まさおレポート

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バリの風景 乾季・雨季・天候

2016-03-15 | バリ島 街の風景・海辺の風景・山の風景

2006-11-06

2007/1/1

快晴とそよ風 2010-04-30

乾期が遅れてやってきた。4月に入っての長雨もようやく止まり、今朝は朝から気持ちのよい潮風が窓から入って入り口に抜ける。雨もときにはいいけど、やはりこれでなくてはバリらしくない。つれ合いとベビがバリで大流行の風邪にかかった。ほぼ治りかけだが咳が完全にはとれない。快晴とそよ風でよくなるだろう。

「ここは風がいいですね」 2010-06-30 

今日は知人夫妻がバリに休暇で遊びに来たのでヌサドアまで出かけてコンラッドホテルでランチを食べる。
このレストランはやや離れてビーチが望め、すぐ下には大きなプールがある。おそらく50メートル四方はあるだろう。さらにそのビーチ側にもビーチに沿って長方形のプールがある。さすがに贅沢な作りになっている。

知人夫妻のご主人はバリが初めてだが「ここは風がいいですね」といった。「そうなんですよ。バリはなんといっても風がいいんです」どんなに暑い日もこのそよ風にあたると気持ちがよく幸せを感じる。極端にいうと衣食住はそこそこでもそよ風がふいている土地で住むだけでよい。その場所で海を眺め、ネットで仕事をして、読書をする。これがバリ生活の醍醐味ですね。

雨季に入る 2010-10-21

バリは既に雨季に入っている。毎日のように雨が降る。日本でいうと驟雨と呼びたい雨がザッと振り、長くても1時間程度で止むことが多い。つまりにわか雨が多い。しかも局地的に降る。雨が降っているところから10キロ離れるとそこは降っていないことがある。

この局地雨ではよく面食らわされた。ある時間に何かの約束をして待っていてもこない。電話をかけると猛烈な雨で雨宿りしているので遅れるという。そんなに離れている場所ではないので最初はいい加減なことを言っているのかと思っていた。しかしそんな局地雨はしょっちゅうある。

今日も午後からかなり激しい雨が降ったが、夜になると満月が出ている。やや蒸し暑いが月に群雲が走るのを見ながら散歩をするにはなかなかよい気分だ。

豪雨ののちに晴れ上がった空は 2010-11-08

このところ毎日雨が降る。午後になりと曇り始めてそのうちに夕立のように豪雨になる。午後5時過ぎには止んで薄曇りになる場合が多い。今朝は朝から快晴で雨で洗い流された木々の葉が際立って美しい。空気も洗浄されているのだろう、澄み切っている。青空と真っ白な雲との対比も面白い。

豪雨が毎日続くのでプールも雨が上がった後に入ると少しひんやりとしている。しかし水が入れ替わるのできれいになっているのがわかる。雨季もなかなかよい季節なのだ。

夕方に一雨来ると涼しくてよいが、そのあとに蚊が異常発生する。これは大変困る。そこで夕方は早々に部屋を閉め切ることになるが、これではバリの風を楽しむことができない。テラスに蚊帳をつるす案も考えているが、いまだ実行にうつしていない。こちらで買った蚊帳は一般の薄手の生地をそのまま使っているだけで、日本の昔ながらのゴワッとした蚊帳専用の生地ではない。そのために風が通りにくいのでその蚊帳を釣って果たして涼しい風を満喫できるものか、返って蒸し暑くならないかが心配している。

落雷の音で目が覚める 2010-11-16

深夜に近くで落雷があった。あたりの空と大地を震わす大音響が2度した。これほどま近な落雷はバリでも1年ぶりか。

豪雨 2010-12-28

雨季らしい雨が降った。雨季は11月から3月だが経験的に12月の暮が最も雨季らしくなるようだ。低気圧のせいで風も強いから樹木も葉も強くなびいている。大きく育って下部が枯れたバナナの葉が落ちそうになっている。

遠くで雷がなり眼前の池の水面が白く反転する。やや濁った池の水も豪雨で浄化されていくことで天の恵みを喜んでいると見える。しばらく見ていると雨足が弱まり池の斑点模様も落ち着いてきた。

