歌は世につれ世は歌につれ
人生には、幼少期、少年期、青年期、壮年期、老齢期に分けられます。それぞれの時代ごとに、素晴らしい歌と出会いました。思い出を添えながらブログに、記録として残してみようかと思います。何曲ぐらいになるのでしょう?
歌謡曲、フォークソング、ニューミュージック、ボビュラ-たくさんのジャンルがありますが、令和の曲はアップテンポになり、ついていけないので除きます。
私が幼いときは、敗戦の傷跡が残っていました。実父、義父は、時期はズレますが、両者とも、捕虜としてシベリア抑留されました。
きょうは、義父について語ります。
義父は、満蒙開拓青少年義勇軍に志願しました。対象、年齢は16歳から19歳まです。
義父は、戦争の話しはあまりしませんでしたが、自費出版した書籍、『満蒙開拓青少年義勇軍』納められているセピア色の写真をみると、過酷な生活を送ったことが理解できました。
その本をめくりながら、つい、口ずさむ歌、
その1
『誰か故郷を想わざる』
です。
満州、現在は中華人民共和国黒竜江省にあたり、その地には豆満江という河が流れています。
つぎの光景が目に浮かびます。
豆満江のほとり立ち、前を眺めると、大平原がどこまでも続いています。
厳しい訓練を終えた日暮れどき、地平線に沈む大きな夕日を眺め、故郷をしのび涙を流しながら、仲間と肩組み歌うそんな場面です。
終戦になり、ソ連軍が満州に侵攻、捕虜としてシベリアに抑留されました。
きょうはここまで。
豆満江とは - コトバンク https://kotobank.jp/word/%E8%B1%86%E6%BA%80%E6%B1%9F-105804
満蒙開拓ミニ知識 - 満蒙開拓平和記念館ページ https://www.manmoukinenkan.com/history/
〆のことば
明日はなんとかなると思う愚か者よ。今日でさえ遅すぎる。賢者は昨日もう済ましている
カーリ-・ク-リ