まさおレポート

バリの風景 食べ歩き

バリのバビグリン(豚丸焼き)
 
今日本に一時帰国中で、寒いので外に出る気にもなれず、あり合わせのものを作って、ビールのつまみにしている。木綿豆腐と鮭とセロリ、それにちりめんじゃこが冷蔵庫にある。少し考えたが、そうレパートリがあるわけでもないので、あり合わせのものをすべてごま油炒めにする。結果、けっこうおいしくできあがった。豆腐の淡泊さがごま油とマッチしている。バリだとオリーブ油かココナツオイルなので、久しぶりのせいもあり、美味い。それにときどき塩鮭が濃厚な味で顔をだし、舌を刺激する。セロリは食感が楽しめる。つれあいの実家から送っていただいた音戸のちりめんは上品な塩味で、これまたセロリと豆腐に良く合う。しごく満足なつまみにできあがった。もちろんおかずもこれのみだ。

ここで、自然な成り行きで、バリの食い物が比較の対象として頭の中に顔をだす。
ナシゴレン(焼きめし)やミーゴレン(焼きそば)がポピュラーだが、なんといっても筆頭はバビグリンで、これはバリ人が最も好む食い物ではないかと思う。バビグリンとは豚の丸焼きのことだが、豚の丸焼きがそのまま出てくるわけでは無い。

かなり多くのバリ人が日本語を話すので、20年前にバリに来たときは、バビグリンを「豚丸焼き」と教えてくれた。それで頭のなかには、子豚の丸焼きがそのまま皿に乗って食卓に出てくるイメージをもったのだが、それは全くの誤りだった。確かに焼き上げるときは丸い棒を通して、イメージ通りに薪で丸焼きをするのだが、食卓にはそれぞれの部位を適切に調理したものが出てくる。

スープには必ずリブのぶつ切りが入っている。皿の盛りつけの花形は豚の皮で、北京ダック風に焼いてある。豚肉はスパイスをきかせて煮込んである。腸詰めのソーセージがあり、レバーの黒焼き風があり、豆ともやしが豚肉のおそらく脂身とまぶしてある。

バビグリン屋では、ガラス越しに素材が陳列してあり、大抵の店では黙ってすわるとそれらが組み合わされて盛られ、ご飯とスープとともにでてくる。バリエーションは一切無い。盛りつけの内容もどの店も例外はない。スープもどの店も一緒だ。それでも味の善し悪しはでてくるものらしい。私はどの店のバビグリンも美味しいと思ったが、聞いた範囲ではすべてのバリ人がウブドのイブオカがナンバーワンだという。一度ウブドにいったら喰ってみたいものだが。

どの店も同じ盛りつけで同じバナナの幹のスープ、「何とか風バビグリン」は存在しない。このあたりが、バビグリンが聖なる食事=特別な食事を強調しているのかもしれない。バビグリン屋でバビグリン以外を喰うのはありえないらしい。これも日本の比較では見あたらない。だからメニューをみてあれこれ迷う事は必要ない。選択の余地があるのは飲み物とデザートくらいなのだ。他のワルン(ローカル食堂)にいくと選択は自由に広がるのに。

もう一つの特徴は、これだけ人気がある食べ物なので、どこでもかなり繁盛しているので、あるエリアに競合がかなりあってもよさそうなのだが、そうではない。初めてのエリアでは探すのに骨をおる。土地の人に聞いてやっと店がわかる。そんな程度にまばらなのだ。これも不思議な現象だ。バリ人は儲かる商売にはすぐまねをしてあっという間に類似の店が乱立するのに。ひょっとすると、ブラフマン階級(僧侶)しかバビグリンを作ってはいけないのかと根拠の薄いことを考えてみる。しかし全く根拠がないわけではない。20年ほど前にバリを訪れたときは、知り合いのバリ人の父はブラフマン階級の僧侶で、サヌールで豚丸焼きの店をやっていると言っていた。彼の家を訪れると庭の一角に子豚を飼っていて、豚のイメージとは裏腹に、毛皮が真っ白に磨きあげられ清潔そのものだったのが印象に残っている。2010-02-06 

バビグリン 豚の丸焼きで、皮の部分がこんがりとして旨いが、他の部位も大層旨い。心臓やレバー、腸ずめ、血などすべて食べる。これらが少しずつご飯にかけてあるのが多いが、時には別皿で来る場合もある。昨日クタの中心部で食べたのは別皿だった。たいていのバビグリンを食べさせる店(ワルン)は、バビグリン専門店で、黙って座れば、バビグリンとスープが出てくる。これまで例外なくそうだったので、そういう伝統なのだろう。二人で50000Rでお釣りが来る。

バビグリンの中になにやら苦いものが入っていた。昔熊の胆を飲んだときに似た苦さで半端じゃない。思わず口から出したが、まだ数時間口の中に苦味が残っていた。今朝何とも無いので、おかしなものではなさそうだ。たぶん、すい臓とか胆のうとかそんなあたりを食べたのだろう。

バビグリン 鼻先から耳の先までこんがりと焼けている

ブンクス(お持ち帰り用)のバビグリン

サテイカン(魚をペーストにして串焼き)サテアヤム(焼き鳥 でピーナツソースをからめる)