屋根を葺いてある水草でつくる藁のアランアランから太い雨水がしたたり落ちる。これもまた数十分で細い水滴に変わる。第一楽章アレグロが終わり、第2楽章ラルゴが始まる。

ようやく小雨のなかをスタッフたちが歩き始める。この程度になると傘をさしているいる人はいないようだ。

一昨日は見事な虹が 2011-02-01 

雨期が終焉に向かう気配がする。プールでウォーキング中に晴天にもかかわらずにわか雨が降った。かまわず歩き続けていると雨は止み、見事な虹が出た。水平線の左から右に完璧な半円を描いていた。こんな見事なものは2年間で始めてかもしれない。

 

年の雨季は曇り空が多い 2011-02-05

例年になくと言いたいところだが、まだ2年目なのでその資格はない。それでも今年の雨季は曇り空が多い気がしてならない。1,2時間のスコールがあって、そのあとはすっきり晴れ渡るというのがバリの雨季なのだが、昨今は朝からどんよりと曇っていることが多い(気がする)。昨夜などはうすら寒いので、いただきものの手打ちうどんを暖かい釜揚げうどんにして食べた。暑いバリでは考えられないメニューだ。夕食後テラスにいると高原にいるような涼しさで、とても気持ちが良いのだが、バリにいるという感じはしない。世界的な異常気象の一環が少なからず現れているのだろうかと心配になってくる。

ホテルの中では雨でも建設現場の仕事は続いている。10人程度の女性が瓦礫の山を近くの埋め立て場に運んでいる風景がテラスから見える。雨が降り出すと軒先に退避して雨宿りして、止むとまた大きなかごに瓦礫を積み、頭に載せて運ぶ。瓦礫のほこりが立たないのでこんな作業には好都合だ。

雨が時折降る、どんより曇った日は気持ちも静まってくる。こんな日もサヌール湾を眺めながら読書をすると楽しい。

そよ風賛歌 2011-02-17 

バリらしい天気が戻ってきた。肌が少しひりひりするのは、やはり日差しが強くなっているせいだ。単に暑いだけではまいるが、そよ風があるので暑さが苦にならない。

テラスでくつろいでいてそよ風が吹き抜けると「極楽のあまり風」という、すでにいない母の口癖のような言葉を思い出した。日本の夏の暑い日の夕方に、そよ風が吹くといつもこの「極楽のあまり風やねえ」という言葉が母の口をついて出た。いくつかあった母の口癖の一つなのでなつかしい。

この極楽のあまり風という言葉から察するに、かつて人々が思い描いた極楽浄土の第一要件はそよかぜだったのではないか。なるほど暑くも寒くもない無風の場所よりも、やや暑いくらいの気候で、かつそよ風が吹いた方がはるかに快適に違いない。母の育った周りの人たちがおそらく使っていたであろうこの言葉は、極楽の本質をよくとらえていると思う。極楽浄土の絵図などで見る、美しい花々や美女たちも、たしかに極楽のイメージには寄与するがやはり、そよ風がなによりのご馳走なのだ。

吹く風が枝を鳴らさない、そんな場所を理想郷と呼んだ古い時代の人々の思いは、この「極楽のあまり風」のそよ風賛歌に通じるものがある。このバリにも現実に生きている人々には様々な悩みがあるのは言わずもがなだが、少なくとも眼前に広がる海と緑豊かな巨樹を見ながらそよ風に吹かれている限り、心は穏やかでいられます。

 

三月になるとバリは乾季に向かい、ニュピがやってくる 2011-03-03

三月に入ってますますバリらしくなってきた。今回はとくに朝のうっとおしい天気が続いていたが、そのどんよりした朝とも完全に縁が切れたようだ。「いやいや、4月までにもう一度揺り戻しがあるよ」と日本の三寒四温のようなことをいう人もいるが、朝から空に広がる元気な白雲を見ている限り、もう雨季とはおさらばしたように思える。去年の2月に買ったかなり大ぶりの二鉢のブーゲンビリアも太陽の光を十分に浴びだして、長く咲かせなかった花をちらほらとつけ始めた。

気温も朝から上がってきて暑いことは暑いが、やはりこの方がバリらしい。風さえあれば体感温度は下がり心地よいのでビラの窓は全開でおまけに入り口のドアまで開け放している。朝方は比較的風が弱いがそれでもときおり「極楽のあまり風」が通り抜けていく。

