えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

横浜にカジノが?

2019-08-21 09:34:47 | 歌う
◾新聞に「横浜、カジノ誘致」 の記事あり猛暑の昼に我に寒気が

8月20日の☀新聞に「横浜市がカジノを含む総合型リゾ一トを誘致する方向」 の記事に驚く。猛暑の昼に寒気が押し寄せて来るような、、。市は9月の市議会に約3億円の補正予算案を出すらしい。しかも政府は国内3カ所まで誘致をしょうとしているなんて!

カジノ誘致は市民や議会内での反対が根強いのになぜ危ないことをしたがるのか。外国人に多額のお金を使わせ儲けようとしたら日本人が狂ってしまうだろう。お金は魔物だ。働かずに一瞬で大金を手にしたらコツコツ働かなくなり私たちはみなギャンブル依存症になってしまう。

私の知る限り収入は少なくても何とか生きている人々が多い。ささやかな蓄えでも百歳まで生きている人は宝くじさえ買わない。幸運など決して信じない。お金を家族を健康を大切にしている。どうかカジノがまじめな人びとを狂わせることのないように。カジノを誘致している人がカジノを体験したらどうか、自身が大損すれば、しなければカジノの怖さはわからないだろう!

俳句の「8月15日」

2019-08-18 10:48:53 | 歌う
▼本日朝刊☀歌壇に8月15日は見当たらないが俳壇には3句入選句、読みながら私は寒気がする。戦争は怖い、今後絶対に戦争をしないように!

▼ 長谷川櫂選
八月が記憶の底で焦げている
(笠井彰)
選者評
戦争の記憶があるかぎり、燃え続け焦げ続ける八月。

▼ 大串章選
満州に生まれ八月十五日

(佐藤茂)
選者評
八月十五日は様々なことを思わせる。作者は満州で生まれたことを思い、私は満州で敗戦を迎えたことを思う。

▼高山れおな選
開戦に踊り八月十五日
(佐藤茂)
選者評なし

世界一短い詩といわる俳句が戦争の恐ろしさを端的に伝え八月十五日が効果的だ。もうすぐ八月が去るが忘れてはならない悲惨な戦争を!

「短歌時評」 は松村正直氏。東日本大震災から8年過ぎ避難者も減り、報道や関心が盛り上がらなくなることを懸念している。震災とその後の日々を詠み続ける意義は大きいと述べている。

🐠 「魚の館」 こそよけれ

2019-08-16 13:06:16 | 歌う
せっかくのお盆休みも悪天候で台無し。子供たちの夏休みは2週間しか残っていない。こんな時は水族館がいいのではないか。魚たちだって人間を待っている。水族館で災難に遭った話を私は知らない。7年前に刊行した私の歌集「厚着の王さま」 から抄出、

🐠 「魚の館」 九首

🐠八月の魚の館の客人のわれは魚族にとりかこまれて

🐠 とらふぐが胸の辺りに来ていたり「わたしの心を覗かないでね」、

🐠シビレエイに睨まれている電流を放つ魚らし自家発電の

🐠 総身の棘を光らせハリセンボン体まるごと怒りていたり

🐠いちまいのガラスを通しその胸にふれいし手より去りゆくメバル

🐠 水槽がもし割れたなら非常口どこにあるのか魚のための

🐠調教師がイルカを抱き放つまでラブシ一ンのごと見つめていたり

🐠今日もまた魚を食べる気になれず冷蔵庫には鰈の死体

🐠 あの魚の目は泣いていた私をじっと見ていたアラブの鰈

読書の夏を

2019-08-13 14:29:31 | 歌う
八月の10日も過ぎてこの夏は猛暑なのだとあきらめている、この先1週間の予報は30度以上の日が続く。この時期に外出、まして旅行などするのはやめよう。「読書の夏」がいい、新聞の本の広告が目につく。

「婦人公論8/27号」 の特集は
🔷主婦にこそ「定年」を!家事、介護、夫の世話から自由になる、「妻だからら」 「母だから」と自分を縛らないで
「家事のつらさは死ぬまで続く」 この特集は私より夫に読ませたい!

🔷マンガ日本の古典全32巻
歌人には古典文学に強い人が多く私は肩身が狭い。日本史が苦手なのだ。令和になり私は慌てている。マンガなら何とかなりそうだ、32巻は8月中に読めるかもしれない。

秋は家で読書なんてもったいない!特に紅葉の頃は思い切り自然を楽しみたい、そのためには「夏の読書こそよけれ」 である。まずマンガの古典「1」古事記を、「25」奥の細道を読む頃は涼しい風が吹いているかもしない。

🍇まだ熱の下がらぬこの路この先に緑の葡萄の楽園がある

歌誌「未来」の8月号

2019-08-08 15:50:15 | 歌う
今月号の「未来」が届いたのは8月6日、やっと8月号を開くことができた。待ち遠しかったのは「令和」 の歌を読みたかったからである。未来の歌稿は3か月のちに掲載される。8月号は5月15日が締め切り、会員の令和の歌を知りたかったのだ。ところがほとんど見当たらない。選者13名のうち2人だけ、私はじっくり詠んだ作品より鮮度のよいものを発表したくなるのだ。特にブログは新しい話題を心がけている。老人も中年も若い方たちもぜひ読んで頂きたい。

未来8月号の私の歌をご紹介します、令和になった直後の歌です。

冬眠から目ざめたような心地して窓にひろがる新緑が眩しい

平成は一万一千七十日、悲しみ、喜び、怖れ、怒りも

皇后の菜の花色のドレスゆれ我も手をふるテレビを見ながら

泳ぎつつ眠っているのか鯉のぼり令和元年はじまっている

木陰には万葉びとがいるような青葉の道を歩いていたり