《日を追うごとに、東北地方太平洋沖地震の被害の凄まじさが明らかになっています。
お亡くなりになられた方・行方がわからない方は、13000人を超えたとのこと。ご家族やご親戚、ご友人を亡くされた方、未だ連絡が取れない方、また住む家を失い、余震の恐怖に脅えながら避難生活を強いられている被災地の方々のご心痛、察するに余りあります。
心からお見舞いを申し上げます。
関東地方でも、東京電力による計画停電の影響で、JR・私鉄を含めた鉄道があちらこちらで運休。また本数を減らしての運行により、通勤・通学の足が大混乱しました。そして先ほど18:30~20:30、わずか2時間ではありますが、我が家も初めての停電を経験しました。
街を見渡すと、ガソリンスタンドに給油を求める車の列が続き、スーパーの店頭からは、買い占めなどにより食料品が姿を消しつつあります。私が上京した時、「車なしでどこへでも行ける」ことに感動した首都圏の交通網と便利な生活ですが、反面、今回のような大規模災害時における脆弱さを思い知らされているところです。
携帯電話しかり。地震の後しばらく、どこへ電話してもつながらなかったのは、16年前の阪神・淡路大震災の時と同じでした。便利・快適さ、新機能ばかりが追求される傾向のある最新の科学技術ですが、まず「有事の際に活かせる」大切さを実感しました。
(いずれも、被災地の方々の苦しみを思うと微々たることですが…)
自然に近い、質素でシンプルな生活が、結局災害にも強いのでしょうか…周囲に畑や山が広がる奥多摩周辺で生活していると、そんな気がしてきます。》
少し前向きになれる話題を。
「人力」を見直そう!というわけではないのですが、半年以上眠っていた愛車の埃を払いました。
ビアンキのミニベロ(タイヤ径の小さい自転車)復活です。
ビアンキならではのチェレステ(イタリア語Celeste:碧空、天空)カラーと金色の「Bianchi」ロゴ。
大岳山(おおたけさん・1266.5m=写真左奥)をバックに。
あきる台地をのんびり走るもよし、100km以上を一気に駆け抜けるもよし、の気のおけない相棒。
人力で手軽に距離を稼げて、健康にも環境にも良い「自転車を上手に使っていきたい」と、今回の地震を機に改めて思いました。
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