3月5日つまりあさってはニュピがやってくる。バリ人は朝から外出は禁止され夜も灯りをとることが許されない。そのバリに滞在する観光客などもバリの風習に敬意を表して同様に灯りを消す。ホテルの中は比較的緩やかだがそれでも外部からみて灯りが漏れているとバリ人の感情を害するのでホテルの中でも外部に漏れる灯りは極力消す。この外出禁止や灯りの禁止を嫌ってニュピの日はジャワ島などに旅行に出かける人も多いが、ニュピの暗闇と静けさを愛する人も多くいる。

この日は月は完全に欠け闇夜となる。星だけが満天に輝いてくれるだろう。暗闇のプールに入って空を見上げることにしている。

出入りが激しい時期 2011-03-22

今朝もはめ込みガラスのところで外に出ようと困っているトンボをみる。このところ毎日のように見るので、乾季の到来と関係があるのかもしれない。そっとつまんで外に出してやると元気に飛んでいく。

白雲がもくもくと湧き上がる。これも雨季には見られなかった。十分な日照が得られるようになったためか我が家のブーゲンビリアの花が咲き始めた。日中はかなり暑くなってきた。少し外を歩くとすぐに汗がでる。気持ちが悪いのでシャワーを浴びてポロシャツや下着を替える。おかげで洗濯物が増えることになる。

しかしやはり乾季の方がバリらしい。暑いせいかプールに入る人も増えた。我が家は朝のまだ日影が少しできている時間帯か夕方、日が沈む前にしかプールに入らない。紫外線が強すぎるために。

乾季と雨季が入れ替わるとき、滞在客も日本やヨーロッパの各国に帰国する人が目立つようになる。日本やヨーロッパの寒さを避けてバリにやってきた人々が母国の春から秋までを楽しむためだろう。それに加えて今回は大震災と津波で日本に残してきた家や家族が心配で帰国する人、さらに日本から避難してくる人が入り混じって出入りが激しい時期になる。

乾季の雨 2011-04-01 

このところ毎日のように雨が降る。しかしやはり乾季の雨で、降る時間がおおむね短い。そして雨量も少ない。1時間ほどザーッと降ると止む。雨季の雨はザーッとではなくバケツをひっくり返したように降る。そして降り出すと数時間から半日くらい降っている。どちらの雨も雷を伴うが乾季の雷の方が落ちる量が少ない。

乾季らしい暑い日にさっとひと雨降るがこれは気持ちがよい。今日もプールに入ってエキササイズを行っているときに雨が降り出したが水は暖かいし全く気にならない。

 

6月のバリ 2011-06-03

雨が少ない。10日に一回降るかどうか。そのせいで我が家のブーゲンビリヤが元気がない。葉はほとんど落ちてしまい花びらだけが残っている。葉が落ちて花だけが残るのも無残なもので、その花もさわやかな色ではない。干からびた造花のような濃いめのピンクで、文字通り水が切れると花の色もみずみずしさを失うのだと気がつく。

風がある。特に午後から浜風が吹き、温度計は30度を越しているのだろうが体感温度はそれよりかなり低いのだろう、過ごしやすい日が続く。そのせいだろうか、夜窓を開け放しでも蚊が入ってこない。風が強いので蚊が上がってこれない。

マンゴウが美味くなってきた。一年中マンゴウを食べているが、この季節のマンゴウが美味い。乾季のせいでよく熟するのだろう。スーパーで手に入れるトマトも赤みをましている。スープにしてもトマトソースにしてもこの方が甘みがあり味も濃い。

風が吹いて雨が少ないとヤシの葉がよく落ちる。昨日もプールのジャクジーに大きな音がして2メートルもある太い芯を持った葉が落ちてきた。これに直撃されるとかなり危ない、とくに小さな子は危険だ。バリでは瓦やヤシの実、ヤシの葉などいつも上方に神経を配らないといけない。

バリは涼しい日が続く 2011-06-21

このところ涼しい日が続く。なにより海からの風が強くて寒いくらいの時がある。きっと風で体感温度が下がっているのだろう。この前の年もさらに前の年もこんなに涼しくはなかった。いつも午後6時がプールタイムなのだが、このところすこし曇った日などの夕方6時はとてもプールに入る気がしない。異常気象の一種かもしれない。

海からの涼風にあたると何故かセザンヌが 2011-08-03

滞在ビラはいつも風が吹き抜けて暑さを感じないが、一歩外にでると一層そよ風が吹き渡り気持ちがよい。人の感じる快適さでおよそ暑い季節の涼風、寒冷がようやく温んでくるころの春風に勝るものはないだろう。この涼風にあたるたびに快適さの双璧の一つだと思ってしまう。