コンラッドホテルでランチ 

今日は知人夫妻がバリに休暇で遊びに来たのでヌサドアまで出かけてコンラッドホテルでランチを食べる。欧米風もインドネシア風も両方揃っており、どちらを試してみようかとしばし考えたが最近美味いステーキを喰っていないことを思い出した。極上オーストラリア肉のステーキという日本語が目に飛び込んできてたまらずそれに決める。柔らくてレアの具合も味もなかなかの出来でした。小さめのソースカップに入っているステーキ用のデミグラスソースは美味く、余ったソースは白いご飯にかけていただきました。つれ合いは他店ではなかなか食べられないボンゴレ(バリでアサリを手に入れるのはかなり難しい。いまだにスーパーやジンバランでお目にかかったことがない。)を食べていましたが、後で感想を聞くと「たいしたことがない」との辛口評価でした。

このレストランはやや離れてビーチが望め、すぐ下には大きなプールがある。おそらく50メートル四方はあるだろう。さらにそのビーチ側にもビーチに沿って長方形のプールがある。さすがに贅沢な作りになっている。

知人夫妻のご主人はバリが初めてだが「ここは風がいいですね」といった。「そうなんですよ。バリはなんといっても風がいいんです」どんなに暑い日もこのそよ風にあたると気持ちがよく幸せを感じる。極端にいうと衣食住はそこそこでもそよ風がふいている土地で住むだけでよい。その場所で海を眺め、ネットで仕事をして、読書をする。これがバリ生活の醍醐味ですね。2010-06-30 

サヌールLUMUT

サラダを食べたくなったのでサラダバーで有名な店に行くつもりが間違ってこの店に入ってしまった。しかし、タイ風春雨サラダとトムヤンクンはなかなかの出来でインドネシア料理にはない風味を堪能した。タイ風サラダはコリアンダーの風味が効いていて、イカが美味しかった。トムヤンクンは以前マレーシアで食べたものを思い出させるほど、いい味をだしていた。もっとも以前のマレーシアでのトムヤンクンも感激して翌日もたべたら思いの外平凡になっていたので、この料理はその日の鍋の調子によるのかもしれません。合わせてとったナシゴレンもよくできたチャーハン風で料理人の腕は相当なものと見ました。ウェイターに聞くと、オーナーはスマトラ島の方だと言っていました。 2010-07-12 

サヌール マッシモ

サヌールはイタリアンも激戦区だが、そのなかでも人気の高いマッシモに行ってきました。タンブリンガン通りのハイヤットホテルから少し進んだ所にあった。ホテルから自転車で海岸沿いの遊歩道を40分ほどかけてベノワの方向に進み、イタリアンレストランのスティフチリを右に折れてタンブリンガン通りにでるとすぐ右にマッシモがある。

最初にパン代わりに出てきたのがオリーブオイルで揚げたたこ焼き風のもので、これが実に美味い。ほんのりと赤味がかった部分があり、なんとなくエビの風味も感じられるが、よくわからない。噛むとふわっとしていて少しもちっとしている。たこ焼きよりかなり小振りだ。こんな突き出しをだす料理人ならさぞかし期待できそうだとわくわくする。
 
ビールの大とスイカジュース、前菜盛り合わせ、モッツァレーラサラダと各種のトッピングを具に乗せたピザ、それにカルボナーラを食べる。バリで最上級の味でした。最後にジェラートとティラミスで仕上げをしてお腹いっぱいになって帰路につきました。家族で締めて3500円程度でした。
帰りも海岸の遊歩道を40分ほど自転車で帰ったので、腹一杯たべた割にはサイクリングのお陰で消化も上々でした。 2010-07-18

インド料理屋ゲート・オブ・インディア

久しぶりにインド料理が食べたくなった。なじみのタンブリンガン通りに一軒インド料理屋があることを思い出し、自転車に乗って行ってみた。地味な店構えで、昼時だというのに誰も客がはいっていないので少し心配になるが、とにかくセット料理を注文してみた。ラムとひよこ豆とベジタブルという三種のカレーにきゅうりを細かく切って混ぜ込んだヨーグルトがついている。それにライスと上げまんじゅう風のデザートがついている。意外にボリュームがある。

カレーにしては脂っこくないので安心して食べられる。まあ、そのデメリットとして、こくが少し足りないかな。途中でベビが金属製のカップに入っているラッシーを全部こぼしてしまったり、後ろでスタッフがまかない飯でテレビをつけながら喰っておりそれがややうるさいということもあったが、これを除けば、カレーを食いに行ける店が確保できたので成果ありでした。 2010-08-25

中華料理店「飛龍」

昨日は買い物で出かけ、この近くに来た時にはたいてい寄ることにしているジャラン・ラヤ・クタの飛龍(フェーロン)で昼食をとった。いつものことながらかなり混んでいた。5,60人も入っているだろうか。スタッフは15人ほどが動き回っている。飲茶とナシゴレンを頼んだのだがナシゴレンが飲茶を食べ終わっても出てこない。何回催促しても出てこないのと、お腹も満たされたのでキャンセルして店を出た。チーフらしき男性が日本語で「すみません」と2回言った。

飛龍(ペーロン)は入口こそそんなに目立たないが中はかなりの収容能力だ。入ると30メートルほど先にある厨房の上には「最佳食府」と書かれた額がある。その横には「吃得盡興」と書いてある。正確には意味が分からないが、漢字の類推でなんとなく意味がわかる。

