誰もいないＣランクで勝負する。ロングテールを使う

おはようございます。中小企業診断士の青木公司です。

本日３つ目のブログです。

一つ目のスティーブ・ジョブズの伝説のスタンフォードでの講演もすばらしいですよ。

さて、今回のテーマはロングテールです。

通常、社会的ニーズの中で、少ない商品ラインで多くの売上を上げられる商品が自分が取り組むべき商品です。

経営資源を絞って、その領域で勝負する。

そのためＡＢＣ分析を行い、Ａランク商品に経営資源を特化する。

みんなやってますよね（やってないならすぐやりましょう）。

さて、それとは逆行する分野。多くの商品ラインを用意しても、個別の売上げが小さい分野で勝負するということが、最近のＩＴの進展、物流の急速な拡大から実施できるようになりました。

そんな会社はない？

たとえばアマゾン・コムです。

アマゾン・ドット・コムは、人気の本だけでなく、専門的過ぎて、顧客が特殊で、通常の本屋ではおけないような商品までラインアップでそろえています。

なぜ、そんなことができるのかというと、ＩＴと物流の進展をつかい、空間的制限なく世界中から顧客を取り込むことで、そんな商品も一定規模にしているのです。

ロングテール戦略で１００％自社に取り組む。

ニッチ市場を丸ごと飲み込む。

そういう戦略もあるのですね。

あなたはどの分野で勝負しますか。顧客価値とは。

おはようございます。中小企業診断士の青木公司です。

気持ちのよい朝ですね。

さて、今日は競争優位性についてです。

競争優位性とは、市場において、勝ち抜く力のことをいいます。

皆さんは自社の、自分の競争優位性についてどのように考えていらっしゃいますか。

一般に競争優位性については以下の式で表されます。

競争優位性＝顧客の利益＋供給者の利益
　　　　　＝（顧客にとっての価値ー価格）＋（価格－コスト）
　　　　　＝顧客にとっての価値ーコスト

競争優位性を高めるためには、顧客にとっての価値を高め、コストを抑えることで高まります。

顧客にとっての価値とは顧客が体感する価値です。
顧客の気持ちをつかみましょう。商品・サービスだけでなく、あらゆる接点でそれを満たすのです。

コストもそのためにできるだけさげるのです。

そして、どのポジションで戦うか。それが重要です。

ライバルの少ないポジションで戦うのです。

追伸・スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ映像

こんばんは。中小企業診断士の青木公司です。

スティーブ・ジョブズシリーズ最後に、スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式での伝説のスピーチの映像をご紹介します。

http://jp.youtube.com/watch?v=qQDBaTIjY3s

スティーブ・ジョブズの肉声と魂のスピーチを体感しましょう。

点と点を繋ぐ。

他人の人生を生きてはいけない。

ステイ・ハングリー、ステイ・フーリッシュ。

すばらしい言葉、満載です。