ブックオフの105円コーナーで見つけて半月前くらいに購入した、「リゾートホテル・ジャンキー」
村瀬千文著。この著作、出版年は1998年で、文庫本2004が年だからちょうどITバブルに日本が
沸いていた頃の作品だ。
読み始めて、この本の内容があまりにも出来すぎていると思った。
高級リゾートホテルに滞在した著者がそこで知り合った宿泊客(いい男や、セレブ的人種)との
コミュニケーションが語られているのだが、ホテルジャーナリストとは言え、
こんなにも偶然的な出会いやエピソードというものが起こるのだろうか?と疑問を持った半面、
こんな気の利いたウィットがある会話や応対ができる能力をうらやましく感じ、いったいこの
著者はどんな人物なのだろうと興味を持った。
それで、早速ネットで検索をしてみた。その検索結果から「リゾートホテル・ジャンキー」
は、ノンフィクションではないらしい、というネット記事を発見してしまった。
そして著者自身が主催したホテルに関するネット掲示板に、匿名とはいえ投稿された記事をネタに、
自著として出版して、裁判所に訴えられたという経歴もネットで発見。
最近の活動もネットでは検索できなかった。
ネットの情報だから、これが真実事実なのかは、これまた疑問ではあるけれど、
「やっぱり出来すぎているという僕の勘が当ったじゃないか」という気持ちと、
「なんだ、ホントの話ではなかったのか?え、すごい人ではなかったの?」というがっかりした
気持ちになった。
でもしかし、この「リゾートホテル・ジャンキー」、僕にとってはかなり面白かった。
出来すぎでは?という疑問も持ちながら、こんな出会いやが現実に絶対ない、とも言い切れないので、
最後まで楽しんで読んだのだ。
普通の人々に較べれば、海外旅行に多く出掛けている僕からすると、確かに、素晴らしい偶然の出会いというのは
存在する。旅の醍醐味はそこにあるのかもしれない。
村瀬千文著。この著作、出版年は1998年で、文庫本2004が年だからちょうどITバブルに日本が
沸いていた頃の作品だ。
読み始めて、この本の内容があまりにも出来すぎていると思った。
高級リゾートホテルに滞在した著者がそこで知り合った宿泊客(いい男や、セレブ的人種)との
コミュニケーションが語られているのだが、ホテルジャーナリストとは言え、
こんなにも偶然的な出会いやエピソードというものが起こるのだろうか?と疑問を持った半面、
こんな気の利いたウィットがある会話や応対ができる能力をうらやましく感じ、いったいこの
著者はどんな人物なのだろうと興味を持った。
それで、早速ネットで検索をしてみた。その検索結果から「リゾートホテル・ジャンキー」
は、ノンフィクションではないらしい、というネット記事を発見してしまった。
そして著者自身が主催したホテルに関するネット掲示板に、匿名とはいえ投稿された記事をネタに、
自著として出版して、裁判所に訴えられたという経歴もネットで発見。
最近の活動もネットでは検索できなかった。
ネットの情報だから、これが真実事実なのかは、これまた疑問ではあるけれど、
「やっぱり出来すぎているという僕の勘が当ったじゃないか」という気持ちと、
「なんだ、ホントの話ではなかったのか?え、すごい人ではなかったの?」というがっかりした
気持ちになった。
でもしかし、この「リゾートホテル・ジャンキー」、僕にとってはかなり面白かった。
出来すぎでは?という疑問も持ちながら、こんな出会いやが現実に絶対ない、とも言い切れないので、
最後まで楽しんで読んだのだ。
普通の人々に較べれば、海外旅行に多く出掛けている僕からすると、確かに、素晴らしい偶然の出会いというのは
存在する。旅の醍醐味はそこにあるのかもしれない。