その横にはこの店の料理長が香港からきていることをアピールしたポスターが貼ってある。入口から見て左には赤い敷物で覆った舞台があり、夜はこの上でカラオケを歌う。人によってはうるさいかもしれない。私もその口で、夜は遠慮している。

大きなテーブルがざっと25ほどあり、一部は団体用に長くテーブルをつなげてある。2階は団体用にさらに大きな部屋があるそうだが、まだ見たことがない。

入口の左に生簀がある。いつもこの中を見て回るのがベビの楽しみの一つになっている。蟹や淡水魚、海の魚、貝やウナギ、伊勢エビや川エビが水槽の中にいて、名前と価格がついている。生簀にいたのは足日(虫編に旁)蝦…掌大の黒い蟹 kepsting jumba…いっぱいに広げた手のひら大の蟹で戦車を思わせる暗い灰色で大きなはさみをうごめかしている。
印尼特産富貴蝦…ペットボトルに入ったままで水槽にいる。奇妙な化石にでてきそうな形をした蝦。石班魚=ハタ…開高健のエッセイで読んだが、シーチン=清蒸にするとそうとう上手い魚らしい。30センチほどで、なるほど灰色の班が石の班に見える。

入口からみて右にはエイ革=スティングレーのバッグや財布を扱う店が入っている。クレーのビーズ風の粒粒にエイの背骨が白いキャプションを浮き上がらせ、なかなか美しい。この飛龍の経営なのだろう。ひょっとして食材としてのエイの有効利用なのかもしれないが、あるいは全く種類の違うものかも。2010-10-06

「ごん太」

この暑いバリでは今までラーメンを食べたくなったことは皆無だ。せいぜい冷やし中華をホテルのレストランで食べるか台所で特製冷やし中華をつくるかのどちらかだった。冷やし中華はきりっと冷やして出してほしいのだが、もともとバリ人は冷やして食べる食文化を持たないので、無理がある。料理の上手なお手伝いのアウナでさえ、たとえば野菜サラダを作ってもらうとひどいことになる。

もともと自分たちが日常食べていないものを料理するというのは大変無理のあることであって、だれか味のわかる人がついて日常的に指導していないとどうしても何かが抜けおちた出来栄えになるというのがバリにきてからの実感なのだ。

そこで自ら冷やし中華をときどき作っては食べている。醤油と酢、それにごま油を混ぜて、ゆでた直後に氷水で冷やした麺にかけて食べる。焼き豚や鳥の丸焼きの残りなどとキュウリ、トマト、玉ねぎをあしらって出来上がるが我ながらなかなか旨くて気に入っている。

ところが異変が起きた。熱いラーメンが突然食いたくなった。このところ雨季に入り朝方は寒いほどになっている。そのせいで熱いラーメンが食いたくなったのだろう。早速昨日は一家で自転車に乗り、ハーディーズの中の「ごん太」に行ってみた。お昼過ぎでテーブルは満席に埋まっており、カウンターのみが幸い空いていた。醤油ラーメンと餃子の組み合わせを久しぶりに堪能してきました。2010-10-14

イブオカ

タクシーにのる。するとドライバーは「どの位バリにいるのか」「子供は何人か」「インドネシア語はしゃべれるか」「好きな食べ物はなにか」と質問など、ほぼ定型化した質問を投げかけてくる。最後の質問にはバビグリンと答えることにしている。すると「イブオカ ナンバーワン」といって親指を立てるドライバーが多い。

バリでは超有名なバビグリン・レストラン「イブオカ」に行こうと思って一年以上になるが、やっと念願かなって昨日訪れることが出来た。昼時であったのでイブオカは満員に近いが、幸いテーブルが一つ空いていた。それまで食べたバビグリンはご飯とスープにバビグリンセットで250円程度だが、ここのはセットで500円近くする。

それまでのと比べるとバビグリンの量が倍ほどある。スープもバビグリンも味付けが上品で辛さが抑えてある。それまでの店では必ず入っていたレバーと豆の揚げたのが入っていない。タンドールチキン風の色彩に揚げたものが味が濃くて旨いがどの部位かはわからない。ドライバーが「これはおいしい」といって別にとった皿には肋骨の脂身部分が入っていて、そのうま味を存分に味わった。豚の皮の部分が北京ダック風で最もご馳走だが、固くもなく旨く出来上がっている。有名になっているだけのことはありました。

ドライバーがイブオカさんを連れてきた。もう70才近いかもしれないが元気そうで、「美味しいですよ」というと、にっこり笑った。彼女が一代でこの名声を築いたのか。そういえばバリではこの種の有名な店の創設者は女性が多い。近所の魚料理「マ・ベン」も初代のお婆さんの顔写真が店にあり、以前に滞在したスミニャックの「ワルン・ムラ」もばあさんが店の初代オーナーだった。2010-11-03

モナリザ(mona lisa)

我が家は全員ステーキが大好きで、週に一回くらいは食べたくなる。ところがバリではステーキに適当な肉がなかなか得難い。カルフール、ヒパーマート、ロッテと試してみるのだがどうもいまいち美味くない。肉の味がしないことがあったり、かたすぎたりでどうも不満がつのる。ではレストランはどうか。唯一うまいステーキがスミニャックのユッツで喰えるが、サヌールからユッツまでは少しあるのでいつもいつもというわけにはいかない。せいぜい数か月に一回のペースになる。サヌールにきてから美味いステーキを喰いたい一心で探しているのだが、どうも値段の割にはよくない。

