4/11(日)、西多摩郡檜原(ひのはら)村の藤倉地区にある国指定重要文化財・旧小林家の敷地内で、恒例のツツジ祭りが開催されました。今年で6回目。
今シーズン一番の穏やかな陽気の下、200人以上の家族連れやグループが訪れ、江戸中期の建築と推定される歴史的民家とサクラ、そしてツツジの競演を味わっていました。
古き良き、癒される風景ですよね。
でも、ここもれっきとした東京都なんですよ!
このお祭りの主役の一つが、ミツバツツジ(三葉躑躅/ツツジ科)です。多摩の山々に普通に自生している種ですが、ここの木は植栽されたもの。花の後に出る葉が枝先に3枚輪生(枝の周りを囲むように葉がつくこと)するので、この名が付けられたそうです。
空の青に濃いピンクの花が映えます。
旧小林家は、標高600m余りの山の中にあります。3月末の天候不順もあり、今年の開花は少し遅れ気味のよう…五分咲きといったところでした。
お祭りの場所からふもとの集落に下りると、5月の「子どもの日」に向けた準備が始まっていました。
川をまたいで上空を泳ぐ、こんな勇壮な鯉のぼりは街中ではなかなか見られません。それにしても、「寒いさむい」と言っていた4月初めのころが夢のよう…もう、そんな季節なんですね。
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