祭(まつり)へエスケープしました。
今回も季節外れの暖かさ。雲取山周辺は、紅葉期の週末ということもあり、多くの登山者で賑わっていました。
■5日(土)/晴れのち雨
鴨沢-堂所-七ツ石小屋-ブナ坂-奥多摩小屋-雲取山-雲取山荘<泊>
堂所(どうところ、1250m)。三日前よりも、色づきがわずかばかり進んでいました。
石尾根、奥多摩小屋前(1750m)には色とりどりのテント。
こちらで話をした若い女性によると、T大学ハイキング部とのこと。三日前には、同じ大学のワンダーフォーゲル部男子学生とも出会いました。最近、「山岳部」は活動しているのでしょうか…?
雲取山山頂(2017.1m)。一等三角点からの眺望は、残念ながら雲の中。
登り始めが昼前と遅かったこと、高年の女性が一人ついて来られなかったことから、本日の宿・雲取山荘(1840m)には日が暮れての到着となりました。直前で雨にもつかまりました。
当日の日没は16:56(山梨県甲府基準、標高1800m換算)。秋の日はつるべ落とし-年末まではさらに早くなります。皆さんも十分にお気をつけください。ヘッドランプの携行もお忘れなく!
何にせよ、無事に到着できてホッ…。
山荘の宿泊者は約260名(定員200)。8畳の部屋に10名が寝ました。廊下は荷物でいっぱい。こんな光景、初めて見ました。
■6日(日)/曇りのち雨
雲取山荘-雲取山-三条ダルミ-三條の湯-後山林道-お祭
6:00 雲取山荘前。出発する登山者で熱気ムンムン。
三條の湯へ向かって下山。紅葉は…
標高1300m付近が見ごろでした。
とは言え、やはり今年の色付きはいま一つ?曇り空ということもあるのでしょうが、全体的に鮮やかさに欠け、くすんで見えます。夏の天候不順や台風12、15号の襲来、このところの高温傾向が追い打ちをかけているのでしょうか。
三條の湯(1100m)。
約2時間半の林道歩きを経て、お祭(590m)へ下山。その一歩手前で、再び雨に見舞われました。
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