昨夜は日本からきたカップルと飯を喰う機会があり、サヌールのタンブリンガン通りのベサキホテルの近くにあるレストラン モナリザ(mona lisa)をたまたま通りがかったので入った。この店でステーキを注文したらこれが大ヒットで、ローカル肉だが肉の味がする。そして適度に柔らかい。two ilandのshirazという赤ワインを飲んでご機嫌で帰りました。料金もかなりリーズナブルでした。(大人4人でビール4本、赤ワインtwo iland グラス一杯 その他ソフトドリンク2杯 デザート一皿 ステーキ2皿に海鮮風サラダ2皿で4500円程度)

やはり良い店はみなさんよく知っているらしく、7時の時点ですでに満席で、次々と訪れる客は席がないという状態でした。我々は予約をしておいて正解でした。2011-01-22

アリーナ・パブ&レストラン 

サヌールのバイパス沿いをホテルからタクシーで100円程度の距離に「アリーナ・パブ&レストラン」というステーキ中心の店がある。この店はプールでの談笑仲間の一人である一人から教えてもらい、一緒に連れて行ってもらった。(サヌールのマクドナルドからバイパスをクタ方面へ向かって進む。道路左側にある「ピザ・ハット」の手前。)

なかなか落ち着いた雰囲気で美味そうな雰囲気が店構えから漂ってくる。ステーキの種類が充実している店で、ステーキメニューだけでも数ページある。これを全部チェックすると小一時間はかかりそうなので、同行した人に尋ねると、マッシュルームをそえたものを勧めてくれた。250グラムのフィレステーキにマッシュルームとマッシュポテトコロッケ風とポテトフライがつく。肉は特殊な炭(volcano stone chacoal??? 火山灰石の炭 というなんだかわからない英語が書いてあった)で焼いているらしく、肉の表面は灰色っぽく、よくある網目の焦げはないが、芯までうまくレアで焼けている。

芯までレアとはおかしな表現と思われるかもしれない。ある店でレアを注文したら表面は焼けていたのだが、中は指で触ってみると全くの生で冷たかった。こういう状態はレアではなく、ロー(生)で、この店のは適度に熱がとおり、しかも赤身がキープされているという意味で「芯までうまくレアで焼けている」と表現したものです。

予約していったのだが、広い目店内はすぐに満席になった。席で食事をする人々にはステーキ店独特の幸せそうな顔が浮かんでいる。やはり肉を喰うというのはどこか祝祭的な気分を誘うものらしく、メニューを読む人や注文を待つあいだに期待感に満ちてワイングラスを傾ける人、目の前に供せられたステーキをほおばる人の表情が、渋い赤を基調とした店の、ややおとした照明のなかで浮かび上がる。このシーンはどこか記憶にある。これはかつて20年ほど前に米国のニューヨークにあるステーキ店「スミスアンドウォーレンスキー」で周りのテーブルで食事をする人々の顔つきをみて感じたものと同質のものを感じました。つれあいと私の支払い分はバリの名ワイン、Two Ilandの赤も含めて3500円程度でした。2011-02-12

半年ごとに国に帰るカップル、その友人と一緒にバイパス沿いにあるアリーナに一年ぶりでいく。喫煙の可否で部屋はわかれており、どちらも去年と同じく満席に近く賑わっている。メニューにWAGYUと書かれたもの200Gをミディアムレアで食べる。オーストラリア産なのにWAGYUとは日本人を意識したネーミングかな。肉はテンダーロインでいつも家庭で食べるものよりやや脂っぽい。同席者に「どうだ 味は」と聞かれたので70点と答える。「100点満点の70点か」と念を押されたのでその通りと答える。70点は同席者への配慮が少し上積みされており、私の中では悪くないスコアだが、どう受け取られただろうか。

ついでに同席者に和牛の話を紹介しておいた。「カベのことか」と質問があり、何のことかわからない。ようやく「おお、神戸牛」と理解できる。ビールを飲ませること、毎日マッサージをすることなどを話題にして、極めつけはレバー刺身を紹介すると、首を振る大げさなジェスチャーで「とても喰えない」という。なるほど牛のレバ刺しを喰うのは日本人と韓国人くらいか。 2012-03-29

X.O SUKI & CUISINEで鍋を食べる 

ヒパーマートへ買い物にいったら丁度昼時で「漁師」にするかそれとも・・・と何を食べるかと思案しているうちに以前に知人から聞いた鍋料理の店があることを思い出した。「結構いけますよ」という言葉に弱い私は「漁師」に入りたがるつれあいを強引に誘いX.O SUKI & CUISINEに入る。(このX.O はどう発音するのでしょうか)

