17日、奥多摩/月夜見山(つきよみやま・1147m)-数馬(かずま)のガイドを行いました。西多摩郡檜原村・数馬の湯の「温泉ハイキング」7月。
今月のテーマは、「檜原村の最深部を歩く~月夜見山から鞘口峠、数馬へ」。
10:08 月夜見第二駐車場(1100m)を出発。それにしても、気温29℃は暑い…(汗)
10:20 月夜見山。22℃。夏緑濃い森林(もり)に、南寄りの涼風が吹き抜け快適!
これだから、山はやめられません。(笑)
指導標で羽化したエゾハルゼミ(蝦夷春蝉/半翅目セミ科)の抜け殻も、どこか涼しげ。
12:05 鞘口峠(さいぐちとうげ・1140m)で昼食タイム。
かつての三頭山への旧道、三頭沢沿いの道を下る。
九頭龍の滝(くずりゅうのたき)。こちらは、マイナスイオンに癒されました。
1973年に奥多摩有料道路(現周遊道路)が開通するまで「東京の秘境」と呼ばれた三頭山周辺の山と谷、峠、そして数馬集落。1545(天文15)年、長野県の戸隠神社から分社建立したと伝えられる九頭龍神社、養蚕への実用性から江戸時代に甲斐の国から伝わった兜造りの家屋なども訪問し、古い歴史と当時の面影を感じることができた一日。
花を添えてくれた植物(一部)。
ギンバイソウ(銀梅草/ユキノシタ科)。つぼみ。
ヤマオダマキ(山苧環/キンポウゲ科)
ヤマユリ(山百合/ユリ科)は、今が盛り。
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なんとなく思ったのですが、セミの抜け殻ってなんで木にくっついたままなんでしょうか?
お忙しそうですね!
・セミの抜け殻がなぜ落ちないか?
私は専門家ではないので確かなことは言えないのですが(苦笑)…ある研究者の報告によると、セミは幼虫時代に土を掘り進む強力な前足と、中足、後ろ足にある計12本?の爪を樹木や葉に食い込ませている(厳密には、爪で挟み込んだり、バランスを取るように器用に使っている)そうです。羽化している最中に落ちたら命取りですもんね。主がいなくなっても、セミの抜け殻は強固に固定された状態で、しかも軽いため、なかなか落ちないのではないでしょうか?
・山百合のこと
現在も「百合根(ユリネ)」として食されていますよね。人間だけでなく、サルも好物のようですが(笑)。縄文時代も根の部分を食べていたのでしょうか?
山百合って、今でも食べられているんですね~。私は見た目的にちょっとひきます・・・
根の部分を食べていたのかまでは分からないそうですが、時代が時代なので、食べているだろうとのことでした(笑)
長々とありがとございました(^^ゞ