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まさおレポート

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わが故郷の箕面がM6.2の地震

2018-06-21 | 日常の風景・ニュース

2018年6月18日我が故郷の箕面がM6.2の地震に襲われた。この機会に我が故郷の活断層状況を調べてみた。

遠田晋次・東北大災害科学国際研究所教授は「いつも地震がある高槻あたりより南よりなのが気にかかる。上町断層への影響が心配だ。このあたりは、熊本と似て、断層の密集地。いつも起きている大阪北部の地震より大きかった。阪神大震災の余震より大きかったのではないか。周辺断層への影響が考えられる。余震のみならず、さらに大きな地震への警戒が必要だ」と警戒を呼びかけた。

周辺断層への影響が考えられるとある。

(写真:日刊スポーツ/アフロ)墓石がごろりと倒れている。

 

http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/5/25253.html
この分布図によると我が故郷は有馬ー高槻構造線活断層、上町断層帯、六甲淡路島断層帯、生駒断層帯に囲まれている。この交点あたりで今回の地震が起きているので今後の注意は必要だ。
有馬ー高槻構造線活断層は五月丘断層、坊島断層、安威断層からなりまさに坊島断層の上に乗っている。
活断層の周期は長いので心配することはない、他に建物やブロック塀など気を使わないといけない場所はいっぱいある。そんなコメントもあるがやはり気になる。

活断層の分岐の例としては、京阪神の活断層群が挙げられる。有馬ー高槻構造線活断層系では、東西方向に直線的に延びる主断層のほぼ中央に位置する池田市を境に、東半部では五月山断層や箕面断層のように北東に、あるいは坊島断層のように南東に分岐し、西半部では名塩断層や有野断層のように北西に、あるいは六甲断層や湯槽断層のように南西に分岐する特徴が認められる。したがって、将来この断層が活動する場合、断層破壊は池田市付近で始まり、東西双方向に伝播すると推定することができる。

活断層が危険であるのは、「内陸直下型」地震の発生源となり、活断層の近傍地域が将来大きな地震動による被害を被る可能性が極めて高いことにある。また、活断層が活動すると地表地震断層に伴う破断と変位が生じるため、断層直上に位置する構造物は破壊を免れることはできない。一方、活断層の活動周期は数百年から数千年、あるいはそれ以上である場合が多く、活断層が存在することが直ちに危険であるということにはならない。地震災害が地盤や建築物の構造と深く関連していることを考えれば、活断層直上を除けば、断層に近い場所だけが危険であるという訳でもない。このような活断層の潜在的な危険性を十分に認識し、これに対処する必要がある。活断層が密集して存在する我が国では、人々は活断層のもつ潜在的な危険と共存しなければならない宿命にある。したがって、地震発生源となる活断層の特性について正しい認識を持ち、いつ起こるか判らない地震災害に対して備えを怠らないことが賢明であろう。

日本列島に走る活断層の数はなんと2000以上、次の地震を引き起こす「火種」は今もどこかでくすぶりつづけている。

http://www.hiroi.iii.u-tokyo.ac.jp/index-genzai_no_sigoto-katudanso-choki_hyoka_ronbun-nakada_ronbun.htmより。


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