店内に入ると中華系インドネシア人とおもわれる人たちがかなり入っている。各席にはもうもうと湯気をたてるステンレスの鍋が中心に置かれ、そのよこには皿が5枚10枚と積まれている。3歳の娘にはこの鍋は危険だなと思い、鍋をできるだけ娘から遠ざけて座らせるが、やはり立ち上がってテーブルのものをとろうとするので危ない。ベビーチェアに座らせてようやく落ち着き、自分で皿を選んで食べるシステムなので見よう見まねで5皿ほどとって沸騰したら出汁に入れて食べようと待っていたら店員がやってきてあっと思う間に全皿を鍋に入れてしまった。これでは鍋奉行もへったくれもない。ここはバリ、煮え頃なんていう感覚はもともとないと思わないといけない。

出汁はタイ風とノーマル2種類が鍋の真ん中で区切られたものを注文する。出汁はかなり美味しい。皿の中身は練り物のバリエーションがいろいろ。ちくわもバクソー風もある。よくいく中華料理の店フェーロンのタンメンでつつんだ風のものもある。タイ風の出汁を試みているうちにものすごい唐辛子の塊を噛んでしまった。これは半端でなく辛く全身がショックをうけて飛び上るほどで、数分間舌が痛く感覚がなかった。もし行かれる人は唐辛子の塊に十分気を付けて下さい。

調子に乗って食べていると皿は10枚を優に超えており、代金は4千円を優に超えていました。周りを見渡すと我々のテーブルの空の皿が一際高く盛られていました。やっぱり大食家族!2011-06-25

タンジュン・サリ

このホテルはいつもの海岸散歩コースにあり、一度は宿泊したこともある。レストランのレベルもなかなかのものでかつては気に入っていたが、あるきっかけで一年ほどご無沙汰していた。一般にホテルと言わず接客のバリ人スタッフは愛想がよいのだが、あるときのスタッフがまるでひどい態度で、それ以来足が遠のいていた。笑顔なし、むしろ怒っているような表情、一言もなしに投げ出すように料理を置いていく仕草、気の抜けたビールを取り換えるように言うとこれまた無言でこれ以上無愛想にはできないといった表情で取り換えたビールを持ってくる。その態度にあまりにあきれた。

昨夜はバリへのお客たちを連れて散歩の途中で立ち寄った。スタッフたちは愛想がよく、飲み物もよくできている。これがタンジュン・サリのノーマルなサービスで、あの日は特別悪いスタッフにあたったのだろう。休憩の後、ホテルを突っ切ってタンブリンガン通りにたが、ホテル内部のヤシの木の整備ぶりに感心した。椰子の実は実ると大人の頭ほどの大きさにもなり、落ちると危険だ。又、葉も枯れてくるといきなりどさっと落ちてこれまた直撃されると相当なダメージを受ける。椰子の実も落ちそうな葉もきれいに取り除かれている。さすがに気配りがなされていると感心した。

客人たちのもてなしにその日のレゴンダンスを予約して、夜7時に再びレストランで食事をすることになる。ビュッヘ形式だが、鳥と魚のサテもなかなかのもので、ブラックライスと称するぜんざい風のデザートが気に入った。 2011-08-15

モロッコレストラン・カイマン

オベロイ通りにあるモロッコレストラン・カイマンで夕食をすることになった。オベロイ通りの夜は一年半ぶりとなるが、サヌールに移り住んでからその賑わいも忘れかけていた。しかしやはりサヌール・タンブリンガン通りの比ではない。クタからレギャン、スミニャックさらにオベロイ通りと人の流れが移っているのを実感した。

このあたりのレストランはおしゃれ系で味はどうかなというのが先入観としてあったが、なかなかどうして味も立派なものでした。タジンやチキンのレモン煮込み、クスクスにハリラスープ、それにベトナム風ヌードル(これはモロッコ料理店では邪道だとつれあいに非難されたが、しかし妙に違和感のないスープに米のヌードルの歯ごたえがよろしかった)を楽しんだ後はミントティーで仕上げをする。

7時に入ったときはさほど混んでいなかったがすぐに満席に近くなっていた。客層は白人系、アラブ系のちょっとおしゃれ系グループやカップルが多い。 2011-08-26

バリ・ハイアットのテラガ・ナガで中華料理を

昨夜はバリ・ハイアットのテラガ・ナガで中華料理を食べる。家族5名で蓮池に浮かぶ席が用意されていた。このテラガ・ナガの意味を尋ねると「龍の池」だという。見事なハスの池が伝説の龍の池だそうだが本当に伝説があったとは思えない。

料理は立派なものでクラゲとダックのあえものはかつて経験したことのない味でした。酢豚はちょっと炒めすぎ、揚げ春巻きやクルマエビのチリソース煮は単純なえびちりでなく干し唐辛子を煮込んだ手の込んだスープで奥行のある味でした。豆腐の炒め物はちょっと高野豆腐のような触感で、さんめいたんなどを平らげた。

スタッフの対応もかなり良い。日本語を話すスタッフが少しため口をしゃべるがにこにこして愛想がよいのでまあ許容範囲か。 2011-09-08

サヌールsixpoint

サヌールのタンブリンガン通り入り口近くにあるsixpointにランチを。外人に人気がある。個性があって又行きたくなる味。

この仏像らしきブロンズについた苔の緑を撮りたくて。しかし思うようには色が出ない。本来はもっと鮮やかでシックな緑。抹茶の色。 2011-11-16 

マッシモ

このところマッシモに行く回数が増えている。暑いので食欲があまりないがしかし麺類ばかりでは力が出ない。そうなると口当たりが良くて充実感のあるマッシモに出かけることになる。イタリア人マッシモはまだ30代と見受けられるオーナー兼シェフだがさすが客足が多いだけのことはある。

