雨上がり…うろこ雲と秋の空

東京地方は昨日から本日未明まで、まとまった降雨がありました。

練馬区や府中市では24時間雨量が90㎜、時間雨量も30㎜を超え、「バケツをひっくり返したような雨」に。奥多摩でも本日午前中まで降り続きました。

夕方の西多摩郡檜原（ひのはら）村・本宿（もとしゅく）、南秋川の様子です。

いつもは穏やかな秋川の流れが、濁流と化していました。

西の空をふと見上げると…

うろこ雲が高く、くっきりと浮かび上がっていました。

上空5000～15000mの、最も高いところに現れるこの巻積雲（けんせきうん＝雲の10種雲形の一つ）がきれいに見えるということは、夏の上昇気流に伴う下層～中層の湿気や塵が少なくなったということ。

サラリと澄んだ空－本格的な秋の到来です。