25日、仕事の下見で地元日野市内の用水を訪ねました。
昨日の雪がところどころに残る中、用水が住宅街や水田の周りを当たり前のように流れる風景とその魅力に、改めて気が付かされました。
多摩川や浅川の沖積地に位置する日野は、河川から引いた用水や崖線(がいせん)からの湧水が豊富な地。用水だけで14本もあり、その全長は116㎞(東京都第1位)に及ぶとか。それら用水が水田用のためにだけ巡っていること、用水をもつ宿場町として栄えた点から、全国的にも特殊な地なのだそうです。
日野の発展とともにあった用水ですが、水田や畑の減少、急速な都市化により、その存在意義は失われつつあります。活躍の場を失った用水は、維持管理や安全面の問題などから埋め立てられ、消えていくものも少なくありません。
同市の鳥・カワセミ(翡翠=真ん中)
私の前に姿を見せた一羽が、一定の間隔を空けながら飛んでは止まり、しばらく同じ方向に移動していきました(私のカメラではこれが限界…苦笑)。人間にとって直接的な利益をもたらさなくなった用水ですが、水に親しめる環境を私たちに与えてくれるとともに、人と水辺の動植物が共存する“生物多様性”の意味からも大切な存在になっているようです!
昨日の雪がところどころに残る中、用水が住宅街や水田の周りを当たり前のように流れる風景とその魅力に、改めて気が付かされました。
多摩川や浅川の沖積地に位置する日野は、河川から引いた用水や崖線(がいせん)からの湧水が豊富な地。用水だけで14本もあり、その全長は116㎞(東京都第1位)に及ぶとか。それら用水が水田用のためにだけ巡っていること、用水をもつ宿場町として栄えた点から、全国的にも特殊な地なのだそうです。
日野の発展とともにあった用水ですが、水田や畑の減少、急速な都市化により、その存在意義は失われつつあります。活躍の場を失った用水は、維持管理や安全面の問題などから埋め立てられ、消えていくものも少なくありません。
同市の鳥・カワセミ(翡翠=真ん中)
私の前に姿を見せた一羽が、一定の間隔を空けながら飛んでは止まり、しばらく同じ方向に移動していきました(私のカメラではこれが限界…苦笑)。人間にとって直接的な利益をもたらさなくなった用水ですが、水に親しめる環境を私たちに与えてくれるとともに、人と水辺の動植物が共存する“生物多様性”の意味からも大切な存在になっているようです!
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