カニ肉のたっぷりと入ったトマトパスタとルッコラとチーズの乗ったピザは欠かせない。それに前菜盛り合わせかサラダを取る。本当はワインかビールを飲みたいところだがランチでもあり、自転車に娘を乗せなければならないので我慢をする。それにパンもうまい。この店で焼いている黒パンが気に入っているので、朝食用に必ず2,3個買って持ち帰る。つきだしのようにして出るまるい揚げパンも娘が気に入っている。

つまり、美味いものを知っているシェフが作っている、自分が食べたくなるものを作っているという感じが伝わってくる。 2011-11-28

これは部屋の壁にある操り人形で、面白いのでパチリ。

Nikko bali弁慶で和食

バリに住んで既に3年、毎日楽しく暮らしているが人間とかくないものねだりをしたがるもので、旨い和食特に魚介が喰いたいとの気持ちがいつも有る。旨い果物や豚、野菜などが手に入るのでそれはそれで楽しんでいるし、それなりに和食のお店でもおいしくいただくのだが、気に入った寿司屋でしか味わえない魚介の感動はバリではついぞ味わったことがない。魚介の感動などもちろん日本でも月に一回行けばよい方なのだが、3年に一度もいけないとなるとやはり行きたい気持ちは募る。

そんなところに我が家の御祝い事があり、どこに行きたいかという話になった。かねてから知人を通じて評判の高いnikko baliの弁慶に行ってみることにした。

イカの明太子あえなどが三点盛られた前菜のあとにあさりのおすましが出た。イカもあさりも材料が吟味されており、仕入れはバリの業者から行うそうだが、ロッテやハイパーマート、カルフールに出回るものとは一線を画している。特にあさりの吸い物を飲むとこの弁慶の板前さんの腕が相当なものであることが分かった。

続いて刺身の盛り合わせが出てきた。伊勢海老、マグロの大トロと中トロ、はまち、甘海老などがことごとく旨い。魚の美味さってこうだったよねと言いたくなる。特に伊勢海老の刺身の味には驚いた。

ついでオーストラリアの牛ステーキをレアでいただくが、これはやや淡泊で平凡な味でした。ヒラメのから揚げもちょっと私の胃袋には余分だったかな。最後に茶そばを喰って大満足の夕食でした。 2011-12-17 

元旦は昨年と同じくバリのヌサドアにある日航バリ弁慶まで出かけてお節を食べる。バリの1月1日は普段と特に変わったこともないのでお正月という雰囲気を味わうためにもここに出かける。数の子、黒豆などの盛り合わせが出る。しかしお節の必須であるごまめ=たつくりがない。板さんが基本を押さえていないのか、あるいは日本でも入手難なのだろうか。ともかく一年ぶりの数の子と黒豆を味わう。数の子と言い黒豆と言い特段旨いものではないが脳細胞に埋め込まれた記憶の食感を刺激してお正月を演出してくれる。

刺身の盛り合わせ(マグロ赤身、甘海老、白身など)、お吸い物仕立ての雑煮には2センチ四方のお持ちに鴨肉が入る。ついで天ぷら盛り合わせが出て最後に赤飯と味噌汁、デザートがでる。

価格に見合っているかと問われると、その答えはまわりの雰囲気をどう評価するかで変わってくる。料理だけに限って言うと、お節のマグロの赤身(うま味が薄い)や雑煮の鴨肉の味(脂にうま味が無く脂臭い)に感動が無いなどコストパーフォマンスは「竹」などの方が上だが、海を臨む席やホテル全体のお正月らしい雰囲気を含めての評価となると人それぞれとなる。

今回はビーチに近いところまで下りてみた。乗ったエレベータは15階が表示されている、つまりレストラン弁慶は断崖の上にあり、そこから15階下るとプールのあるビーチに出る。下から見上げるとこのホテルの客室が多いことがわかる。本職らしい刺青の人も数人いるが欧米人もタトーをいれている人が多いので特に目立たない。日本ではホテルプールなどで入場を断るケースが多くなっているがバリでは堅気の欧米人がタトーを入れているので入場制限などは到底できない。 2013-01-03

昨日は娘の節句のお祝いをするためにバリの五つ星ホテルのディナーに出かけた。レストラン食べ歩きの悪口は極力書かないことにしているので、ホテル名を出すのはやめるが、たいへんがっかりしました。

刺身の盛り合わせあたりは可もなく不可もなくといった感じで、次に貝のお吸い物が出たが吸い物特有の昆布の出汁のうま味のない代物でがっかりする。次に天ぷらがでたが、すべてアーモンドがかかっていてくどくて天ぷらを喰う楽しみが無い。次に三色のふりかけがかかった鉄火丼の御飯がひどい出来で、まるで米で作った団子のように粘り、いったいこれはどこの国の料理なのかと怒りさえ覚えた。寿司米を普通に作ってその上にマグロを乗せればよいものが、おかゆの出来損ないみたいなものになっている。

日本人の板さんが食事の前にメニューの説明を兼ねてあいさつにきたが、食後にこなくてよかった。きたら文句の一つもでただろうし、お祝いの席に水をさすことになるところだった。ちなみにお値段は日本の一流ホテルなみです。2013-03-03

