まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を語ります。競馬以外では男声合唱、野球観戦、ヘラブナ釣り、旅行等で余暇を楽しんでいます。

ディオデルマーレ観戦記・後編

2024年12月25日 22時30分00秒 | まさるの「この一頭」
6レースまであっという間でした。
いよいよ時間が迫った来たので今日初めてパドックに向かいます。
レース50分前(第5レース終了後)に私は写真がしっかりと取れそうな場所を探します。
これがレース50分前(昼休み中)のパドックです。
有馬記念デーの恐ろしさが少しでも伝われば幸いです(笑)

この時点ではサンデーRの馬が一番人気ですね(よく見ると43分前とありますね)。

馬が大きいこともありましたが、新馬戦のパドックにいる馬ではないと思いました(少し太く、若干入れ込み気味だったのは内緒)。
腹袋もしっかりとしていて、いかにも堀厩舎の馬の作りに思えました。
でも、2周目の周回で私は懸念だったトモ脚の蹄に注目すると!!
「エクイロックス」の跡がしっかりと。しかも黄色で目立ちます・・・。
もう、ここからは脚元の心配ばかりに気が行ってしまい泣きべそをかきそうに(汗)
これは10m先にある馬頭観音に改めてお祈りをしないといけないと思いました。



返し馬を見た瞬間に「これは勝ち負けできるかも」って思いました。
非常に良いキャンターで走ります。フォームが良いですね。パワフルで軽い。
堀厩舎の馬らしいダイナミックで柔らかい走りができる馬です。
ムーア騎手も追切でも乗っているしこの馬を分かってくれているようです。


スタートをズバッと決めてくれた時点で私は泣いていました(もちろんいい大人ですから涙を流したりはしません)。
しかし、その涙もすぐに引っ込んでしまうくらいに行きっぷりが良くない(汗)
これこそが堀調教師がいつも伝えてくれていた「前向きさに欠ける面がある」という事なのかと思いましたよ。
レースはムーア騎手が激しくおっつけて上手く先行ポジションに収まり、道中はスローの流れ。最後の直線に入ります。
直線は正直言ってあまり覚えていないんですよね。
見ていられなかったと言うか、混雑で見られなかったと言うか。
既に私の心は飛んでいました。
前が壁になり万事休すかと思われましたが、そこからスペースが出来てムーア騎手のあの豪快な追いが開始します。届くか??
私は「ライアン!ライアン!!」と叫んでいたように思います。


勝ち負けは本当にわからなかったです。負けたと思いました。
ゴール板過ぎに陣取っていたという事もあって2.3着かなとも思いました。



私は空を見上げました。無事に終わってくれた・・・。




スローVTRを見て、すぐさま向かったのは口取り集合場所(笑)。
私の記憶が正しければ馬主のバッチを付けている人もいたような…。
ダウンジャケットにジーパンの私はちょっと場違いな感もありましたが、喜びを共有したくて一目散に集合場所に行ってしまったのです。
「いやー、やりましたねー」なんて声を掛けながら(向こうとしてみれば何なんだこいつはって感じでしょうね)。



私は何とも言えぬ充実感に包まれながら、私はそっと目を伏せたのでした。

ディオデルマーレが馬場から去って5分後には私も競馬場をあとにしました。



ちなみにこの日はこんな感じでした。
ちなみに私の出資馬とR.ムーア騎手とは極めて相性が良く、通算で「4‐1‐0‐5」は勝率40%、連対率50%(内G1を1勝)となっております。ムフ。

ディオデルマーレ観戦記・前編

2024年12月25日 21時00分00秒 | まさるの「この一頭」
前日には例の予想番組に参加していたため就寝時間は24時を回っていました。
本当に苦労して8:20の入場券を手にしたので、その時間に合わせて向かいます。
流石の混雑ぶりですが、今年の目的は「ディオデルマーレ」1頭のみ。
有馬記念デーに現地に行って有馬記念を見ずに帰るという変態ぶりを発揮してしまいました(笑)