春風は寒冷の中でようやく感じるほのぼのとした暖かさで体が弛緩して、まったりとして、体が軽くなる風でこれまた気持ちのよいものだが、一方のサヌール湾から吹き渡る涼風はバリの暑さの中ですこしきりっとした冷たさを肌や頭部に感じる。こちらは頭脳が冴えてきて、多少のいらいらがあってもどこかに飛んでいく。つくづく暑さと湿気は人間の気持ちを落ち着かなくさせるものだと思う。

エアコンディションではこの快適さは得られないもので、今後いくら人工的にゆらぎを加える技術が発達しても天然の風の強弱、方向の変化、温度の変化、難しかろうと思う。なかでも天然の風には均質化される前の塊の感じがある。この塊の感覚をどう伝えたらよいのだろう、例えばセザンヌの作品にみられるなまぬるいグラデュエーションを拒否したパレットの切れ味を思わせる色の塊の感覚が天然の風の醍醐味ではなかろうか。

 

バリの乾季は本当に雨が降らない 2011-09-03

バリの乾季は本当に雨がない。この5か月で雨が降ったのは数えるほどしかない。文字通りの乾季でうっかり鉢植えに水をやり忘れたらブーゲンビリアが2本とも枯れてしまった。バリの乾季を甘く見すぎた失敗で、今は3日に一回は水をやるようにしている。バーベキューで出る灰を十分に施すのと相まってなかなか元気に花をつけている。

それにしても稲作はどうなっているのかと気になってくるが湧水などでまかなえるのだろうか。雨季の水が山に蓄えられそれが川に流れて水田を潤すのかとも考えるがそれにしても半年も持つのだろうか。しかしこの間ライステラスを山間に見たときは水は十分に潤っていて、水田に水を引く小川も清流が流れていた。ということは雨季の水が山に蓄えられているという事になる。

 

今朝は久しぶりの本降り 2011-10-06

ようやく本格的な雨が降り出した。記憶では乾季に入って以来ほんの数回のお湿りを除いて半年ぶりの本格的な雨だと思う。雨季の本格到来宣言をしてもよさそうだ。我が家のブーゲンビリア2鉢も3か月間見事な花を咲かせてくれたのだがこのところ花がすべて落ちてしまった。水も定期的にあげているし、なぜ花が落ちたかの理由はわからない。さて雨季の到来で又花がこれまでのように見事に咲いてくれるのだろうか。

バリのいたる所にある巨樹や草木は半年にわたる乾季の中を地下水の貯蓄だけで生き抜いてきたことになるが、それでも緑の葉をつけて花を咲かせている。これからは大地も多量の雨を吸い込み、ため込む季節がやってきた。もともとバリの地の空気は澄んでいる方だが雨季に入ってスコールのように一時に大量の雨に洗われ一層きれいな気持ちの良い空気になる。雨上がりの花々が輝きを増し、散歩の楽しみを増してくれるのが今から楽しみだ。

雨季になると果物がおいしくなるとよく言われるが、これまでの乾季でもマンゴは十分美味しかった。これからはさらによく熟れた美味しいマンゴが食べられる。(バリ生活の楽しみの一つはマンゴが安くておいしいことで、1キロ100円程度) 漁はどうだろうか。雨季が近づくに従いなじみの漁師の出漁回数が増えた気がするので多分雨季の方が漁のコンディションが良くなるのだろう。今年の乾季はことのほか涼しくて過ごしやすい日々が続いて快適であったが、雨季も又楽しみな季節の到来だ。

乾季には東から吹いた風が雨季には西からに変わるという。ちょうど今は切り替わる境目で風が心持静かになっている。これまでは風の向きなど気にすることもなかったが滞在2年半ともなると観察が細かくなってくる。

雨季に入って本格的な雨は一回きり 2011-10-26 

9月から暦の上では雨季に入ったのだが、今日まで本格的な雨が降ったのは一度しかない。後はほんのお湿り程度が数回しかない。しかも連日暑い日が続く上に風がない時間帯が割合多い気がする。季節の変わり目は東北の風から南西の風に切り替わるそうだが、そのはざまにあるためか涼風がすくないので夜は暑くて寝苦しい。

