まさおレポート

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NTT総務省接待事件 こりないNTT体質かも

2021-03-19 | 通信事業 NTT・NTTデータ・新電電

週刊文春3月11日号によるとNTT代表取締役社長澤田氏と執行役員が2020年6月4日、国際戦略局長と山田真貴子総務審議官(当時)に行った接待を具体的に報じている。https://www.newsweekjapan.jp/kitajima/2021/03/ntt_2.php

ドン・ペリニヨン(1本3万8000円)による乾杯に始まり、福岡・志賀島産のウニ、琵琶湖の天然アユ、短角牛フィレ肉のポワレ、シャトー・マルゴー(1本12万円)等がNTT関連会社が運営する「会員制」レストラン「個室」で行われた。

「会員制」レストランはわたしも経験がある。30年ほど前に 日比谷中日ビル B1F. シーボニア メンズクラブに商社出身のGさんにつれられて民民接待で何回もおとずれたことがある。当時から商社や銀行などはこうした会員制レストランを持っていた。機密保持や接待費の出しやすさや豪華な接待のわりにコスト低減が図れるなどを目的としていたようだ。とくに個室では機密保持がポイントだった。

当時の幹部たち、とくに官僚天下り組はこうした豪華な会員制を好み、Gさんの紹介で会員になりたがった。エリート意識がくすぐられるのかもしれない。

そこでふとNTTのOB達がこの事件をどう考えているのか。こうしたときにSNSをのぞくのが手っ取り早い。あるOBは少数意見だと断ったうえだが、昼間の交渉では不十分で、ゴルフ、麻雀、接待などはケミストリーの把握のためにも必要だとする意見を述べ、NTTOB達の仲間内でおおいに盛り上がっていた。

このSNSの参加者であるNTTのOB達は日ごろ比較的まっとうな意見を述べる人たちだ。だからこそときおりみて参考にさせていただいているのだ。ところがこうした接待疑惑に対してはNTTの接待にやむをえない感、ささいなことで騒ぎすぎ、もっといえば共感をすら抱いている感がにじみでている。ここから現職NTTトップの感覚を推し量るのは早計だろうか。すくなくとも参考にはなるだろう。

そしておおくの参加者で盛り上がっている。だれも厳しい意見を述べる人はいない。SNSとはそういったものだとの意見もあろうが、仲間内だけでは反省が生まれない、外部の意見を求めないとおかしな空気を醸成してしまうという例だろう。

「これではだめだ、リクルートの真藤さんで一向にこりていないNTT」このSNSを見てそう思った。


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