見慣れた景色も神々しさを感じます。
いつもは船橋法典駅からの地下道を通ってくるのですが、9時前ですので船橋の街を歩いて正門へ向かいます。


競馬場に着いたらとにかく「自分の陣地」を得ないといけません。
指定席を取れなかった際の有馬記念の酷さは何度も経験しているので、とにかく自分の居場所(座席あり)の確保が重要です。

私は今までの中山競馬場150回の来場経験を元に空いている可能性がある椅子を探しに探します。
20分歩いてダメだと思いました。空いている訳がありません。
そこでピンとひらめいたのが「飲食街」。
ここは案外と出入りがあって空く時がある。その間隙をついて座らせてもらおうと考えました(本当はそれもいけない事ですが許して下さいね)。
ビンゴです!ちょうど空いたところをすかさずゲット。
PCと競馬新聞の置いてある手前の席が私の居場所となりました(ちなみにこの写真はメインの時間に撮ったものではありません。朝の9時です)。
私はここに座り、朝からディオデルマーレのパドックまで過ごさせてもらいました。
時々、飲食物を手に取り、飲食をしているんだぞってアピール(笑)

ずっとTARGETを見ていましたね。時々、競馬新聞エイトも眺めながら。
途中からサンデーRの馬に1番人気を譲りました。悔しかったですね。
でも、買う馬券はもう決まっていたので10時半には購入して精神を統一していました。
私の買った馬券はこれです(有馬記念よりも買いました!)


競馬場に行って1レースしか観ないで帰ったのは初めてかもしれません。


結構な印が集まっていましたね。やはり調教が支持されたのでしょうか。
立ち上げて間もないのでそんなに簡単ではないと思ったんですけどね。


ここだけの話、当初の新馬戦で対戦する予定だったサンデーRのアルメントフーベルがここに出ていたら負けていたかもしれませんね(ディオデルマーレの前週、中山のマイル新馬戦でしっかりと勝利しました。この馬も良い馬ですよ)。

最良の日

2024年12月22日 19時51分02秒 | まさるの「この一頭」
ディオデルマーレが新馬戦(中山芝1600)を勝利してくれました。

この日の勝利はG1でもなく、重賞でもなく新馬戦ではありましたが、今年一番嬉しいものであったと思っています。
ディオデルマーレがゴール板を通過した後、思わず私は中山競馬場の空を見上げました。
競馬場に吹く風は冷たく寒かったですが、空はキレイに晴れ渡っていました。
勝ち負けは分かりませんでしたが、上位争いに加わり、無事に終わってくれたことが何よりも嬉しかったのです。




この馬はある意味で私の今までの一口競馬人生の集大成と位置付けた馬です。
長年の一口馬主人生で最良の厩舎と考える「堀宜行」厩舎。
サリオスで大変お世話になってから心酔した調教師先生です。
その堀調教師の馬を社台サンデーではまず取れない私はG1にその立ち位置を求めました。
数年かけてコツコツと実績を積み上げ、今回縁あってディオデルマーレに出資することが出来て、今日の新馬戦勝利を手にすることが出来ました。



ディオデルマーレに関してはあの入厩時の堀調教師のコメントをここに載せたいのですが、とにかく厳しい内容のもので、内心「これはとんでもない馬を引いてしまったか?」と思ったものです。
そんな馬がこうして新馬戦を勝ってくれました。堀厩舎の力を見せつけた一戦だったと思っています。




今日の競馬は本当にムーア騎手も素晴らしかったと思っています。
挫跖で出走取消したので、再度立ち上げて仕上がり途中に感じていましたから、もう帰ってしまうムーア騎手に乗ってもらうために(無理やり)ここを使ってきたかと思いました。
「まぁ、一度たたいてから年明け勝負なのかな」と自分なりに解釈しました。

パドックには50分前に行きました。有馬の日ですから結構な混雑で、良い位置がなかなか取れず苦労しました。
本馬と初のご対面。正直言って1頭だけ全く違う馬に見えました(まぁ、馬体重が一番重かったからね)。
後肢の蹄のエクイロックスが痛々しくて、早く休ませてあげたいと思ってしまいました。
朝一で行った馬頭観音に、パドック見た後で思わずもう一度「無事に走れますように」と再び手を合わせてしまいました(笑)