我が家のブーゲンビリアはコンクリート製の鉢植えなのだが、乾季の時は水やりに気を使った。三日に一度と決めて水やりをしていたが、雨季になったとたんその規則はどこかに行っていい加減になっている。しかしこんな雨の少ない天候では乾季と同じ気遣いが必要と思い始めている。

しかし、夜になると星が見えない日が多い、そして時々暗い夜空がぼわっと明るくなる。これは稲妻が雲間から見えているためで、どこかでは雨が降っている事になる。このサヌールにも早く大地と空間を洗いつくす大雨が降ってほしいものだ。

雨 木々の喜びの声 2011-11-08

雨季はやはり雨が降ってくれないとしまらない。最近ようやく本格的な雨が降りだした。プールにも雨水が溜り、きれいな水になる。椰子の木もブーゲンビリアもキョウチクトウもジュプンも豊かな雨水に喜んでいるのがわかる。乾季の半年をよく持ちこたえたものだ。まだバケツをひっくり返したような雨は来ないが、雨季の本格的な到来の確かな感触がある。この写真、木々の喜びの声が聞こえるだろうか。

 

 

雨が少なく暑い 2011-11-26

雨季なのだが雨が少なく、暑い日が続く。午後からは風が吹いてくるので多少過ごしやすくなりが、やはり暑いことは暑い。昨今は向かいのレンボガン島やアグン山がくっきりと見える日が多い。雨季にしては乾燥してそのために視界が開けているのかと思う。

階下ではテニスコートの改修工事が進んでいる。コンクリートを流しては平らにして固めるという作業を繰り返している。突然の雨ではコンクリートが固まらず、大変なことになると思うが、晴れた日が多く、順調に進んでいる。たまに雨が降るが、そのタイミングでは既に固まっている。このコンクリート職人たちは長年の修練で雨の予測が出来るのかもしれない。

そういえば、この職人たちに限らず、ホテルのスタッフも雨予測ができることを思い出した。一週間も前の事、一雨欲しいなと思ってスタッフに「雨がふらないかな」と願望を込めて尋ねてみた。「多分、今夜降るよ」とこともなげに言ったがその時点では空に雨の気配はなかった。そして夜には一雨きた。一昔前の日本人も雨の到来を予測できる年寄りが多かった気がするが、このバリではいまでもその能力はキープされているらしい。

 

見事な虹が 2011-12-24

にわかに豪雨が降り注いだが日は射していた。こんな時は虹がかかると期待していたら見事な虹が中天にかかる。

プールの水はすっかりきれいに 2012-01-02

このところ毎日雨が降る。夜中であったり日中であったりするがとにかくよく降る。先月までプールの水が温まりすぎて多少なまぬるい感じがしていたが、このところの雨できりっとした温度になっている。冷たいと言うほどではなく体に心地よい温度になっている。雨のせいで水がクリーンになっているのも実感できる。

雨の中でプールに入るのもなかなか気持ちが良い。帽子をかぶるのがポイントで、そうすると頭や顔に雨がかからないので普通にプールを楽しむことができる。

今年の雨は 2012-01-21

今年のバリは例年に比べて雨量がずっと多い気がする。雨季にはいったころは一向に雨が降らないので米作などへの影響を心配までしたが、これだけ降り続けると安心だ。他の国ではここまで降るとそろそろ水害を心配しなければならないほどだが、このバリでは道路が冠水する程度で大きな水害の話も聞かない。アグン山などの連山と麓の水田が吸収するのだろうか。

 

神鳴り 2012-01-28

深夜突然の音で目が覚めた。開け放してある大きな窓から雷の稲妻と音がすざましい。光と音の感覚が徐々に近づいてくる。まじかに雷が落ちる。たしかに神鳴りだ、部屋の中にいてもとばっちりの稲妻が飛んでくるのではと思うくらいすざましい。30分ほどでどこかに去って行った。それにしても凄かった。

乾季到来の予兆 2012-02-05 

今朝は朝焼けが美しい。乾季到来の予兆を感じる。

よく雨が降る 2012-03-04 

まもなく雨季が終わろうと言うのによく雨が降る。それも元気いっぱいのどしゃ降りの雨。昨日はお昼を食べにでかけて帰りに降られ、今日は買い物にいった帰りにどしゃ降りの雨。しかしサヌールの滞在地まで帰ってくると雨は降っていない。タクシーの後から雨が追いかけてきたようだ。つまりバリの雨は信じられないほど局地的なのです。渋谷でどしゃ降りでも新宿は晴れていたりといった感じでしょうか。

