まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を語ります。競馬以外では男声合唱、野球観戦、ヘラブナ釣り、旅行等で余暇を楽しんでいます。

阪神大賞典と言えば…

2010年03月16日 01時22分01秒 | 今日の日記
メジロマックイーンが一番好きな私に取って阪神大賞典は年間の中でも最も好きなレースの一つです。
あとはGⅠより楽しみな毎日王冠・京都大賞典の日がたまらなく好き。

私は天皇賞こそ目指すべき最高峰のレースであると考えている人間なので、その前哨戦であるこれらのレースは本当に楽しみです。
本番は私にとってグランプリ有馬記念みたいな位置付けなので、レース後は寂しい…。
大体の勢力図が完成するこの前哨戦に感じられる高揚感がたまらなく好き。
まだ本番が先にある期待感が好きなのです。


今週はその前哨戦である阪神大賞典。
長距離戦ですから見応えのある素晴らしいレースが多いです。
私の19年の競馬人生で見ていて最も素晴らしいと感激したのはマヤノトップガンとナリタブライアンの伝説の一騎打ちのレース。
あれを観ずしてマッチレースを語るなかれです。

トウショウボーイ・テンポイントの有馬もリアルタイムで見ていたらすごかったと思いますが、ビデオでしか見てません(笑)



ちなみにあの伝説のマッチレースで胴元に苦情が殺到して、以降阪神大賞典が土曜日に施行される事は無くなったそうです。


しかしナリタブライアンは悲運の名馬でした。
1つ目は全盛期の走りに戻ることはなかったと言う点。
2つ目は調教師がおかしな使い方をした点。
3つ目は早死にしてしまった点。

ラフィアンの岡田総帥は函館二歳の時に「来年のダービーはこの馬に持っていかれる」と語ったそうだし、大川慶次郎氏はこの馬の使い方について度々苦言を呈していたようです。

今でこそディープインパクトがいますが、それまでの史上最強馬はこの馬だったと思います。
来日していたオリビエ・ペリエ騎手も今、世界で最も強いかもしれないと語っていたと言います。
無事であったら世界を制したレベルの馬だったかもしれません。


返す返すも惜しい名馬でした。