まさおレポート

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紀野一義の研究42 般若経その2

2022-01-11 | 紀野一義 仏教研究含む

紀野一義氏のyoutube講演からのメモです。


甲高い声でしゃべると落ち着かない。大柄なおとこの思い出話。声はやっぱり大事ですね。


皆さんにね考えてほしいことある。日本人というのはアメリカ人やフランス人か違いますでしょ。

日本人の性格は3つに分類できるかと。

禅的性格

精進料理が好きなタイプ

密教的性格

豊かなものが好きなんですね 桃山時代の金箔などを好む人

放浪的性格

西行法師が妻も子供もみんな放り出して出てきた。

自分を否定して出ていくという動きが色即是空という中にある。

 

見性とはと質問すると禅宗のお坊さんは上手に逃げておしまいになる。

山岡鉄舟先生が座禅をしていた時最初はネズミがみんな逃げ出したが山岡鉄舟先生が死の前は彼の肩にまで登ってきた。

ある人が河原で座っていると小鳥が肩に止まった。ある瞬間にトリが肩から飛び立った。すると強い力が自分の中に湧いてきた。

姿や動きに精錬された優雅さというものが現われてくる。それがないと見性とはいえない。尾坂先生に教えられました。

見性した人には一挙手一投足の美しさがある。


私は西行法師という坊様が非常に好きです。もちろん私は親鸞聖人も好きですし道元禅師も好きです。
西行法師なんだか特別すぎる、どうしてそんな好きかと言われてもちょっと困るんですが。和歌と挙措動作が好きだ。

一遍 尾崎放哉 山頭火が登場する「遍歴放浪の世界」を書いたが西行が私に書かせた気がしている。

死んだ人が私を動かすというのは不思議でも何でもない。親鸞上人に動かされている人、日蓮上人に動かされている人というのは今でもたくさんいる。

高杉晋作も西行に惹かれて高杉東行と名乗った。


光明皇后は垢をながしたが千人目の人のライ患者の背中を流すと、膿を吸ってくれという。身分の高い人に膿を吸ってもらうとライが治ると言う。何でこんなことまでしなくてはと思っただろうけど、いやしないといけないと。

母の橘三千代は娘を皇后にするために長屋の王を殺している。その罪業を償わなくてはならない。ひとに親切にするというのは自分を親切にするということですね。


 

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