改めてレースは振り返りますが、あの競馬で差し切ったのが凄いと感じました。この馬、結構強いですよ。
新馬戦にしては結構ハードなレース内容であったにもかかわらず勝ち切ったのは良かったですね。

R.ムーア騎手も今日は冴えていましたね。
絶妙の位置取りと馬を諦めさせない追い方にはさすがの一言。ムーア騎手でなかったら差し切れなかったでしょう。
ムーア騎手は本馬の母「シーティス」に乗っていたそうで、そう言った小ネタが紹介されていたのは嬉しかったですね。
公式によるとムーア騎手は「距離がもっと伸びても良い」という印象を持ったとか・・・。
え?この馬、完全にスプリンター寄りだと思ったんですけど(出資した時はマイルまで走れたらいいなと)。
少しズブいから距離はもう少し大丈夫という事なのかな?



本当に色々と嬉しい1日になりました。
とにかくディオデルマーレにはゆっくり休ませてあげたいなと思います。
暖かくなってから、そして蹄が治ってからまた頑張ってもらえればいいかなと思っています。
個人的にはNHKマイルとか目指さなくていいから、コツコツ行きましょう。

これからも堀調教師に全てお任せです。
ディオデルマーレ今日は本当にありがとう!
最高の気分だよ。
これからも無事に走っておくれよ。

いよいよデビューです!!

2024年12月21日 22時00分00秒 | まさるの「この一頭」
ディオデルマーレのデビューが迫りました。
戦士としての一口馬主人生の最終章。
この馬を春からずっとずっと追いかけてきました。
TARGETに加入してからは毎日調教を確認してきました。

入厩は2歳の3月。これは早期デビューも見込めるかとワクワクしながら堀師のコメントを待ちましたが、経験したことのないような酷評をされてしまい、山元トレセンに戻されてしまいました。
この時のショックは過去のブログ内でも語っています。
結構不貞腐れています(笑)


その後、しっかりと乗り込みを進め暑い夏を越して秋になりました。
相変わらず褒められるのは食欲のみ(笑)たくさん食べるのは良い事ですが、それしか褒められないデルマーレって・・・と落胆の日も続きました。

今度こその思いで入厩したのが10月。あれから半年経過しています(汗)
あれだけの痛烈なダメ出しを食らった事もあってか、今回の調整では酷いコメントが出てこなくなりました。
相変わらず健康面と食欲は褒められています(笑)


そして11月の東京芝1400mでのデビューが決まります。
嬉しかったですねぇ。ようかくデビューかと言う気持ち。
しかし「乗り込みが足りない、息が出来ていない」とジャパンカップの前日東京芝1600でのデビューにスライド。
恐らくR.ムーアを騎乗させようと画策していたものと思います。
その時の前週追切のタイムが秀逸。
美浦のウッドチップ6Fから81.7‐65.9‐50.8‐36.1‐22.8‐11.2秒と素晴らしいタイムを叩き出しました。加速ラップで終い11.6‐11.2は凄い。

しかし、この猛烈追切のあとに挫石が判明して出走回避。
2歳馬に強い調教やりすぎですよ堀先生!と怒るにも怒れない気持ちのやり場もなく、ついに私は心が折れてしまい、もうどうでもいいやって感じになっていました。一口馬主もそろそろ手仕舞いかなと考えました。

「これはディオデルマーレは再度山元に戻して休養させてから年明けのデビューかな」と思っていたのですが、なんと在厩で調整してくれました。
何とか立て直してくれて、ライアンムーア騎手がいる間に走ろう、ということで思っていたよりも早く出走となりましたが、15頭が権利持ちで39頭の登録という除外が濃厚の中、何とびっくり抽選クリア。
最初は運がない馬だなと考えていましたが、どんどん自分で運をつかむようになってきている気がしています。

年明けデビューよりも今の時期の方がいいですよね。
一回走らせてあげてガス抜きをさせてあげたい。



挫跖明けの動き一息の中でどれだけ走れるか不安が大きいのですが、スタートを決めてレースの流れに乗って欲しいと思っています。
ライアンムーア騎手、どうかよろしくお願いします!!