バツ・ジンバールでナシチャンプールを

ナシ・チャンプールは一皿の上にナシ(ごはん)を中心にして各種の肉や魚に調理した野菜それにバリのえびせんべいであるクルップが必ずついてくる。チャンプールという言葉は沖縄のチャンプルにも似ていてルーツがどこかでつながっているらしいのだが、なによりこの語感が気に入っている。これをレストランでオーダーするとその店その店で味の工夫があり楽しめる。最近はもっぱら昼食時の外食特にはナシチャンプールをつれあいと二人して2人前頼むことが多い。以前はナシゴレン、ミーゴレンが多かったからオーダーするメニューの傾向は変わるのだと再認識している。

昨日はサヌールのタンブリンガン通りにあるレストラン バツ・ジンバールでナシチャンプールを食べたが、なかなかのものだった。特に牛肉のスジの煮込みが美味しく、旨い牛肉に飢えている舌にはかなりポイントが高かった。一見テリーヌ風に豆腐と野菜をまとめたものもおいしい。この店のナシ・チャンプール今までのなかではベストかもしれない。(他にタンジュン・サリ、シックスポイントのナシ・チャンプールも美味しかった。) 2011-12-20

イブのディナー  

イブのディナーが本命のマッシモの予約が出遅れて満席でとれない。しかたがないので別の店を予約した。ところがこれが失敗でした。イブのスペシャルのコースを頼んだところ、冷製エビとマンゴの前菜、豚のステーキが出てきたが、それぞれエビや豚の味のうま味が全く無い。冷凍保存を繰り返すとこんな味のない代物が出来上がるのかもしれない。半分以上食べ残す。1年ほど前にバリサファリで食べたステーキも味が無かったが似たような事情からだろうか。シェフはちゃんと味をチェックしろ。2011-12-25

クロボカンのタイ料理店

クロボカンにおいしいタイ料理の店があると聞いて行ってみました。トムヤンクンとタイカレーそれにミーゴレンをオーダーしました。おいしいトムヤンクンでした。しかしサヌールのモナリサのトムヤンクンと比較して違いが鮮明に出るほどではないという結論でした。 2012-02-10

バリギャラリエの中華

毎日の家庭料理に不満があるわけではないが時として変化をつけたくなる。美味しい中華が食べたいと、初めてバリギャラリエの免税店2階にあるチャイナレストランに行ってみました。チャーハンとタンメンそれに飲茶を4品食べる。チャーハンは脂の味が上品で大変おいしい。タンメンの麺もワンタンもスープもなかなかの味で満足、飲茶も結構なものでした。よくいく香港系のチャイナレストラン、フェーロンと比べて、私の好みからいくとこちらが上品でベターかな。 2012-05-06

シノワズリ

バリの美味しい中華を求めて今日のランチはサンセットロード沿いの「シノワズリ」に行ってきました。ランチセットはやっていないということで、前菜に三点盛りを頼むと、揚げ物が三点盛られた皿が置かれる。普通三点盛りというとクラゲ、鳥の冷製、豚の燻製などを期待するのだが、ちょっと意外な出だし。三点の内容は点心をそのまま揚げた風なものが2点と山芋をポテトフライ風に揚げてカレー風の粉がかかっているのが出た。

蟹スープは淡泊すぎてスープのコクが無く塩味が極端に少なく物足りない。チャーハンと空芯菜炒め、酢豚を食べました。全体の評価は期待が大きかっただけに平均点以上のものが欲しかったのですが。お値段は円換算で締めて3500円程度。 2012-05-12

タンブリンガン通りの焼き肉店「サマサマ」

どうしても焼肉が食べたくなり、タンブリンガン通りの端っこまでタクシーで行った。もう一年以上食べていないので大変おいしかった。焼肉のポイントはやはりあのタレにあると再認識しました。我が家ではあのタレの味は出せません。肉を片っ端から平らげて最後は冷麺、これは少しイメージが違ってキムチ風のドロリとした感じで、水冷麺と書かれたメニューをお願いするべきだったかも。 2012-05-17

TAKE本店

バリに滞在を始めて4年近くなるがまともな握り寿司にお目にかからなかった。昨日の昼食に竹の本店で寿司を喰ってそのうまさに感激する。シャリ 米のうま味としっとり感があり、酢加減もよい。

ネタ マグロもマグロの味がする。バリでは冷凍を繰り返し、味の失せたものを平気で出す店が多いが、この店は回転がいいのだろうかあるいは主人の舌による監視が行き届いているのだろうか。

真珠貝も脂がのっている。これもふにゃふにゃで味のしないものを出され続けて食べる気がしなくなっていたのだが真珠貝がこんなに美味いものとは。その他の魚も旨い。茶碗蒸しも出汁がよくきいている。

お値段も他の店に比べると一寸高めかもしれない。日本の寿司屋のランチ並みかそれよりも少し高いがこれだけの寿司なら文句はない。 2012-11-09

スリヤ 

我がビラからバイパス通りに出てクタに向かって数分の左側にスリヤという大きなワルンが開店した。(グランドオープンは近々に行う予定という) バビグリンを食べてみたが水準が高い。すぐ近くにバビグリン専門店があり、その店のバビグリンもローカルに人気で旨いがこちらのワルンの方が洗練度が高くツーリストや滞在者にターゲットを置いている。値段はローカルのバビグリンよりほんの少し高いが量も味も申し分ない。席からすぐ目の前にゴルフ場が見えるので眺めがよい。2012-11-16