それでも植物の季節感の感受性はすごい。ブーゲンビリアは雨季の間は花を咲かせなかったが、乾季が近づいてきたら少しだが花をつけ始めた。

雷雨と嵐 2012-03-18

昨夜の12時近く、突然、本当に突然、猛烈な雨と嵐が始まった。それはバリで初めて経験するレベルのすごいもので、飛び込んでくる雨に思わず窓を閉めた。その直後に停電になり、朝起きても依然電気がこない。その後、延々と停電は続き、ようやく3時過ぎに回復した。昨夜の嵐で電柱が倒れたためだという。

停電ではネットは使えないのでプールサイドに集まってきた皆さんと歓談、真夏(バリは常夏だが)の怪談話で盛り上がる。ポルターガイスト、ラップ音からチャクラの話題、さらにはバリの心霊現象から日本の幽霊の紹介までと盛りだくさんの歓談でした。しかし、実に長い停電でした。

 

夕方は肌寒い 2012-06-21

毎日夕方にはプールに入るが昨今はうすら寒くてちょっと入るのを躊躇する日が多い。乾季に入ると風が強くなりそのためプールの水温が下がり、プールから出た後に濡れた体を風が冷やす。例年の事だが今年はその風が少し強いように思う。

 

数か月ぶりに本格的な雨 2012-07-18

数か月ぶりに本格的な雨が降る。雨が降らないとビラのプールの水もきれいにならない。

バリの米作は水利が上手くできており、乾季に雨が多少降らなくても雨季に山々に大量にため込まれた清流の水が小川に常に流れているせいか水不足はあまり聞いたことがない。この小川は人工的に作られたものらしくこのシステムをスバックという。このバリのスバックが世界遺産になった。スバックとは水利組合と訳されているが組合が世界遺産になるわけもないのでバリに広がる美しい小川と棚田が世界遺産になったと解すべきなのだろう。

 

雨季が始まるのか 2012-09-26

昨日の明け方に大雨が降った。何か月ぶりの豪快な雨か、おそらく三か月ぶりだろう。今夕も雲がいつもより厚くなっていた。6か月続いた乾季もようやく終わり、雨季の到来だ。スコールのように一時的にふるバリの雨はむしろ歓迎したいほどで、プールの水もきれいになり、バリらしい暑さと雨の涼しさがメリハリを効かしてくれる。

サヌールの行きつけの漁師は何故か雨季がくると蛸漁が盛んになる。雨季だから蛸が獲れやすくなるのか、あるいは雨季は他の鰹などが獲れないので蛸を代わりに獲ってくるのかそのあたりはよくわからないが、とにかく蛸が店頭にならぶ。今日の夕方に久しぶりに漁師の店にでかけると、鰹と蛸にメバルの親玉のようなよくみかける魚があったので、この三種類を買って帰る。蛸を湯で、メバルの親玉を炭火で焼き日本酒を飲むと旨い。幸せだ。

 

未明、サヌールに豪雨 2012-11-05 

この2か月ほど雨らしい雨がなく非常に暑い日々が続いていたが未明に嬉しい豪雨が。大地を洗い流すような激しい雨で涼しい外気が部屋に入ってくるのがわかる。これから本格的な雨季が到来する予感が。

 

雨が降らない 2012-12-09

雨季もたけなわであるにもかかわらず雨量が少ない。昨夜も雷が凄かったのに雨はお湿り程度で今日もほんのぱらぱらの小雨で後はかんかん照りが続く。これだけ雨が少ないと米の出来が心配になるがあれだけの雷があったのだから穀倉地帯のタバナンはしっかり降っているような気がする。とにかくバリのお天気は局地的なのだ。

 

やっと本格的な雨が 2012-12-11

昨夜遅くから待ちに待った本格的な雷雨がやってきた。雨季らしい豪快な雨と激しい雷光に音、バリの雨季に来るべき豪雨がこないと具合が悪い。蒸し暑さを吹き飛ばすカタルシスが味わえない。今朝は雨に洗われた樹木たちの葉が機嫌よさそうに陽光をきらめかせ、涼しい風になびいている。つれあいの発疹をともなう熱もすっかりよくなりご機嫌の朝、ベートーベンのピアノ協奏曲を聴く。

 