いよいよ私の夢が走ります。


第69回有馬記念予想・後編

2024年12月21日 20時48分13秒 | 今日の日記
◎べラジオオペラ
〇アーバンシック
▲レガレイラ
☆ローシャムパーク
△ダノンデサイル
△スタニングローズ

◎べラジオオペラ
夏負けの影響が出ていながらも前走は6着。この馬の地力の高さを証明しました。2走前の宝塚記念も道悪で外差し馬場の中、3番手先行から3着に粘りこんだあの競馬はもっと評価されても良いかと思います。昨年のダービーも前有利の展開を1頭だけ追い込んでの4着。厩舎良し。調教よし。JCをパスしたローテも良し。調教師も自信漲っており、騎手も変な気負いもなく陣営の雰囲気も良し。血統的に小回り向き。機動力で勝負するタイプであり中山は向いている。2500は分からない面があるが、機動力、持久力勝負の有馬記念は合っていると判断しました。あとは展開のみ。上村厩舎の調教としても好成績のパターンであり、中山クッション値10.0と固めの馬場も横山和生騎手も得意なのでチャンスは十分と考えました。前週土日に坂路をやって当週ウッド終い11秒台の追切が◎。

〇アーバンシック
ルメールが乗るという点と菊花賞馬と言う点が強調材料。正直言って厩舎は残念。他力本願過ぎると言うか自分でこの馬を作っているという気迫を感じない。ルメールはこの馬とレガレイラとローシャムパークから選べる立場にあったと思うが、なかなか鞍上が決まらなかったところを見ると迷いがあったものと思われる。今年G1を勝ったのはこの馬だけだったにも関わらず即決とならなかった点がこの馬の弱点だろう。調教も何とか間に合ったという感じで特筆すべきものでは無い。過去5年中山2500の成績が「9‐5‐9‐9」と勝率28.1%、連対率43.8%、複勝率71.9%は驚異的な数字。ルメールが乗るというだけで買う材料になる。



以上はYouTube番組のプレゼン資料をそのまま載せたものです。
時間が無かったのでこれで代用させてください。

激動の木・金曜日

2024年12月21日 07時13分21秒 | 今日の日記


今週は何といっても「ディオデルマーレ」の新馬戦に注目しています。
さらに我が陣営のエース、レッドモンレーヴが阪神カップ(G2)を走ります。

今週は本当に色々とありました。
まさかのドウデュースの出走取消には本当に残念な思いです。
書きたいことは山ほどあるのですが、ここは私のブログ。
個人的な事を書いてみたいと思います。

①有馬記念入場券
ディオデルマーレはさすがに抽選にもれるだろうと考えていたので、当日は自宅で観戦かなと普通に考えていました。
しかし、見事出走が確定。持っている馬なのかもしれませんね。私の休日は一気に忙しくなりました。
それは入場券を手にしないとディオデルマーレの応援に行けないからです。よりによってドウデュースの引退式も予定されている有馬記念の日。半端ではなかったですよ。何とかなるかなと思っていたのですが、何とかなりません。
5分ごとに情報が更新されているので5分ごとにスマホをポチポチ。まぁ、少なく見積もっても木曜日に4時間は格闘したと思いますが取れませんでした(木曜日は仕事お休みでした)。
②ディオデルマーレの口取り
ディオデルマーレの出走確定が分かり、優勝時記念撮影に申し込みました。
しかし、私は当日の入場券を持っていません。
先に書いたように何とか取れるだろうと思っていた入場券を入手できず、私は焦りました。
翌朝、早朝に抽選前のクラブに「キャンセル」のメールを入れました。
入場券を持っていない点を説明し、もし仮に入場券を手にできた際に口取りに空き枠があれば改めて申し込む旨を記しました。クラブからは8時半に返信が来ました。
結果としてディオデルマーレの口取りは抽選対象でしたので、改めて私が申し込みをすることはできませんでしたが、これは仕方の無い事だと考えています。
③ドウデュースの出走取消
夕方、仕事中トイレに行き、スマホを覗いたところ「ドウデュース取り消し」の文字が躍っていました。まさかまさかの展開です。
私は今週の予想番組に予想を提出するために、この2週間ドウデュースについて考えてきました。頭は無いかもしれないが3着までにはまず来るだろうと考えて予想を固めていました。無駄になったとは言いませんが、予想はある意味やり直しです。
そしてそれと同時に「入場券のキャンセルが出るな」と考えました。帰宅後に1時間ほどポチポチやり、ようやく夜の8時過ぎに確保することが出来ました。
こうして何とかディオデルマーレの応援に駆けつけることがようやく叶いました。


