14日、仕事の下見で四阿山(あずまやさん・2354m)へ。
四阿火山・外輪山の主峰。長野・群馬県境に連なる山の中では、浅間山(2568m)、黒斑山(2404m)に次ぐ高さをもつ。「新日本山岳誌(日本山岳会編著)」によると、上州(群馬)側では「吾妻山」と書くそうだが、一般には信州(長野)側の「四阿山」が有名。その名の由来は、「日本武尊(やまとたけるのみこと)が妻の弟橘姫(おとたちばなひめ)を偲んでつけた」「山頂が四阿(東屋)の棟に似ている」(同誌)などの説があり、これがそのまま、地域による山名表記の違いとして残されたのかもしれない。
10:40 信州側の四阿高原(1460m)から入山。気温5℃。
小雪がチラつく中、高原の広大な牧場を横切る。
未明に寒冷前線が通過し、天候は回復傾向。しかし、ガスにまかれると方向を失うところ…念のために用意した旗竿を4本立てる。
標高1750mで樹林帯に入ると、ひと息。
尾根上から、浅間山と黒斑山(左奥の2座)を振り返る。
ダケカンバの霧氷と青空の競演。
標高2200m。この高度感は爽快。
下山中の先行パーティとすれ違う。全員スノーシューとワカンを装着。確かに、クラストした雪面の下はザラメ雪になっており、ツボ足では度々踏み抜き体力を消耗する。 雪が締まった早い時間帯であれば、さほど問題ないのかも…。
北西方向に…
北アルプスがくっきり。写真は後立山連峰。
四阿山へ。確かに、四阿の屋根のような姿。
14:10 山頂。-5℃。
南北両面切れ落ちた雪稜が、高山の雰囲気を醸し出し、予想以上に美しい。
根子岳(ねこだけ・2207m=右奥)への縦走路。積雪期はなかなか面白そう。その奥に、北アルプスが長大。
16:20 ズボズボと足をとられながら、往路下山。意外に疲れた一日。(苦笑)
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私の中では「雪景色をまだ見ていたい」という気持ちと、「早く春の花を見たい」という気持ちがあります。
ダケカンバと青空、絵に描いたようにきれいです!
空はくも一つなく真っ青で、ダケカンバは霧氷が付いてて、どことなく神秘的です!
自然界の「厳しい掟」というのは、一言でいえば「弱肉強食」ということでしょうか?キツネがノウサギを追いかけるのは、別に遊んでいるわけでなく「捕まえて食べるため」なんですね~すべては生きていくために。残酷なようですが、人間も含めて地球上の生き物はすべてこの関係でつながっているとも言えます。
山の残雪は、その位置や標高によって大きく異なります。関東太平洋側では、一部を除いて大体5月中に消えるところが多いですが、豪雪の日本海側では5月はまだ完全な雪山?逆に北アルプスなどでは、氷河や雪渓として解けずにずっと残る場所もあるんですよ~!
キツネやノウサギの足跡を見て、どのように感情を表したらいいのか難しいです。
北アルプスなどで残っている氷河などがある場所では、春の植物や花が咲く事はないんでしょうか?
街中で暮らしていると、野生動物のサインにどのような意味があるのか想像しにくいかもしれませんね。広島市内でも、少し注意して見ると、カマキリがバッタを捕まえたり、小鳥が子育てのために虫をくわえて運んでいたり、タカが魚を狩ったりする場面にあちらこちらで出くわします。身近なところで、少し注意して生き物たちの営みに目を向けてみてください。いつか「キツネとノウサギ」について、Yuunaさんなりの理解ができるようになると思いますよ。(難しい?…苦笑)
氷河や雪渓の中に植物はありませんが、その周辺には緯度経度、標高、気象、岩や土の種類…などの諸条件によって、それぞれの環境に適した植物が生きています。もちろん黄、白、青、赤…色とりどりのお花畑も見ることができますよ!
だからノウサギは減りすぎることがないし、キツネも増えすぎることがないそうです。
それに、ノウサギの天敵は空にもいます。イヌワシ・クマタカとか…。そして人間も…。
鹿が増えすぎてることが今、問題になっています。それはある意味、人間が江戸時代・明治時代に狼を滅ぼしたせいという話もあります。
小学4年のとき、ピアノ教室の遠足で山の中の川へ泳ぎに行きました。子ギツネに会いました。私は子犬かと思って撫でて遊んでると先生が「キツネの子供だよ、親が見てるから触っちゃっダメ。」友達と川の中で遊んでいて気づくと子ギツネはいなくなっていました。私はキツネに頑張れって思いました。
ウサギも飼ってました。何者かに襲われ朝起きたらいなくなってました。蛇か猫か分かりませんが…。
雲取山のキツネとノウサギの足跡を見たとき、どっちが勝っただろうと思ったけど、少しだけノウサギ頑張れって思いました。
あのキツネはもしかしたらお母さんキツネかもしれないけど…。子ギツネのためだったかもしれないけど…。
結果は分からないけど、足跡を見たときは、単純にノウサギ頑張れ、キツネ頑張れで良いと思います。
それで、良いと思います。なんとなくだけど…。
そうですね、キツネもノウサギも、カマキリもバッタも、小鳥も昆虫たちも、精一杯生きている。「頑張って」という言葉、とても素敵だと思います。ありがとうございます!