8月の天候 2014-08-09 

7月から8月は本当に雨が少ない。ひと月バリを留守にしている間に屋上のブーゲンビリアが危うく枯れかけるところだった。(バリの人に水やりを週に一回頼んでいたのだがどうも十分に水をあげていなかった様だ。)恒例の夕方のプールは風のせいで少し肌寒い。風が強いので蚊が3階までは上がってこないというメリットはある。サヌール湾は波が白く立ち、いつも白い兎が走ったように見える。

強い風 2013-02-26

数日前から風が吹く。今日は特別に強い風が吹いた。今まで見たこともないほどの強さに木々が大きくしなり、小枝が折れてあたりに飛び交うので結構危ない。頭上に注意して歩かなければいけないほどの小枝が舞い落ちる。雨季から乾季への季節の変わり目にあたり、猛烈な雨や風が雨季のフィナーレのように見舞ってくれる。

 

久しぶりに雨 2014-10-21 

一昨夜、本当に久しぶりに雨が降った。もう記憶にないほどだがおそらく3か月は降っていない。いよいよ雨季の到来かなと。

鰯雲2014-11-11

 昨日は朝から地震雲のような鰯雲がでた。夕食時に稲光があり、いよいよ一雨来るかと期待したが残念ながら降らない。

雨季からすでに乾季 2013-03-25

一昨日の土曜日にウブドにドライブに出かけたが、この日の日差しの強さに肌が変化を感じた。昨日も空を仰ぐと特段数日前と変わった風はないのだが日差しがやはりどこか強くなっている。陽があたると痛いのだ。今朝もやはり暑くなりそうだ。しかし夕方になると涼しい風が吹く。どうも雨季からすでに乾季に入りそのせいで日差しがことのほか強く感じるのではないかと推量してみる。当たっているかもしれないしそうでないかもしれない。

5月のバリ 2013-05-23

5月のバリ、夕方から雲がでてきてそのうちゴロゴロと雷が鳴り出し、そのあと雨が降る。おかげで屋上のブーゲンビリアの水やりの手間が省けるのだが、5月のバリってこんなに雨がよく降ったのかなあ。

このところ雨が続く 2013-07-22 

毎日のように雨が降る。風がかなり強く吹く。湿度計をみると78%とかなりの湿度になっている。おそらくダニが異常発生しているのに違いない。ダニアレルギーの娘の咳がすっきりと治りきらない。日本の梅雨のような気候はいつまで続くのか。

雨のおかげで水田の稲はすくすくと伸びている。ロビナの山側を望む風景。リズミカルに並ぶ塀はお寺の囲いだろう。

 

雨季の朝 2013-11-27

ジャグジーも寒々としている

雨季の到来で葺きなおした屋根

10月20日ごろから雨季に突入した 2013-10-28

このところあきらかに気候が変わった。3か月ぶりに雨が、しかも日を置いて二夜も降った。気温が上がり、連日31度を越していて暑い。クーラーをかけて寝るようになった。バリらしい気候になったといってもよい。プールに入ると生暖かい。これでなくっちゃバリではないのだが、しかし暑い。今日乗ったタクシーの運転手も暑いと言っていた。バリ人でもジャワ人でも暑いのだろう。

 

曇天と鳥 2014-01-02

元旦に続いて2日の今日も雨で、しかもバリらしくない長雨が続く。いつもバケツをひっくり返したような豪雨の後はすっきりと晴れるのだが。テラスから見える雨に咲く花をとってみました。雨と望遠で焦点が合いにくいですが雨にけむる感じはでているかと。

名を知らない花1

夾竹桃

名を知らない花2

静かな風情のビラ

これは屋上から見たご近所の家寺

雨にけむる火焔樹

ジュプン プティ

ジュプン メラ

農家の息子に聞いた話

家でトウモロコシをつくっている農家の息子に聞いたちょっと意外な話。(知らないのは私だけかも)

「一週間以上雨が降らないとどうするの。水は川から汲んでくるの、あるいは引いてくるの?」

「雨以外に水はやらない。水は買わないといけないから高くつく」

「枯れてしまう場合もあるよね」

「あるよ」

まったくの雨頼りの農業なのだと驚くが山からの水に恵まれる日本は例外で、たいがいの国では雨のみを頼りにするのが一般的みたいだ。バリでもタバナン地方など山からの水が豊かなところばかりではなさそうだ。2014-06-05


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