私はそこで力尽きました(笑)



第69回有馬記念予想(ドウデュース編)

2024年12月19日 12時50分00秒 | 今日の日記
今回の主役は何といってもドウデュースです。

この稀代の名馬の引退レースとなります。
秋のG1を2つ勝ってきての臨戦過程からも能力的には頭2つくらい抜けている本馬。当日は1倍台の一番人気が想定されます。
私もさすがに前走のJCは本命視しましたが、どうもこの馬を信用しきれていないのです。未だにです。もちろん強いことは当然認めていますし、この馬の子供にも出資したいと思っています(同じハーツならサリオスかな。ムフ)

一口馬主も馬券も回収率が大切です(私の中では明らかに)。
そう考えると1倍台のドウデュースから馬券を買えないのですよ(泣)
もうこじつけと言うか、邪推の域を出ない部分はあるのですが、私の考えるポイントは3つだと思っています。
①余力が残っているか?
②展開が向くか?
③忖度は?

まず①についてですが
残っていないと思います(笑)。
あれだけの極限の脚を2戦使って何ともない方がおかしい。
そもそも昨年、有馬記念は勝っているので再び有馬記念を勝つことによって著しく本馬の種牡馬価値が上がる訳ではないからです。
陣営の本当に欲しかったのは前走のJCであったと調教から読み取っています。
もちろん今回もしっかりと走れるように友道流の仕上げで臨むことが出来るので問題はないのですが、少し疑いたくなる内容であったと考えます。
②この2戦ともに明らかな日本競馬のレベル低下の影響で最高峰のG1でありながらスローとレースが流れなかった時のみ極限の瞬発力が使えています。
ドウデュースの弱点は「ワンパターンの競馬しかできない」という事にあると思っています。その代わり自分の得意パターンになった時にはレジェンド級の強さを見せています。自分が不利になった時や、馬群に包まれたりした際にはあっさりと敗北してしまうモロい馬だからです。昨年秋の天皇賞・JCの戸崎騎手の騎乗は悪くはありませんでした。いたってオーソドックスな競馬。でもそれが出来ないのがドウデュースなのです。自分の型に嵌らないとあっさり敗れてしまう事もある馬なのです。枠順にも寄りますが、私が必ず頭で買いたいと思えない面がここにあります。でも、今回も確たる逃げ馬がいないしミドルにはなったとしてもスローになりそうなんだよな。そこで✖✖の一つ覚えのように今回も大外捲りの競馬をさせてもらえるのかな?
③今年のJRAは非常に暗い話題が続きました。騎手の死去、不祥事、若手ジョッキーの突然の引退、JRAの隠蔽体質の露呈・・・。未だに騎乗停止が頻発しているこの状況の中で一般企業であれば相当やばい状況である筈のJRA。馬券を買ってしまう我々もいけないんですけどね。それでも何だかんだ言って有馬記念まで競馬を盛り上げっているのはこの『ドウデュース』の存在は大きいと思っています。そうです。ドウデュースの大活躍が一般競馬ファンやビギナーを目晦まししているのです。JRAがそのドウデュースの引退式までお膳立てまでして「有馬惨敗」は無いと思います。さらに言うならば勝つ確率が10%上がったと言えるとさえ感じています。こんな雰囲気の中、日本人の中にその予定調和を壊せるだけのジョッキーがいるでしょうか?→いないでしょう。
ドウデュースに道中ピッタリと並走して引っ掛かりやすい本馬を翻弄したり、進路を取るためにぶつけてこじ開けたり、外に出そうと武騎手が仕掛ける勝負ところで蓋をしたり、閉じ込めたりと言うような事がなされるとは思えません。そんなことすればその騎手は後々まで言われてしまうでしょうし、下手すれば関係者に干されてしまう可能性すらあるからです。自分の今後にもかかってくる訳です。ありゃまーでは済まされない無言のオペレーションが働いてしまう事は十分にあり得る話だと思います…。
そういった日本伝統の忖度文化、これを壊せるのは外国人騎手しかいません。
私が現地で感じたディープインパクトの3歳時の有馬記念のゴール後のスタンドの静けさと言ったら「怖さ」さえ感じるような静まりようでした。そういう意味で、実績のある(笑)C・ルメール、C・デムーロ、R・ムーア騎手の馬には注意が必要でしょう。


