まさおレポート

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ビーズで画を作るというのは非常に技術がいります

2017-06-01 | 日常の風景・ニュース

2017年6月1日 12時56分 J-CASTニュース

レトロなイメージのあるビーズバッグが、ここに来て注目を浴びている。

「昭和に流行ったビーズバッグ。持っている人は捨てちゃダメだよ。いらないと思ったら誰かに譲って。(中略)作る人がもういない。最早消えるのみだから」

一時はトレンドワード入りまでした「ビーズバッグ」は、どれほど貴重なのか――。2017年6月6日まで、「開館40周年記念特別展『ビーズ―つなぐ・かざる・みせる』」で、ビーズバッグを展示中の「国立民族学博物館」(大阪府吹田市)、人類文明誌研究部、池谷和信教授に話を聞いた。

和製ビーズバッグの文化的な価値
和製ビーズバッグの文化的な価値です。実は日本の本州以南では古墳時代の後にビーズ文化はいったん終わっているんです。戦後~高度経済成長期に流行ったビーズバッグや小物は、日本では久しぶりの『ビーズブーム』だったわけです。日本のビーズ史としては大変なインパクトでした」
池谷氏によれば、昭和にはバッグに飾り付け彩るようになり「面」のデザインに変わった。

この「面」で日本独自の技術とデザインが花開いた。

「ビーズで画を作るというのは非常に技術がいります。しかも日本では『植物』や『蝶』など生き物を好んで取り入れてきました。高度なものになると、葉の葉脈ごとに色を変えたり、羽ばたく羽根の躍動感も、ひとつひとつビーズで表現したりしています。これは世界でも珍しいことです」
もともとビーズバッグはヨーロッパから入ってきた文化だが、ヨーロッパでは日本ほどデザインが多様化していないそうだ。

「ヨーロッパや中東でもビーズは装飾に使われていますが、布に縫い付けるというのがほとんどです。ですが日本は着物でビーズとの相性はよくなく、小物を通して『面』のビーズデザインが広がりました。着物と合わせて持つというのも特徴ですよね」

 

バリに滞在を始めた頃、ビーズを使った表現に熱中していました。モチーフを作成しては刺繍を依頼していました。できあがったものをみると、仕上がりが粗くてちょっと放り投げてありました。ふと作品の写真を眺めてみると、粗い刺し方が一種の魅力にみえて来ました。躍動感があるように思います。



作品 花1 ポピー


作品 花2 

作品 花3

作品 花4 百合

作品 花5 ひまわり

作品 花6 蘭


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