23日、山梨/扇山(おうぎやま・1137.8m)-百蔵山(ももくらさん・1003.4m)のガイドを行いました。今年4月に続き、3回目。
※扇山・百蔵山の詳細は、本ブログ2102/3/31「秀麗富嶽十二景に納得/扇山-百蔵山」参照
11:50 扇山山頂。
関東南岸を東へ進む低気圧の影響で、雨の一日を予想。しかし、時折ぱらつく程度の降りに助けられました。気温7℃。
14:20 百蔵山山頂より。
富士の裾野(真ん中やや上) 付近を照らす斜光が幻想的。山は晴天下も良いが、天候回復途上のこうした風景も味わい深い。
参加者から歓声。
ニホンジカの体毛が付着した、真新しい樹皮剥ぎと角研ぎ跡に遭遇。
あまり見られないアカマツ(赤松/マツ科=写真)の被害に、ショック…。
一方…
ミズナラ(水楢/ブナ科)の樹上に作られたクマ棚(枝の黒い塊)。
幹には爪痕が残され…
へし折られた枝も地上に散乱。
今秋は、ミズナラのドングリとクマ棚に、あまりお目にかかれていませんでした。本日は、クリの木にもクマ棚を確認。ツキノワグマのお食事跡に、少なくとも扇山-百蔵山周辺ではクマが好む堅果の結実があったことに、少し安堵しました。
15:36 下山。
今年は熊の食べ物豊富なんですかね?全国的に。あまり不作(って呼ぶのか分かりませんが。)って今年はあまり聞きませんが…。(青梅周辺では熊出没って話題になってましたが)
雲の隙間から光が指す現象、屋久島では天使の柱(たぶん)とか呼んでました。とても綺麗ですよね。
ちなみに犬目(犬)・猿橋(猿)・鳥沢(キジ?)・百蔵山(桃太郎)・向かい側に九鬼山があるので桃太郎伝説の山だと去年登ったときに聞いたので、九鬼山行きたかったです。
私個人の感じでは、関東甲信地方ではミズナラやヤマブドウなどクマが好む果実にあまり出会わず、心配していました。が、地方では豊作の場所もあるらしく、地域によってバラつきがあるようです。ただやはり、クマが山から下りて来て人と接触する事実を考えると…?