まさおレポート

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重力は斥力としても働く

2021-12-12 | AIの先にあるもの

Credit: Bettmann Archive/Bettmann

重力は斥力としても働くという解説記事が面白かった。最初に均一なエネルギー場があり、それがビッグバンを引き起こした。

均一なエネルギー場ということは物質が存在しないということで仏教の空だ。それが現在の宇宙を作りだしたつまり仏教の色界を作り出した。そんな感慨を持ちながら下記の記事を読んだ。

これで物理学の作り出した反対語である重力と反重力、エントロピー増大と縮小などはほぼ説明されたが唯一残るのは時間と半時間の説明だ。果たしてどうだろうか。


https://news.yahoo.co.jp/articles/8577fd5d27d29c04f1c4885c2a00f2f54cf573bb?page=3

1920年代の半ば、イエズス会の司祭ジョルジュ・ルメートルは、アインシュタインが新たに作った重力理論──一般相対性理論──を使って、宇宙は何か爆発のようなもので始まり、それ以来ずっと膨張を続けてきたという過激な考えを発展させた。

ルメートルにアインシュタインは「あなたの数学は正しいが、あなたの物理学はおぞましい」

 ウィルソン山天文台で研究をしていた天文学者エドウィン・ハッブルの詳細な観測から、遠くの銀河はどれも動いている、それも猛烈な勢いでわれわれから遠ざかっていることが明らかになった。

ルメートルの物理学を裏づけるデータが得られると、アインシュタインは、宇宙には始まりがあるという考えを受け入れた。

今から140億年ほど前は非常な高温高密度 宇宙が膨張を始め、飛びまわっていた粒子は塊、恒星や惑星そしてわれわれを創った。

高い秩序を持つそれらの構造は、黙々と無秩序に向かうべしという熱力学第二法則の命令と、どのように調和するのかを理解しよう。

エントロピック・ツーステップ エントロピーは増大するという普遍的なプロセスの中で、ある領域(系)ではエントロピーが減少し、別の領域(系)ではエントロピーが増大する現象。それによって宇宙に秩序が生まれるが、足し合わせると全体としてはエントロピーは増大し、普遍的法則を破らない。




 

若きポスドクだったアラン・グースがビッグバンについて考えていたときのこと、斥力的重力があれば、宇宙の厄介な謎がひとつ解けるかもしれないことに気がついた。

膨張を開始させたのがどんな力だったのかを数学的に調べてみたグースはある種の物質が空間を満たし均一に広がっているならその重力は斥力になる。

もしも直径が1メートルの10億分の1の10億分の1の10億分の1ほどの小領域がある種のエネルギー場に満たされ均一に満たしていれば斥力的重力で爆発的に膨張して短い時間のうちに宇宙と同じぐらい大きく引き伸ばされることを示した。

正確な天文観測のおかげで、今では正しいことが確かめられている。


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