という訳でダラダラと書いてきましたが、ドウデュースは相当有力視しているという事でこの記事を終えたいと思います。
あとは17時からの抽選会枠順を見てでしょうか?。
ちなみに現時点ではアーバンシック、シュトルーヴェ、スタニングローズ、ダノンデサイル、ドウデュース、べラジオオペラ、レガレイラ、ローシャムパークに印を打とうかと思っています。

第69回有馬記念予想(C・ルメール編)

2024年12月19日 10時34分57秒 | 今日の日記

有馬記念と言えばC・ルメール騎手です。

この有馬記念が日本での初G1制覇だったこともあってか、ルメール騎手自身このレースを非常に得意としています。
通算で17回騎乗してきて「3・5・2・7」と連対率47%。
特にJRAの通年免許を取得した2015年以降という事に絞れば「2・3・2・2」と連対率55.6%、複勝率77.8%と驚異的ともいえる数字を残しています。
その中身は決して人気のある馬ばかりでなく、7番人気エイシンフラッシュ、10番人気オーシャンブルー、8番人気クイーンズリングなど穴馬も持ってきている点は特筆すべきであり、去年のスターズオンアースに至っては史上初めて大外16番から2着に持ってきています。
好位置で折り合いをつけて終いを伸ばすという彼の騎乗スタイルに中山2500が合っているのだと思います。


個人的にルメール騎手で好きな所は、騎乗技術はもちろんのこと「人間性」です。
とにかく「誠実である」ということに尽きます。真面目ですよね。
今回の共同記者会見のインタビューでもフジTVのAOアナが際どい質問(具体的に踏み込み過ぎ)を投げかけますが、彼は真正面から受け止めて、別に答えなくても良いことを短い時間で懸命に考えて答えています。
ここです。ルメールが日本競馬に馴染み、これだけ受け入れられ信頼を勝ち得たのはこの「誠実な人間力」だと思っています。
「期待に応えたい」というその一心で頑張ってきたのだと思います。

折り合いをつけさせたら日本一、そしてレースでの位置取りも戦略力も日本一だと思っています。やはりルメールは抜けて上手い。
私の出資馬でも34勝してくれています(今年は1勝のみ。最近乗ってもらえるような馬が減りました)。

そのルメール騎手がこの有馬記念で選んだ馬がアーバンシックです。
以下は会見内容のルメール騎手の発言を抜粋。
「サトノダイヤモンドで菊花賞と有馬記念をダブルで優勝することが出来た。今年も勝つ自信があります
「スタートは早くないので後ろからになると思う。最初は冷静に走って、そこからポジションを上げていきたいです」
「ドウデュースは瞬発力があって最後の脚は凄く速い。ドウデュースよりも前の位置にいたほうがいいです」
「レーススタイルがドウデュースとディープインパクトは似たところがある。だから前の方がいいですね」
「有馬記念を勝つのは難しいけど彼は2連勝してレベルアップしています。強いメンバーでもいい競馬をすることが出来ると思います」
と会見で語ったルメール。
この「勝つ自信あります」は激アツのフレーズです。
海物語で言えば『魚群』発生並み(古い?)
私はこのコメントを信じています。

