慈恵医大の近藤教授によるとサピエンス全史(ユヴァル・ノア・ハラリ著)から偉大なヒントをもらったという。
歴史学者・哲学者であるユヴァル・ノア・ハラリから最先端医学のヒントが生まれる。これは凄いことだなと思う。
アインシュタインがドストエフスキーから啓示を得ていた例はあるが、これほど直接的に文系書物から偉大な発見の啓示がえられるとは。
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腐った百合は雑草よりひどい臭いを天地に放つ。
早く馬を走らせるものは、また早く馬を疲れさせもする。
敵のため火を吹く怒りも、加熱しすぎては自分が火傷する。
避けることができないものは、抱擁してしまわなければならない。
時というものは、それぞれの人間によって、それぞれの速さで走るものなのだよ。
言葉が役に立たないときには、純粋に真摯な沈黙がしばしば人を説得する。
事情が変われば己も変わる . . . 本文を読む
駅前の食事処で見かけた町田市「昭和の写真集」をめくってみたら当時玉川学園に住んでいた遠藤周作の写真を見つけた。
わたしは玉川学園2丁目に5年ほど住んだことがある。この写真の家はさほど離れていない地番にあったというが既に今は跡形もない。
町田駅前で町田市の催しに協力している風のショット。 . . . 本文を読む
いきなり豪雨となった。風も凄い。洗濯物を取り入れる間もないほど突然の風雨があたり一面を覆う。
こんな日はシチューを煮込むに限る。鍋にかけて屋上で豪雨を眺めながらマイルス・デイビスのラウンド・ミッドナイトを聴く。鋭いトランペットの刺激が豪雨に混ざると実に具合がよい。
聞きほれて次々と曲を渡っていくとあっという間に時間がたつ。部屋に戻るとシチューの汁が無くなる寸前だったがかろうじてセーフだった . . . 本文を読む
ジョン・レノン 夢物語を臆面もなく歌ってどうしてこんなに人々に感動を与えるのだろう。そして不遇の死を遂げた。
夢物語を追いかけて死んだ「カラマゾフの兄弟」のイワンを思い浮かべた。
クリス・クリストファーはハグリットみたいな風貌でイマジンを歌い、イマジンの感動を呼び覚ましてくれた。
おおい 旅だったみんな聞いてるか。
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1980/12/23の発表とあるこの曲、当時33歳のわたしはどこかで聞いたことはあったがそれほど記憶にとどまっていたのではなかった。
ところが昨日小学校の恩師の著作を読み返していてみつけ、今聞いてみると異様に感動的だ。
四国の高校へ旅立った夜汽車の旅が浮かぶ。
たしかに薄暗い灯りの下で兄貴と別れたな。
少しの不安で窓に流れる灯りの一つ一つを眺めていた。
それは懐かしい私の悲しみ 私の . . . 本文を読む
わたしの現在
カメラの時代
イエスの時代
オリーブの現在
ボルビリスとはベルベルの言葉で夾竹桃だという。オリーブの木は多いが夾竹桃は見えない。
眼下左手に広がるオリーブ畑と地平線まで広がる穀物畑をバックに2本の柱がそびえる。 . . . 本文を読む
最初の質問 長田弘 より部分引用
今日あなたは空を見上げましたか。空は遠かったですか、近かったですか。
雲はどんな形をしていましたか。
雨の滴をいっぱいためたクモの巣を見たことがありますか。
樫の木の下で、あるいは欅の木の下で、立ち止まったことがありますか。
この前、川を見つめたのはいつでしたか。
砂の上に座ったのは、草の上に座ったのはいつでしたか。
あなたにとって「わたしたち」 . . . 本文を読む
振り向いて故郷を探そうとは思わない。行き着く先に故郷はあるはず
思えば遠くへ来たもんだ
眠れぬ夜に酒を飲み 夜汽車の汽笛聞くたびに僕の耳に遠く近く レールの響きが過ぎてゆく思えば遠くへ来たもんだ 振り向くたびに故郷は思えば遠くへ来たもんだ 遠くなるような気がします思えば遠くへ来たもんだ ここまで一人で来たけれど思えば遠くへ来たもんだ この先どこまでゆくのやら
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https://www.news-postseven.com/kaigo/8949
矢崎泰久氏の「85才、一人暮らし。ああ、快適なり」より。
過去を振り返るより、未来に期待する方が、どれほど身体に良いかを知ったらいいのだ。
五木さん(五木寛之)は、「孤独の楽しさの最たるものは、一人秘やかに回想に耽ることにある」と、記している。
ここで過去を振り返るとは、じくじくと過去を後悔すること . . . 本文を読む
こんなご時世だから15年前に読んだ「最驚!ガッツ伝説」ガッツ石松から腹を抱えて笑い転げるはなしをピックアップ。
パスポートの申請のとき、「性別(sex)」と書いてある欄に、「週一」と書いた。
亀を英語で?のクイズに「スッポン!!」
太陽はどこから昇る?のクイズに「右から!!」
テレビの連想ゲームで「赤ちゃん」「入れるもの」とのヒントにガッツ石松は勢いよく「「コインロッカー!」
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CCR、この曲の反戦的な意味合いを全く考えもせずに聞いていた。
それでもまったくかまわないと思っている。でもこの曲について記したことをきっかけにわが越し方を踏まえてベトナム戦争を少し振り返ってみることも必要かなと。
結論からいうとドミノ理論による共産主義の脅威を防ごうとのベトナム戦争の意図は今でも理解できる。しかし結果的に世界はドミノ理論通りにならなかった。政治は結果主義だからベトナム戦争は失 . . . 本文を読む
「老水夫行」は40年以上前に知り合ったある女性からわが身に与えられた宿題なのだ。暑い日の大教室の講義で固い椅子の座席に座った女性は「老水夫行」を隣に座るわたしに熱く語った。そのころはあまり興味がわかず、「そのうち読んでみるよ」と深くは考えずに打っちゃっておいたのだが。
そして今になって40年が過ぎ去り、検索中に目に留まった「老水夫の詩(The Rime of the Ancient Marine . . . 本文を読む
ある日、小説家の開高健が井伏の自宅を訪ねた。50歳を過ぎ、小説が書けずにいた開高は「時代がデリケートでモノを書く野蛮さが湧かない。ホンマに言うんですが、書けないんです。先生、どうすればいいでしょう」と尋ねた。
井伏は酒を片手に悠然とした態度でこう言った。
「書けない時は何でも書くことですな。書くことがなければ、いろはにほへと、と書けばよろしい」
以上はネットから引用。
こ . . . 本文を読む