
6月の中旬から散歩の途中に見かける鴨の親子がいる。はじめは孵化したばかりで気が付かないほどで、やはり散歩の途中らしい女性がのぞき込んでいるのでこちらも覗いて気が付く。
10メートル四方ほどの防火用水には水が10センチほどたまっていて金網がしてある。子育てには安全で持ってこいと判断したのだろう、あるいは代々ここで育った鴨かもしれない。
毎日散歩のたびに大きくなってくる、ほぼ親の三分の2程度になった。そろそろ金網を超えて飛びだす時期なのだろうが、この金網は7メートル近くある。助走区間は極めて短いのでどうして飛び立つのか興味深々で毎日眺めている。