本日も晴天なり!
今朝、6時起床、ポストに朝刊を取りにいき、空を見上げたら、青空の中にぽっかり浮かんだ白い雲、今日も暑くなりそうだ。摂氏何度までいくのかな?どんなに暑くても晴れがいいです。
そして、散歩へ、Go!
日本の貧しくなった原因
今日の朝刊に記事がありました。今までもやもやしていた謎がとけましたので、お読みいただけたら幸いです。
「貧」は「貝を分ける」
「富」は「家の中のたんぼ」
空の下で恵みを分け合うのが「貧」。家の中で米俵をため込む「富」。
豊かさは格差の始まりだね。字をこう解釈すると見えてくる。
加藤登紀子ひらり一言 2022.7.31.朝日新聞朝刊より
令和の日本は、GDP(国内総生産)の数字が、高くありませ。少ないものを配分するので、国民一人当たりの収入が低くなります。日本のGDPは「貝」ということになります。
なぜ、そうなったのでしょうか?
それは、現在の日本には富を産み出す手段を失ったからです。世界第三位のGDPと威張っても、所詮、張り子の虎です。
高度成長期は、オリジナリティあふれた技術があり、改良、改善を重ね、"メイドインジャパン"ブランドで世界を席巻しました。国内にモノを産み出す田があったからこそ国民は豊かになれたのでした。
今はどうか、田消え、オリジナリテ商品を産み出すとができなくなりました。宝の田はなぜ無くなったか、労働力が豊富で人件費が安い国々へ、特に中国へ大中小企業が生産拠点を移してしまったからです。
産業の空洞化が日本に起こり、これ以降今まで、「他力本願」でしか収入得ることができなくなりました。観光業、すなわち、インバウンドが、そのもっともたるものです。観光客の訪日外国人数で、GDPの数字が動くので安定しません。コロナ上陸後、観光業界は壊滅的打撃を受てしまいました。
現在の日本に必要なものは、"メイドインジャパンPART2"を産み出ことです。
一世風靡した日本の優れた技術は中国に受け継がれGDPは日本を抜いて世界第二位になりました。
中国人は、相手より力がないときは、「しぇんしぇい」とへりくだり、力をつけたときは手のひらを返す傾向があります。
文化大革命後、中国経済復興を助けたのは、日本企業でした。また、安い人件費に助けられ、中国工場で生産された製品を日本国内で安く売ることもできました。企業はウィンウィンでしたが、そのあおりをくったのが日本の働く人たちでした。
しかし、コロナ騒動により、流通がズタズタにされ、その結果、海外から国内へと企業の回帰、いい傾向になりそうです。生産できる「田」を作るよい機会が訪れました。
「禍を転じて福と為す」といきたいものです。
〆のことば
”急がず休まず” 星や太陽がゆっくりと、休むことなく運航しているように、人間もまた、急いだり、怠けたりしないで努力を続けていかなければならない ゲーテ