今月号の「未来」が届いたのは8月6日、やっと8月号を開くことができた。待ち遠しかったのは「令和」 の歌を読みたかったからである。未来の歌稿は3か月のちに掲載される。8月号は5月15日が締め切り、会員の令和の歌を知りたかったのだ。ところがほとんど見当たらない。選者13名のうち2人だけ、私はじっくり詠んだ作品より鮮度のよいものを発表したくなるのだ。特にブログは新しい話題を心がけている。老人も中年も若い方たちもぜひ読んで頂きたい。
未来8月号の私の歌をご紹介します、令和になった直後の歌です。
冬眠から目ざめたような心地して窓にひろがる新緑が眩しい
平成は一万一千七十日、悲しみ、喜び、怖れ、怒りも
皇后の菜の花色のドレスゆれ我も手をふるテレビを見ながら
泳ぎつつ眠っているのか鯉のぼり令和元年はじまっている
木陰には万葉びとがいるような青葉の道を歩いていたり
未来8月号の私の歌をご紹介します、令和になった直後の歌です。
冬眠から目ざめたような心地して窓にひろがる新緑が眩しい
平成は一万一千七十日、悲しみ、喜び、怖れ、怒りも
皇后の菜の花色のドレスゆれ我も手をふるテレビを見ながら
泳ぎつつ眠っているのか鯉のぼり令和元年はじまっている
木陰には万葉びとがいるような青葉の道を歩いていたり