『咲 -Ｓａｋｉ- 大将戦オーラスの南四局（その２）』

原作；第５２局[開花]　＝　アニメ；第１９局『友達』のラスト

いつの間にか…、

一一一二二二二三三三三四五
筒筒筒筒筒筒筒筒筒筒筒筒筒

と、＜一筒＞＜四筒＞＜五筒＞＜六筒＞の四面待ちで
聴牌状態になっている“咲”…。

あの配牌状態から、よくここまで自摸れるものだ…。（呆然）

それと…、
あえて＜二筒＞＜三筒＞を＜槓＞せずに、
４枚づつ温存しておくのは、
ラストに＜槓＞ラッシュするための“咲スタイル”…。（お約束！）

さてさて…、
ここで、＜一筒＞を掴まされた“天江　衣”は、
その点差から、仮に放銃しても大丈夫と、
そのまま＜一筒＞を自摸切りする…。

確かに、このまま“咲”が＜栄和＞すれば、
＜清一色＞六飜で１２,０００点のみ…。

これでは、６２,５００点の大差はひっくり返せない…。

よって、ここからは…、
もはや“清澄の嶺上使い”のお約束状態…。

＜一筒＞を＜大明槓＞　←アニメ次週予告の一コマだネ
　　↓
嶺上牌で＜四筒＞を自摸
　　↓
当然＜嶺上開花＞で和了せず、
作戦通り、ここで手持ちの＜二筒＞４枚を＜暗槓＞
　　↓
嶺上牌で再度＜四筒＞を自摸
　　↓
当然＜嶺上開花＞で和了せず、
作戦通り、今度は手持ちの＜三筒＞４枚を＜暗槓＞
　　↓
嶺上牌で＜赤五筒＞を自摸和　　ここで『勝負アリ！』
（※最後の＜赤牌＞自摸の一飜は数字合わせだな…）

この半荘で２度目の＜３連続槓＞…。
もう、全然驚きはしませんヨ…。（＾＾）

結局…、

二二二二　三三三三　四四四　五五　：　一一一一
筒筒筒筒　筒筒筒筒　筒筒筒　筒筒　：　筒筒筒筒

清一色（五飜）
対々和（二飜）
三暗刻（二飜）
三槓子（二飜）
赤五筒（一飜）
嶺上開花（一飜）

合計１３飜の＜数え役満＞３２,０００点…。

“衣”…１６８,２００点－３２,０００点＝１３６,２００点
“咲”…１０５,７００点＋３２,０００点＝１３７,７００点

尚、アニメで語られた…、

『＜大明槓＞の嶺上で和了った場合は、
　＜槓＞をさせてしまった者の責任払い…。』

は、予想通り今回の伏線でした…。

さ～て…、
これで次回からは全国大会へ向けての展開…。

“天江　衣”以上の強敵“宮永　照”…。

“宮永姉妹”の対決に注目です…。