スミニャックの白shiro

昨日はスミニャックに3か月前に新しくできた鮨屋shiro白にいってみた。サヌールからちょっと道に迷い1時間以上かけて到着した。スミニャックからオベロイのあたりの細い道を辿っていくのでわかりにくいが電話で誘導してもらってようやく辿りつける。

コースを頼むと刺身とは別にフグが出てきた。バリでフグが食えるとは。フグの皮が実に旨い。最後のデザートに至るまで日本人の板さんが手を抜いていない。さすが。これまでは誕生日、お正月など特別の日にはヌサドアの日航ホテル弁慶に行っていたが、さらに行ける店ができてうれしい。 2012-12-16

チーランブーのサツマイモ

2013-01-10

ワルン・ワルン

ハイパーマートに買い物がある時の昼食は一階のワルン・ワルンでとることが多い。ジャワスタイルのナシ・チャンプールでショーケースの中にある20種類程度の惣菜から選んで食べるというバリではポピュラーなスタイルです。牛、鳥、魚それに野菜の種類が多くテンペにコロッケ風やコーンの天ぷら風とバラエティーがあり、タンパク質の選択や繊維質をとるなど自分の体調を考えてバランスよく選べ、なにより食べた後に充実感があります。

今日はナシ・クンニンにレンダンと呼ばれる牛肉の煮たもの、テンペに野菜を2種類とりました。ここのレンダンは大変おいしいですね。 2013-01-19

IGA料理TECCO

昨日はハイパーマートの中にあるワルンでIGA を食べてみた。前から気になっていたIGAは牛のリブ付き肉を扱うインドネシア料理で、平らな肋骨にコラーゲン質の肉が巻き付いていて、牛筋系の大好きな当方にはたまらない。テールスープにも共通するうま味です。

この感動が忘れられず、今日もランチはこのIGA料理で有名なTECCOに行ってみました。サヌールのハントア通りをまっすぐ行ってププタン通りの左側にあります。店に入ると観光客のこない店らしく、テーブル客が一斉にこちらをみます。現地の人たちでにぎわっているようで、それだけでも期待が膨らみます。

二人でIGAゴレンとIGAスープを注文して、スープを味わうとコリアンダーの効いたコンソメ風の美味しさで、御飯と一緒に食べる。ついでIGAゴレンにサンバルをつけてこりこりしたゼラチン質を味わうが、これも美味い。二人で飲み物をいれて1200円程度、満足の店でした。 2013-02-07

トニー・ロマ

バリでそこそこ美味いステーキを食わせる店は2店あるのですが、かつてニューヨークのスミスアンドウォレンスキーで味わったような感動もののステーキとなるとあきらめていました。ところが探せばあるものですね。クタの巨大ショッピングセンターbeach walkの中にはいっているトニー・ロマ(Tonny Roma)でリブアイステーキを食べてみましたが、もうそのうまさに感動です。脂身はほんの少しだけついているだけなのですが、これが実に官能を刺激します。ソースは一切なしで塩と胡椒だけで勝負をしています。肉に自信があるのでしょう。

付け合せのブロッコリーもゆで加減が絶妙でした。少し高いですが(ソフトドリンク込で1600円)ここまで美味いと大満足です。 2013-03-21

ウブドのインドゥ

ウブドのインドゥ(indu)という名のレストランでランチを食べる。ナシチャンプールとタイ風の海鮮風ナシチャンプールを分け合って食べる。なかなか良い味でした。涼しい風が吹き渡り緑園風の景色もなかなかのものでした。谷の底には清流が流れています。 2013-03-23

丸亀製麺 

うどんが大好きでバリでも自らもたまに小麦粉から打ってみる。ビラの知り合いからバリギャラリエに丸亀製麺が開店したとの話を聞いて買い物のついでに行ってみた。このバリギャラリエではこれまで必ずと言っていいほどワルンワルンでパダン料理を食べていたのだが数か月前から店が閉まり、改装工事に入っていた。ワルンワルンはひいきの店で閉店を残念がっていたら改装後の開店は丸亀製麺だった。

親子三人で2400円程度と日本並みの価格で、インドネシア産の忍者と書かれた小麦粉で打たれたうどんと天ぷらはおいしいが、だしは期待どうりではない。日本の丸亀製麺で食べた経験がないのでバリでの丸亀製麺の味が日本と同じかあるいはバリ風にアレンジしたのか何とも言えないのだが私には少し物足りない。近所のうどん屋からただようだしの匂いは昨今ではすでにノスタルジーの一つになって得難いもののようだ。こんどはあつあつの釜揚げうどんに生醤油をかけたぶっかけうどんにしてみよう。2014-11-07 

ムティアラ 

事情があって一人で食事をするためにセセタン通りのムティアラに一年ぶりに寄りました。家族ずれで賑わっていました。御飯、アサリの味噌汁、イカ刺、貝の醤油煮、ビール(コロナ)で仕上げました。〆て850円程度でした。値段も味も大満足でした。2013-07-30

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