19日、旅行会社の仕事で八ヶ岳/蓼科山(たてしなやま・2530m)のガイドを行いました。
台風4号の影響が甲信地方に現れ始める中での、速攻登山。
※蓼科山の詳細は、本ブログ2012/6/16「八ヶ岳最北の麗峰/蓼科山」参照
・天候/曇り時々雨、ところにより風強し
・行程/白樺高原・七合目登山口-天狗の露地-将軍平(蓼科山荘)-蓼科山-将軍平-天狗の露地-七合目登山口
(所要4時間05分)
白樺高原七合目からの北面コース。登山中は雨、風の影響をほとんど受けませんでした。この場所で標高約2000m。
将軍平(2350m)から山頂へ向かう岩場。
濡れているため、前後の間隔を空けて一歩一歩慎重に。ここまでは、風雨ともに大したことはありませんでした。
しかし…
蓼科山の頂上台地に出た途端、予想通り15m/s(風に向かって歩けない)ほどの南風が間断なく吹き付けてきました。(奥が山頂)
スピード優先、写真を撮ったらすぐに下山開始です。北面へ戻ると、風雨ともに再び弱まりました。
台風4号が北の日本海側へ抜けるコースをとったため、太平洋側から湿った空気がどんどん流れ込み、南側を中心に影響が強まったようです。
山頂周辺でタカネザクラ(高嶺桜/バラ科=別名ミネザクラ)が満開。やはり見ごろのコイワカガミとともに、癒しを与えてくれました。
展望に恵まれない一日でしたが…
下山後、雲の切れ間から思いもかけず蓼科山が。
「さっきまであの上にいたのかぁ…」参加者の皆さん、喜びもひとしおのようでした。
本日の核心は、登山後でした。
18:00山梨県韮崎市付近の中央道(バス車中より)。このころから風雨が強まり始め…
20:00八王子市小宮付近。10m/s前後の強風雨の中、カッパ上下と登山靴、ザックカバーの完全防備での帰宅となりました。(苦笑)
皆さんも、無事にお帰りになられていますように。
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