エコノミックアニマル

いま流行りの高性能ロボットのようにしか歩けなくなっています。
スーパーロボットぶりをよそさまに見せびらかすのはイヤらしいと思い、家で時が来るのを虎視眈々、待っております。

友達に借りた『白河夜船』（吉本ばなな）をひといきに読みました。
ばななさんの本を読むと、女性作家による女性の視点が覗けて非常に楽しいです。当たり前なんですけど、男性作家にはできないことで、そのことをいつも強く思います。本の素晴らしい点だな、と。
それからこの方は表現の天才、というか、言葉の天才だと感じます。ストーリーそのものが良いのはもちろんとして、描写に圧倒されます。わけがわからない。なんでこう描けるのか。不思議な文体というのも心地よいものです。

今夜は性転換バトン、だそうです。
★あなたに魔法をかけました★
さあ、今あなたは性転換してしまいました。
Q.まず、何がしたいですか？
　想像を絶する世界と言われる女性専用車両に乗る。
Q.ひとつ、性転換した上でこれだけは必要だと思うものは？
　門限どころか家から出さない怖い父親。
Q.異性の著名人、誰をファッションのお手本にしますか？
　大晦日の小林幸子。
Q.どんなタイプの人を好きになりますか？
　絶叫マシンをこよなく嫌う人。
Q.もし芸能人と付き合えるなら、同性の芸能人で誰が良いですか？
　ハニカミのレギュラー松本。
おしまいです。
自分はほかの人の気持ちになって考えられないことを再認識しました。
自販機で言うと“つめた～い”です。