最近、明らかに少し不調なルメール騎手。ちょっと心配です。
春には骨折して長期離脱もありましたが今年もリーディングを邁進しています。
先週の岩田康誠騎手のジョッキーパンツを履いて平場戦でガッツポーズをしたという浪花節な一面もあるフランス人ルメール。

この得意の有馬で好騎乗を見せて、早く元気を取り戻して欲しいと思ってます。ルメールがいないと私の競馬も組み立てられません。


圧倒的一番人気のドウデュースが負けるとしたらやはりこのアーバンシックになるのかなと思っています(とは言え想定2番人気はいき過ぎのような気がします。売れ過ぎだよね)。
調教がイマイチな気がするんですよね。
それに菊花賞も恵まれた感があるし、ルメール騎手が完璧に乗ったからの結果と捉えると実力が歴代の菊花賞馬と比べても足りなさそうに感じてしまう私は捻くれ者?


第69回有馬記念予想・前編

2024年12月18日 22時42分16秒 | 今日の日記
最近、予想することが楽しくて仕方ありません。
それは「TARGET」を使い始めてから「色々と残せる」からです。
自分には案外とマメな面もあるようで、レースを見て思った事や必勝パターンなどをTARGETにどんどん打ち込んでいって「自分なりの競馬本」を作り上げているような感覚が楽しいようです。
本当にもっと早く始めていれば良かったと思います。




今週土曜の「古今さんのYouTube番組」で予想家として有馬記念の予想を披露するわけですが、今までの考察を少しばかりここに残しておこうと思います。
表題の有馬記念ですが、ドウデュースに勝ってもらいたいとは言え、応援と馬券は別だ!とばかりに様々な考えをめぐらして、もう10時間以上考えていると思います。
ドウデュースにも懸念材料はあります。
それでも稀代の名馬に対していい加減な印を打つ訳にはいかないと。
数々の引退レースを勝利で締めくくっている武豊騎手が、この馬の有終の美を飾ってくれるものと考えて◎はドウデュースにしたいのですが、調教が・・・。本当に迷っています。

馬券は紐荒れを考えています。万一の保険も考えています。
明日、休みなので直前の追切映像などをしっかりと確認して、枠順抽選会も見ながらそのうえで印を披露したいと思います。

是非明日もご覧ください。


狭き門より入れ

2024年12月18日 20時30分36秒 | まさるの「この一頭」
実はある程度分かっていた事なのですが、私の30年の集大成のディオデルマーレの新馬戦ですが除外濃厚な様子です。



フルゲート16頭のところに「39頭」が出走を表明しており、そのうち除外の権利持ちが15頭いるため、5頭枠でくぐり抜けなければ、除外が濃厚とのことです。ここまで凄いとは。こりゃ厳しい・・・。
除外が濃厚な中でも本日ウッドチップコースで追い切られました。
6F81.5-65.4-50.7-36.2-23.4-11.8秒と十分に新馬勝ちを狙えるタイムです。
最後の1Fが減速ラップになっている所は非常に気になるところですが、それでも高い能力的なものを感じることが出来る訳です。

本馬はそうでなくても一頓挫あった訳で、少しの休養はあったものの、ずっと乗り込みを続けられていました。
ディオデルマーレには少し疲れがあるのではないかと思っています。それが終い1Fの11.8なのではないかという懸念が私を襲います。


折角のライアン・ムーア騎手のいる間に走らせてあげたい。堀調教師も一生懸命です。
今回、勝っても負けても少しゆっくりとさせてあげたいと思っています。
ずっと張りつめていてかわいそうに思えてきました。
何とか日曜日に走らせてあげたい。その思いです。
ガス抜きをさせてあげないと走るのが嫌になってしまうのではないかと心配になってきました。

難しいかもしれませんが明日の抽選に通りますように・・・。