イタリアの街角で見かけた人々のファッション、その印象は白と黒が鮮明だ、何故そうなるのか、とにかく似合うとしか言いようがない。おそらく強い日差しのせいだろう、熱帯に白い花が多いのと同じだ。フィレンツェ、ベローナ、ベネティア、フニクラといろいろな街で出会った白と黒のファッション・ショットを集めてみた。
ツートンカラーの女ずれ。
このイタリア親父も白と黒。カメラも黒。
白と黒。このようにイタリア人は白と黒のコンビネーションをことのほか好む。カフェでピザを食べながら開始を待つ。
いかにもイタリア男に似合いそうな白いスーツ。
ショップで白いジャケット。
ゴンドラの船頭は白いシャツに黒いパンツ。
フニクラ、レストランでにぎわう。白いスカーフに白いパンタロン、白と黒のボーダー柄のコットンセーターでサングラスをかけた婦人とその後ろを同じく白であわせて歩くピカソの風貌を思わせる男性。
赤いバッグとジェラートを持つ婦人。
フィレンツェを流れるアルノ川に架かる橋、イタリア語で「古い橋」。ポンテ・ヴェッキオの橋上家屋のヴァザーリの回廊はコジモ1世がピッティ宮殿から庁舎(現・ウフィツィ美術館)へ通勤した。